映画『グリード ファストファッション帝国の真実』ファッションを作っているのは誰?資本主義の闇を暴く
演じるイギリスのカリスマ的コメディ俳優、スティーヴ・クーガンは、日焼けした肌と不自然なまでに白く輝く歯という、富裕層特有の外見に近づけるために肌を小麦色に塗り、付け歯を装着して役に臨んだという。
注目キャストが勢ぞろい
またリチャードに負けず劣らずお金に目がない元妻を『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャーが演じるほか、『24アワー・パーティ・ピープル』のシャーリー・ヘンダーソン、Netflixオリジナルシリーズ「セックス・エディケーション」の主演で注目を集めるエイサ・バターフィールドらが出演する。
ファッションを作っているのは誰?
なお『グリード ファストファッション帝国の真実』を手掛けるウィンターボトム監督は、「資本主義の移り変わりと共に、グローバル化が世界をどう変えていったのか。例えばスリランカの縫製工場で働く女性たちや、イギリスのファストファッション業界の企業買収など。これらを架空の人物を通して見ることができるのがこの作品の良さだ。」とコメント。“衣食住”のひとつであるファッションを作っているのは一体誰なのか?資本主義のタブーに切り込んだ本作は、現代の私たちの固定観念を見つめなおす機会を与えてくれるはずだ。