世界最大の言語サービスおよびテクノロジーソリューションプロバイダーとして、グローバル企業をサポートするトランスパーフェクトは、フランスの大手オーディオ・ビジュアル専門サービス「Hiventy (ハイヴェンティ) グループ」を買収したことを発表しました。なお、財務上の取引条件については公開されていません。Hiventyは、35年以上にわたってエンターテインメント業界に対して最高水準のオーディオ・ビジュアル技術ソリューションを提供しています。パリの本社に加えて、ワルシャワ、シンガポール、ホーチミン、カサブランカ、ナイロビ、ラゴスなどの各都市にも拠点を構え、世界各国のクライアントにサービスを提供し、世界中の多くのプロデューサー、ディストリビューター、放送局、メディア企業から信頼できるパートナーとして評価を得ています。トランスパーフェクトにとって、高度なオーディオ・ビジュアルサービスの領域は重要な成長市場です。今回の買収により、グローバルで90以上のレコーディングルームと8つのシアタールームが、同社の完全所有のもと運営されることになり、ポストプロダクション、字幕や吹き替え、音声ガイドの制作能力が大幅に増強されました。また、コンテンツ配信や映像の復元といったサービスがさらに強化されます。Hiventy GroupのCEO、ティエリー・シンデレ氏は次のように述べています。「今回の買収は、 Hiventyの従業員が当社を業界トップのメディアサービスプロバイダーに成長させたことが評価されたものです。この記念すべき日を迎えるにあたり、これまで貢献してくれたすべての従業員に賛辞を述べたいと思います。」Hiventy 戦略・事業開発担当EVP、ベルトラン・シャロン氏もコメントを寄せています。「自分たちよりも規模がはるかに大きく、グローバルで成功しているトランスパーフェクトの一員となることで、新たな市場に参入する機会が得られるだけでなく、会社も従業員も成長するチャンスに恵まれるようになりました。さまざまなビジネス規模に対応できるトランスパーフェクトのグローバルリソースを活用しながら、 Hiventyの取引先やユーザーの皆さまには、引き続きプレミアムなソリューションとサービスを提供しご期待に応えて参ります。」トランスパーフェクトの社長兼CEO、フィル・ショウは次のように述べています。「Hiventyがエンターテインメント業界で確立してきた地位や、手がけてきた輝かしい作品群には、かねてから尊敬の念を抱いていました。Hiventyチームと一緒に働けることを心から歓迎するとともに、これからは双方のクライアントに、ローカリゼーションとポストプロダクションをワンストップで提供できるようになることが楽しみでなりません。」なおトランスパーフェクトは、今回の買収取引における法務に関連して、Baker BottsおよびGide Loyrette Nouelの両法律事務所からサポートを受けています。■ 【Hiventyについて】Hiventyは、エンターテイメント業界において、35年以上にわたって最高水準のオーディオ・ビジュアル技術サービスソリューションを提供しており、世界各国のプロデューサー、配給会社、放送局、メディア企業などから厚い信頼を得ています。ポストプロダクション、ローカリゼーション、映像配信、映画フィルムの復元など、高い技術力を要するオーディオ・ビジュアルの専門サービスを提供しています。同社の提供するサービスは、オーディオ・ビジュアルコンテンツの制作、編集、配信において必要となる全領域をカバーします。たとえば、映像や音声のポストプロダクション、安全な保管場所の確保やメディア資産の管理、映像や音声の復元、字幕や吹き替えの作成、映画産業やテレビ、その他のデジタルプラットフォームに対し、コンテンツをあらゆるファイル形式で提供するサービスを展開しています。こうしたサービスはすべて、安全性に最も優れた環境のもとで提供されます。パリの本社のほか、東ヨーロッパ(ワルシャワ)、アジア(ホーチミン、シンガポール)、アフリカ(ナイロビ、ラゴス、カサブランカ)に支社を開設し、経験豊富なプロジェクトマネージャーや熟練の技術者、最新の機器、あらゆるリクエストに対応したテクニカルソリューションを提供する優秀なIT部門が、現在のHiventyを支えています。同社は、最高水準の品質と、可能な限りの最短納期でサービスを提供すべく努めています。■ 【トランスパーフェクトについて】トランスパーフェクトは、世界最大の言語サービスおよびテクノロジーソリューションプロバイダーとして、グローバル企業をサポートしています。6大陸で100カ所以上の都市に拠点を展開し、世界中のお客様に向けて、200種類以上の言語で幅広いサービスを提供しています。トランスパーフェクトのGlobalLink(R)テクノロジーは、6,000社以上のグローバル企業で採用され、強力かつシンプルな多言語コンテンツ管理を実現しています。品質と顧客サービスに徹底的にこだわるトランスパーフェクトは、ISO 9001およびISO 17100への完全準拠の認証を取得しています。トランスパーフェクトはニューヨークにグローバル本社、ロンドンと香港に地域本社を置いています。詳細については、弊社ウェブサイトwww.transperfect.comをご覧ください。オリジナル版をご覧になる場合はこちらから(英語サイトに遷移します) 【トランスパーフェクト・ジャパン合同会社】所在地:東京都新宿区西新宿6-22-1新宿スクエアタワー27階設立:2013年2月事業内容:翻訳・通訳/Webサイト・ソフトウェア ローカリゼーション/翻訳管理システム(TMS)/多言語デジタルマーケテイング/eラーニング開発とローカリゼーション/動画の字幕と吹替/機械学習用データのアノテーションWebサイト: Facebook: LinkedIn: <お客さまからのお問い合わせ先>トランスパーフェクト・ジャパン合同会社担当:小杉 弘樹(こすぎ ひろき)電話:03-6911-0721E-mail: tokyo@transperfect.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月15日福山市では、市内企業と就労意欲のあるシニアのマッチング機会の拡大のため、シニア向け合同企業説明会を開催します。本説明会は、市内企業における人材確保と、就労意欲のあるシニアの活躍の場づくりをめざす生涯現役促進地域連携事業(厚生労働省委託)の一環として開催するものです。参加は事前予約制となります。日時2022年(令和4年)12月8日(木)10:00~15:00場所福山ニューキャッスルホテル3階光耀の間(広島県福山市三之丸町8-16)主催福山市生涯現役促進地域連携協議会共催広島県協力ハローワーク福山内容・シニア従業員を募集している市内企業約30社の仕事内容や就労条件などの個別説明・ハローワーク福山、ひろしましごと館福山サテライト、はたすて、福山市社会福祉協議会、福山市シルバー人材センター、産業雇用安定センター、福山高等技術専門校、本協議会による相談コーナー対象55歳以上の就労希望者申込期限12月7日(水)までシニア向け合同企業説明会参加者募集! - 福山市ホームページ : 福山市について福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約46万人の拠点都市です。福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、今年築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。福山市ホームページ トップページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月24日Netflixは、オーストラリアのアニメーションスタジオ「アニマル・ロジック」を買収予定であることを公式HPで発表した。同スタジオは1991年にシドニーに本社を設立し、2015年にはカナダのバンクーバーに第2スタジオを設けた。VFX(視覚効果)とアニメ制作に特化しており、『ハッピー フィート』『ガフールの伝説』『LEGO(R)ムービー』シリーズなどのアニメや、『ムーラン・ルージュ』『300<スリーハンドレッド>』『華麗なるギャツビー』などの映画製作に参加してきた。両社は買収前からすでに強固なパートナーシップを築いており、今後配信予定のウェンディ・ロジャース監督のアニメ映画『The Magician’s Elephant』(原題)、ロン・ハワード監督の『The Shrinking of the Treehorns』(原題)を製作することが決まっている。「アニマル・ロジック」のCEOは、「30年間、素晴らしい人たちとともに素晴らしい作品を製作してきました。これは、『アニマル・ロジック』にとって、完璧なネクスト・チャプターです。世界中の視聴者に向けて、多様なコンテンツの製作者たちとともに、斬新で興味を引くようなストーリーを作るという点で、私たちの価値観と想いはNetflixとこれ以上ないほどに一致しています。私たちが培ってきた経験と才能は、すべてのチームに新しい扉を開き、アニメーションにおける新たなレベルの創造性を高めることでしょう」とコメントしている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年07月21日株式会社インターマックス(本社:山梨県、代表取締役社長:今中 大介)は、創業25周年を2023年に迎えるにあたり、企業ロゴと企業スローガンを一新することをお知らせいたします。新ロゴの採用と同時にコーポレートサイトもリニューアルいたしました。コーポレートサイトURL: 新企業ロゴ1新企業ロゴは、創業時にロゴデザインを担当した、代表の今中 大介の実弟である「今中 隆介」氏がディレクションを行い、デザインは「デザイン事務所 mi e ru」が担当しました。2023年には25周年を迎えることもあり、新たにInterMaxバイクブランドの復活なども視野に入れたデザインとしました。<今中 隆介>デザイン事務所r-homeworks代表。兄である今中 大介が 1998年にインターマックスを創立した当初より、CI及び展示会ブース等のデザインに携わってきた。現在は空間プロデュースやプロダクトデザインの枠を超えて、プロジェクト開発などへ活動範囲を拡張している。<デザイン事務所 mi e ru>石川 マサル・渡辺 恵によるデザインスタジオ。それぞれ、クリエイティブの現場で学ぶ。さまざまな「価値」を「見える」カタチに。ブランドアイデンティティ・デザインを軸として東京・秋田で活動中。また、一新したロゴマークに合わせてコーポレートスローガン“Ride Addict”を制定しました。“Ride Addict”とは、自転車を溺愛している人々、すこし乱暴な言い方をすれば、自転車中毒、でしょうか。世界の価値観が大きく変わり、自分の人生、大切な時間を見つめ直す人が増えています。そのような時代背景において自転車に情熱を傾けることは、中毒という言葉とは裏腹に、心身ともに健やかな充足をもたらします。新企業スローガン何より私たちインターマックス自身が、自転車狂“Ride Addict”です。私たちは、自転車を愛する人々に自信を持ってご紹介できる商品を提供することを使命としており、時代に応じた優れた製品と高まる健康志向にフィットしたライフスタイルをお客さまにご提案していく会社です。インターマックスは、自転車を溺愛し、どこまでも走り続ける人を応援します。これからのインターマックスにご期待ください。■株式会社インターマックスについて株式会社インターマックスは、世界最高峰自転車レースであるツール・ド・フランスを日本人プロサイクリストとして初めて走った今中大介により1998年に設立された自転車関連用品の輸入販売を行う商社です。創業以来、国内外の選りすぐりのブランドを皆様にお届けしています。<会社概要>会社名 : 株式会社インターマックス所在地 : 〒400-0211 山梨県南アルプス市上今諏訪634-3代表 : 代表取締役社長 今中 大介設立 : 1998年事業内容: 自転車および自転車部品、用品卸販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月07日今回は@エトラちゃんは見た!さんの投稿をご紹介!「ブラック企業で嫌がらせを受けた話」第5話です。新卒で入社した会社は、パワハラ・セクハラがはびこり、重労働、低賃金でこき使うブラック企業でした。ユズリハさんが入社時に聞いた話と全然違っていて…!?ブラック企業だと気づいたものの…出典:lamire同期のアカネとランチへ出典:lamire「ああいう中年だけにはなりたくなーい!」出典:lamire転職も視野に入れておかないと…
2022年04月12日・LonzaがCodiak社の米国マサチューセッツ州レキシントン工場を買収・運営し、Codiak社のパイプラインを製造する戦略的パートナーとなる・LonzaとCodiak社はエクソソームの製造と特性解析技術に焦点を当てた中核拠点を設立・Lonzaは、Codiak社のハイスループットエクソソーム製造技術の世界的、独占的かつサブライセンス可能な権利を取得・Codiak社は、その臨床段階にあるプログラムのために、約6,500万ドル相当の製造サービスを受け、コアエクソソーム工学とローディングの専門知識を保持する2021年11月2日, バーゼル(スイス)・ケンブリッジ(米国マサチューセッツ州) - 医薬品、バイオテクノロジー、健康食品原料の市場におけるグローバルパートナーであるLonzaは、エクソソームをベースとした治療薬を先駆けて開発する臨床段階のバイオ医薬品企業であるCodiak BioSciences社から、米国マサチューセッツ州レキシントンにあるエクソソーム製造設備を買収したと発表しました。Codiak社は、エクソソーム工学および薬物ローディング技術と同様に、治療薬候補のパイプラインを保持します。Codiak社は、現行の約6,500万ドル相当のcGMP製造サービスを取引の一環として受領します。Lonzaは、エクソソーム製造のためのCodiak社のハイスループットのパフュージョン・ベースのcGMPプロセスに世界的にアクセスし、サブライセンス権を取得します。両社は、エクソソーム製造技術開発のための中核拠点を設立します。当拠点は、両社の強みを活かし、エクソソームの製造・精製・分析の開発を進めるとともに、Lonzaのお客様にエクソソームアッセイやプロセス開発、分析・製造サービスを提供していきます。LonzaのSVP, Head of Cell and Gene TechnologiesであるAlberto Santagostino氏は以下のように述べています。「Codiak BioSciences社との協力体制に高い関心を持っています。エクソソームは先端治療の新たなモダリティとして登場し、バイオ医薬品の次の最前線となる可能性があります。このモダリティの最先端企業の1つであるCodiak社との私たちの協力体制は、この技術を進歩させるための戦略と合致しており、業界全体の進歩を促します。エクソソーム分野の他の顧客と並び、Codiak社への能力提供を約束します」。Codiak BioSciences社のCEOであるDr. Doug Williams氏は以下のように付け加えています。「世界有数の医薬品受託製造開発機構であるLonzaとエクソソームの中核拠点を創設し、Lonzaの能力を活用することで、製造プラットフォームの生産性を加速させ、潜在力を最大限に発揮させます。Codiak社にとって重要なことは、この共同作業は、成長する臨床パイプラインを進めるにつれて、後期臨床およびやがて商業生産の拡大のための能力を強固にします。LonzaがCodiak社の人工エクソソームの製造における先駆的な研究を承認したことを誇りに思うと同時に、私たちの中核拠点が当分野の新基準を打ち立てる助けになることを期待しています。」エクソソームは多くの細胞種から分泌されるナノサイズの膜小胞であり、細胞間情報伝達の役割を果たしています。これらは、早期発見、診断、予後、標的治療に至るまで、様々なアプリケーションにとって臨床的に価値あるツールです。エクソソームプラットフォームのさらなる開発は、細胞および遺伝子治療を利用可能にし、大規模な患者集団に商業的に提供可能とする可能性も有しています。エクソソームの開発はまだ初期段階である一方、エクソソーム関連技術は過去数年で急速に進歩しており、多くの開発者が前臨床または初期臨床段階でのエクソソームベースの治療法の有効性と可能性を実証するために取り組んでいます。Codiak社は、すでに2つの遺伝子操作されたエクソソーム治療薬候補を患者の臨床試験に進めており、2021年の第4四半期中に第3の候補のIND申請が計画されています。この新興分野への投資は、イノベーションを通じて差別化するというLonzaの戦略を反映しています。エクソソームモダリティの開発からmRNAワクチンの工業用生産、バイオ医薬品の製造支援に至るまで、Lonzaは最先端の製造技術で事業を展開し、世界中の患者さんに革新的な新しい治療法を提供できるよう支援しています。Lonzaのエクソソーム関連サービスの詳細については、下記を参照してください。 エクソソームとは【Lonzaについて】Lonzaは、医薬品、バイオテクノロジー、健康食品原料の市場におけるグローバルパートナーとして選ばれています。さまざまな治療に役立つ新しい革新的な医薬品をお届けできるようお客様を支援することで、より健康的な世界の実現に取り組んでいます。私たちは、技術的洞察力と世界クラスの製造、科学的な専門知識、プロセスの卓越性を組み合わせることでこれを実現しています。Lonzaの比類のないほど幅広いサービスや製品により、お客様がヘルスケア分野での製品開発やイノベーションを製品化する際にお役立て頂いております。Lonzaは1897年にスイスアルプスで設立され、現在、5つの大陸で事業を展開しています。約1万5,000人の従業員を擁し、当社の事業だけでなく、事業を展開する地域社会にも有意義な変化をもたらす、高い業績を収めているチームと個々の才能を持った人材によって構成されています。2021年上半期の売上は25億スイスフランで、コア EBITDAは8億4,700万スイスフランでした。詳細は当社ウェブサイト( ) をご覧ください。@LonzaをLinkedInでフォロー@LonzaGroupをTwitterでフォロー【Codiak BioSciences社について】Codiak(ナスダック:COAK)社は、未だ有効な治療方法がない疾患への医療ニーズが高い領域で、幅広い疾患の治療を変革する可能性を秘めた新しいクラスの医薬品であるエクソソームベースの治療薬を先駆けて開発することに焦点を当てた臨床段階のバイオ医薬品企業です。Codiak社は、エクソソームの生物学を自然な細胞間伝達メカニズムとして活用することにより、独自のengEx(TM) プラットホームを開発し、エクソソームの固有の特性を拡張して、新たなエクソソーム治療候補を設計、エンジニアリングおよび製造してきました。Codiak社は、engEx プラットフォームを利用して、腫瘍学、神経腫瘍学、神経学、神経筋疾患および感染症に及ぶ幅広い疾患領域の治療を目的とし設計されたエクソソームの複数のパイプラインを生み出してきました。【追加情報および免責条項】Lonzaグループは、スイスのバーゼルに本社を置き、スイス証券取引所に上場しています。また、シンガポール証券取引所(「SGX-ST」)に二部上場しています。LonzaグループはSGXSTの継続上場条件の対象ではありませんが、引き続きSGXST上場マニュアルの規則217および751の対象となります。本ニュース・リリースの記載事項は、将来の予測に関する記述を含む場合があります。これらの記述は、Lonzaグループの現在の予測と推定に基づいており、これらの予測と推定の達成をLonzaグループが保証するものではありません。投資家の皆さまは、すべての将来の予測に関する記述がリスクと不確かさを含んでおり、全体として制限されていることにご注意ください。本ニュース・リリースに含まれる将来の予測に関する記述は、さまざまな要因により、実際の結果と大きく異なる場合があります。また、Lonzaグループは、法律により要求される場合を除き、本ニュース・リリースに含まれる記述を更新する意図を有するものではなく、また、義務を負うものではありません。本ニュース・リリースは、Lonza Group Ltdが、2021年11月2日(スイス現地時間)に発表したニュース・リリースを日本語に翻訳再編集したものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。【英文ニュース・リリース】Lonza to Acquire Codiak BioSciences Exosomes Manufacturing Facility and Establish a Long-Term Strategic CollaborationForward-Looking Statements (Codiak社)このプレスリリースには、1995年の民事証券訴訟改革法の意味における「将来の見通しに関する記述」が含まれています。これには、とりわけ、当社のengExプラットフォーム、engEx製品候補および人工エクソソームの開発および治療に関する記述が含まれます。また、それらの将来の開発計画、規制当局への申請、データ公開およびそれに関するタイミングを含みます。このプレスリリースに記載されている将来の見通しに関する記述は、将来の出来事に対する経営陣の現在の予想に基づいており、実際の結果が将来の見通しに記載または暗示されているものと大きく異なる可能性がある多くのリスクと不確実性の影響を受けます。これらのリスクと不確実性、およびその他の重要な要因の説明については、実際の結果が将来の見通しに関する記述に含まれているものと異なる可能性があります。2020年12月31日に終了した年度のCodiak社の年次報告書のフォームの10-K「リスク要因」と題したセクション、その後の証券取引委員会への提出内容、およびCodiak社がその後の証券取引委員会に提出する際の潜在的なリスク不確実性およびその他の重要な要因に関する議論をご覧ください。このプレスリリースのすべての情報は、このレポートの日付の時点で最新のものであり、Codiak社は法律で義務付けられていない限り、この情報を更新する義務はありません。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月16日クエンティン・タランティーノが、またひとつL.A.の映画館を買収した。ロスフェリツ地区にある、ヴィスタという歴史ある独立系の映画館だ。ヴィスタはコロナのため、1年以上閉鎖したまま。タランティーノはクリスマス時期あたりに再オープンさせるつもりでいるという。タランティーノは、2007年に、ビバリー・ブルバードにあるニュー・ビバリー・シネマを買収している。ニュー・ビバリーはいつも何かを上映しているわけではなく、イベント的に古い作品をかけることを中心としているが、ヴィスタはリバイバル館ではなく、新しい映画を上映する映画館として経営するようだ。文=猿渡由紀
2021年07月06日春ドラマの中でも、存在感を際立たせている恋愛ドラマ。理想的過ぎないリアルな恋の描写に、「共感の嵐」「癖になる」と大きな反響が集まっています。そこで今日は、いま注目の作品をまとめてピックアップ!共感度の高いラブストーリーを、一緒に振り返っていきましょう。仕事も恋も、SNSに翻弄されがちな現実「着飾る恋には理由があって」キレイに着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロイン・真柴くるみ(川口春奈)が、シェアハウス生活での価値観のぶつかり合いを経て、自分らしく生きる道を取り戻していく“うちキュン”ラブストーリー。SNSの反応や人の目が気になりがちな現代において、シンプルを追求するミニマリスト・藤野駿(横浜流星)がきょとん顔で呟く「そのままでいいのに」「Beforeの方がいいのに」というストレートな言葉が胸を射抜く注目のドラマとなっています。<第7話のあらすじ>(6月1日放送)真柴は「やりたいことは、やれ」という駿のアドバイス通り、以前から気になっていたランプの買い付けをするため、生まれ育った故郷・初島へ向かう。しかしランプ工房の主人に提案を拒否され、真柴は落胆する。そんな中、なぜか祥吾(向井理)が真柴を訪ねて初島にやってきて…。対応に追われる真柴だったが、真柴の母・すみれ(工藤夕貴)は、真柴と祥吾の仲を疑い始める。離婚=別れじゃない、斬新な四角関係が話題「大豆田とわ子と三人の元夫」バツ3の独身社長・大豆田とわ子(松たかこ)が、3人の元夫たち(松田龍平/角田晃広/岡田将生)に振り回されながらも日々奮闘する姿がたまらなく愛おしいロマンティック・コメディー。籍を抜いた後も、とわ子を慕う元夫たち――お互いの良い所も悪い所も深く理解しているからこそ続く不思議な四角関係は、いつしか離婚という言葉のネガティブさを払拭してくれることでしょう。失敗を恐れることなく、「また恋に挑戦してみたい」と思わせてくれる一作です。<第8話のあらすじ>(6月1日放送)しろくまハウジングの買収責任者で“企業買収の悪魔”と呼ばれる人物が、最近親しくなったばかりの大史(オダギリジョー)だと分かり、驚きを隠せないとわ子。ところが、社長のとわ子に退任要求を突きつける一方で、ビジネスとプライベートは別だと言い切る大史。仕事以外では、いままでと変わらずとわ子と親しくしたいという。とわ子もまた、大史と過ごした楽しい時間を忘れられず、その申し出を受けることにするが…。令和の新しい逆襲劇!ルッキズムに反響続々「ブラックシンデレラ」ABEMAの新作オリジナルドラマとして注目を集める本作は、学園一の美男美女を決めるミスコンを舞台に、平凡な女子高生・神谷愛波(莉子)が織り成す切ないラブストーリー。やっとの思いで参加したコンテストの直前、彼女は顔に大きな傷を負ってしまい…。取り巻く世界が一変。御曹司でモデルのワケ有りイケメン・橘圭吾(神尾楓珠)やミステリアスな転校生・島村空(板垣瑞生)、学園一の美女と謳われる百合(愛花)らの複雑な思惑が交錯する中、“本当の美しさ”を模索していく斬新な逆襲劇。学園内に色濃く残るルッキズム=外見主義に果敢に立ち向かう主人公の姿に視聴者からは、「愛波の恋を応援したい!」「自信のない気持ちに共感の嵐」と多く反響が集まっています。<第7話のあらすじ>(6月3日放送)圭吾(神尾楓珠)に「ミスコンに出るの?」と問われた愛波(莉子)は戸惑うが、その2人を百合(愛花)は激しく責め立てる。しかし、そこに杏(円井わん)が登場し、その告白に会場は騒然となる。また、圭吾は愛波にちゃんと気持ちを伝えられない。そんな圭吾の前に空(板垣瑞生)が現れ「これ以上、愛波への気持ちを抑えとかないよ」と告げる。そんな中、香澄慶子(雛形あきこ)は愛波をミスコンに誘うが、百合がまたも愛波の前に立ちふさがり、愛波の気持ちは不安定に揺れる。そんな愛波の前に、空が現れる。最高にキュートな恋の物語「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」仕事熱心だけど自分自身には手を抜きがちなオタク女子・和子(吉川愛)×メーク&ファッションを自由に楽しむジェンダーレスな外見の周(板垣李光人)。お互いの存在を確かめ合うことで少しずつ成長し、2人を取り巻く世界が明るくカラフルに変わっていく、可愛すぎるカップルのラブストーリー。好きな人が自分を認めてくれることが、何よりの力になる――恋愛の有るべき姿を提唱してくれる、純度100%な作品に仕上がっています。<第10話のあらすじ>(6月3日放送)周は芸能事務所社長の奥田(塩野瑛久)から、ささめ(草川拓弥)とのユニット・ユニコーンボーイズでデビューするなら和子と別れるようにと命じられる。ささめは、和子と別れるのかと周を問い詰める。周は、和子と別れるつもりはなく、ユニコーンボーイズも続けたいと正直な思いを話す。しかし、両立させるにはどうすればいいか、周にもまったく分からなかった。一方の和子も、子会社の社長に就任するあさひ(水野美紀)から、一緒に来て新雑誌を立ち上げる仕事をしてほしいと頼まれ…。大切な人の幸せを願うからこそのジレンマ「コントが始まる」結成10年の節目を前に解散の決断を迫られたお笑いトリオ・マクベス(菅田将暉/仲野太賀/神木隆之介)、訳あって会社を辞めざるを得なかった里穂子(有村架純)、その妹でスナック勤務のつむぎ(古川琴音)――ひょんなことから出会い、互いの人生に深く関わっていく彼らの愛あるやり取りに胸を打たれるこのドラマ。互いを想い合うからこそのジレンマに、愛の本質を見ることができるおすすめのドラマです。<第8話のあらすじ>(6月5日放送)久々に瞬太が働く焼き鳥屋を訪れたマクベスのマネージャー・楠木(中村倫也)は、5年前初めて「マクベス」に会ってから、懸命に3人の売り込みをしてきた日々を振り返っていた。コントの構成やネタの選定に至るまで、マクベスと共に必死に過ごしたその時間は楠木にとっても掛け替えのないもので…。しかしそんな日々も、時を重ねるうちに色褪せ、3人との距離は、徐々に広がっていた。一方、つむぎ(古川琴音)が瞬太と付き合っていることをマクベスの3人から聞いた里穂子(有村架純)は、つむぎの引っ越しを間近に控え、些細な言い合いから冷戦状態に突入してしまう…。そして、未だ「マクベス」後の道を何も見つけられない春斗は解散ライブに向け、新たなネタを考えていた。ファミレスで一人、思考を巡らしていると何気ない一言が気になりノートに一行、ある題名を書き込む。そして、酒屋を継ぐため実家に帰る日が多くなった潤平は弓子(木村文乃)ら家族と跡継ぎに対する現実と立ち向かうことになる。そして物語は終盤、残り少なくなったファミレスでのネタ打合せの場所となり…。いよいよ後半戦に突入する春ドラマ――中でも反響の大きな恋愛ドラマまとめでした。気になる恋の行方を、見守ってみてはいかがでしょうか。(text:Yuki Watanabe)
2021年05月31日映画『グリード ファストファッション帝国の真実』が、2021年6月18日(金)にTOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開。監督は、『イン・ディス・ワールド』『グアンタナモ、僕達の見た真実』で、れぞれベルリン国際映画祭で金熊賞、銀熊賞を受賞したマイケル・ウィンターボトムが務める。‟ファストファッションビジネスの闇”を暴くブラックエンターテイメントタイトルに名付けられた「グリード=強欲」の意味を持つ本作は、金と欲がすべての主人公の生活の裏に隠された‟ファストファッションビジネスの闇”を、鋭い視線で暴き出したブラックエンターテイメント。これまで国際問題を扱う作品を手掛けてきたマイケル・ウィンターボトム監督が、イギリスらしい痛烈な風刺とジョークを散りばめながら、経済第一主義の社会への問題提起に挑戦する。フィリップ・グリーンをモデルに物語の主人公であり、ファストファッションのブランド経営で財を成したリチャード・マクリディ役のモデルとなったのは、2020年に破産申請をした「トップショップ(TOPSHOP)」を始めとする複数のファストファッションブランドを保有していたアルカディア・グループのオーナー、フィリップ・グリーン。演じるイギリスのカリスマ的コメディ俳優、スティーヴ・クーガンは、日焼けした肌と不自然なまでに白く輝く歯という、富裕層特有の外見に近づけるために肌を小麦色に塗り、付け歯を装着して役に臨んだという。注目キャストが勢ぞろいまたリチャードに負けず劣らずお金に目がない元妻を『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャーが演じるほか、『24アワー・パーティ・ピープル』のシャーリー・ヘンダーソン、Netflixオリジナルシリーズ「セックス・エディケーション」の主演で注目を集めるエイサ・バターフィールドらが出演する。ファッションを作っているのは誰?なお『グリード ファストファッション帝国の真実』を手掛けるウィンターボトム監督は、「資本主義の移り変わりと共に、グローバル化が世界をどう変えていったのか。例えばスリランカの縫製工場で働く女性たちや、イギリスのファストファッション業界の企業買収など。これらを架空の人物を通して見ることができるのがこの作品の良さだ。」とコメント。“衣食住”のひとつであるファッションを作っているのは一体誰なのか?資本主義のタブーに切り込んだ本作は、現代の私たちの固定観念を見つめなおす機会を与えてくれるはずだ。『グリード ファストファッション帝国の真実』<あらすじ>ギリシャ・ミコノス島。ファストファッションのブランド経営で財を成したリチャード・マクリディの還暦を祝うため、リチャードの元妻サマンサ、息子のフィン、マクリディの母マーガレットを始めとする一家が集結し、パーティーの準備が進められていく。折しもイギリス当局から脱税疑惑や縫製工場の労働問題を追及されたリチャードは、ド派手にショーアップされたこのイベントでかつての威光を取り戻そうと目論む。しかし湯水のように金を使い、傲慢に振る舞うリチャードと、家族や部下、伝記作家との間には不協和音が生じる…。【作品詳細】映画『グリードファストファッション帝国の真実』公開時期:2021年6月18日(金) TOHOシネマズ シャンテ他で全国公開監督&脚本:マイケル・ウィンターボトム出演:スティーヴ・クーガン、アイラ・フィッシャー、シャーリー・ヘンダーソン、エイサ・バターフィールド配給:ツイン
2021年04月03日ファストファッションブランドを経営し、業界トップにまで上り詰めたリチャード・マクリディの栄光と転落を描く映画『グリードファストファッション帝国の真実』の日本公開が決定した。ギリシャ・ミコノス島。ファストファッションのブランド経営で財を成したリチャード・マクリディの還暦を祝うため、リチャードの元妻サマンサ、息子のフィン、マクリディの母マーガレットを始めとする一家が集結し、パーティーの準備が進められていく。折しもイギリス当局から脱税疑惑や縫製工場の労働問題を追及されたリチャードは、ド派手にショーアップされたこのイベントでかつての威光を取り戻そうと目論む。しかし、湯水のように金を使い、傲慢に振る舞うリチャードと、家族や部下、伝記作家との間には不協和音が生じる…。『イン・ディス・ワールド』『グアンタナモ、僕達が見た真実』で国際問題を取り上げ、それぞれベルリン国際映画祭で金熊賞・銀熊賞を受賞したマイケル・ウィンターボトム監督が、今回はユーモアを織り交ぜながら、経済第一主義の社会への問題提起に挑戦。各国の企業が持続可能な開発(SDGs)を取り入れ始めている昨今において「資本主義の移り変わりと共に、グローバル化が世界をどう変えていったのか。例えばスリランカの縫製工場で働く女性たちや、イギリスのファストファッション業界の企業買収など。これらを架空の人物を通して見ることができるのがこの作品の良さだ」とウィンターボトム監督。イギリスらしい痛烈な風刺とウィットに富んだジョークをふんだんに散りばめた本作は、資本主義のタブーを大いに笑い飛ばしながら楽しめる快作となっている。主人公のリチャードのモデルは、昨年、破産申請をした「TOPSHOP」を始めとする複数のファストファッションブランドを保有していたアルカディア・グループのオーナー、フィリップ・グリーン卿。そんな人物を、イギリスのカリスマ的コメディ俳優スティーヴ・クーガンが、日焼けした肌に白く輝く歯…という富裕層特有の外見に近づけるために、肌を小麦色に塗り、付け歯を装着して臨んだ。ウィンターボトム監督作『24アワー・パーティ・ピープル』をきっかけに監督と交流を深め、本作で7度目のタッグとなるスティーヴのほか、リチャードに負けず劣らずお金に目がない元妻を『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャー。『24アワー・パーティ・ピープル』のシャーリー・ヘンダーソン。「セックス・エデュケーション」で注目を集めるエイサ・バターフィールドらが出演している。『グリードファストファッション帝国の真実』は6月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2021年03月04日《休日は彼と一緒に過ごすのが当たり前!常に彼のスケジュールに合わせて生活するようないわゆる恋愛体質のコは微妙……。自分にはない感性や価値観で刺激を与えてくれる相手にこそ魅力を感じるんです》数年前のファッション誌で結婚相手の条件について語るスーツ姿で筋骨隆々のイケメン男性。かなりハイレベルな条件にも見えるが、それもそのはず。彼こそが石原さとみ(33)と将来を誓い合った男性なのだから――。10月1日に結婚を発表した石原。所属事務所によると、相手は一般の男性で、友人夫婦の紹介で出会い、交際に発展したという。日本中を驚かせた突然の結婚発表だが、何よりも注目を集めたのがお相手の素性。国民的女優を射止めた“一般男性”Aさん(33)の経歴は浮世離れしたものだった。「大手電機メーカーでインドやハンガリーなど数カ国の海外赴任を経験した父親の影響で、Aさんも6歳から18歳まで海外で生活していました。英才教育を受け、成績優秀で語学も堪能です。ドイツのインターナショナルスクール卒業後は、東京大学に進学し、サッカーと株式投資をサークルで行っていました。その後は外資系金融機関に入社し、企業買収業務などを担当。クライアントの評価も非常に高いと聞いています」(Aさんの知人)これだけでも驚きだが、“副業”の規模も桁違い!「Aさんは大手エステサロン運営会社や新進気鋭のIT企業といった複数の企業で社外取締役を務めています。また自らを代表とする、太陽光発電やコンサルティング業、タレント育成とマネジメントを目的とした会社も経営しています。本業と合わせて年収は最低でも5千万円はあるでしょう」(前出・Aさんの知人)もはや漫画から飛び出してきたかのようなセレブのAさんだが、おごることは決してないという。別の知人女性は語る。「男女分け隔てなく付き合うし、知らない人にも気軽に話しかける気さくさもあるので友達もとても多い。また高校時代に貧困国に寄付金を送る活動もしており、社会貢献に対する意識も高いです」そんな“完全無欠”のAさんだけに当然、交際相手に求めるレベルも相当なもの。前出のファッション誌では「仕事と私、どっちが大事?と聞いてこない」「自分に接点のない女友達の話題ではなく、時事ネタや仕事の話ができる人」「健康志向は賛成だが、毎日グルテンフリーなどを求められるとキツい」といったさまざまな条件を明かしていた。一般人には“厳しすぎる条件”に思えるが、妻になる石原との相性はぴったりだという。「国民的女優の石原さんですが、ぜいたくはあまりせず、自炊することが多いそうです。常に冷蔵庫の中身は完璧に把握し、余った食材で料理する庶民派な一面も。また非常に勉強家で、役作りのために始めた英会話も通訳いらずで話せるレベルに。飾らない努力家の石原さんにAさんもほれ込んでいるそうです」(石原の知人)令和を代表する“高嶺の夫婦”になりそうだ――。「女性自身」2020年11月3日号 掲載
2020年10月20日TBS系日曜劇場枠では昨年夏に放送された「ノーサイド・ゲーム」を特別編として放送中。5月3日(日)オンエアの第2夜も、主演の大泉洋によるスペシャルナレーションを加えた放送となる。これまでも多くの作品が映像化されてきた池井戸潤の同名小説をドラマ化した本作。物語は大泉さんが演じる大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン・君嶋隼人が、上司が主導する企業買収に異を唱えた結果、本社から府中の工場に左遷され、そこでくすぶっていたラグビーチーム「アストロズ」のGMを兼務することになることから始まる。当初は本社復帰を目指していた君嶋だが、出世の道を絶たれたと知り、君嶋はアストロズとともに再起をかけリーグ優勝を目指すことを決意。そこから君嶋、アストロズの運命は大きく変わっていく…。君嶋が反対したカザマ商事買収案件を進める中心的存在で、自らにたてついた君嶋を左遷した“天敵上司”の滝川桂一郎に上川隆也。君嶋とは大学時代に同級生で、君嶋のラグビー嫌いのきっかけにもなった存在だったが、君嶋からのオファーでアストロズの監督となる柴門琢磨に大谷亮平。ラグビーの才能がありながらも海外リーグで挫折、ラグビーから距離を置いている七尾圭太に眞栄田郷敦。また君嶋を支える妻・真希に松たか子。府中工場の総務部員でアストロズのブレーンともいえる佐倉多英に笹本玲奈。「アストロズ」キャプテンの岸和田徹に高橋光臣。社員として働きながらアストロズでプレイする佐々に林家たま平。ラグビーに思い入れのあるトキワ自動車の社長・島本博に西郷輝彦といったキャストが出演する。「トキワスタジアムを満員にする」と宣言した君嶋、そのための秘策とは!? 働きながらラグビー部も兼ねる選手たちと一般社員との軋轢…ラグビーと距離を置こうとする七尾を君嶋は説得できるのか? 毎回、感動のラストに多くの視聴者が涙した本作。その魅力を凝縮した特別編であの感動をもう1度!「ノーサイド・ゲーム特別編 第2夜」は5月3日(日)20時~TBS系で放送。(笠緒)
2020年05月03日令和初のお正月となる2020年。映画界では、年明け1月6日(月)に第77回ゴールデングローブ賞(※以下GG賞)・結果発表、1月13日(月)深夜に第92回アカデミー賞・ノミネート作品発表、そして1月15日(水)に日本アカデミー賞・優秀賞&新人俳優賞発表と、ワクワクするアワードがめじろ押し。これらの発表と並走し、見ごたえアリの秀作が相次ぎ公開予定となっている。そこで今回は新春を華やかに彩る話題作の中から、洋画/邦画に関係なく「注目の人間ドラマ」を5本ピックアップ。2020年の“映画初め”は、人間ドラマでいこう。(※アワード日程、全て日本時間)スピード&体制に挑んだ男たちの挑戦の実話『フォードvsフェラーリ』マット・デイモンとクリスチャン・ベールがW主演する伝記ドラマ『フォードvsフェラーリ』(1月10日公開)。モータースポーツ界の覇者、フェラーリに挑んだ男たちの挑戦を実話ベースで描いている。企業買収の交渉決裂によって確執を生んだフォードとフェラーリは、後に伝説となった1966年のル・マン24時間耐久レースで激しいバトルを展開する。フォード側で指揮をとるのはスポーツカー製造会社「シェルビー・アメリカン」を率いるキャロル・シェルビー(デイモン)。かつてアストン・マーティンに乗り、アメリカ人として初めてル・マンを制して脚光を浴びたものの、持病の心臓疾患によって引退を余儀なくされた元レーサーだ。そしてハンドルを握るのは、口は悪いが腕はピカ一のイギリス人レーサー、ケン・マイルズ(ベール)。経営する自動車修理工場が資金不足で差し押さえられ、愛する家族のために無謀とも言える挑戦のフロントラインに立ち、最速を目指す――。“スピードの限界”と同時に“フォードの大企業体質”という2つの壁に立ち向かうことになったシェルビーとマイルズ。レースへの情熱を軸に強い信頼関係で結ばれた、2人の胸アツの友情は必見!加えて、当時を再現したル・マン会場を舞台に、時速200マイル(約320km)で疾駆するレーシングカーの臨場感あふれるダイナミックな映像も堪能して欲しい。本作でベールはGG賞(主演男優賞)にノミネートされている。その結果にも乞うご期待!高台の豪邸は、最高の就職先…?『パラサイト 半地下の家族』第72回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞し、GG賞(外国語映画賞&脚本賞)2部門ノミネート、アカデミー賞(国際長編映画賞)候補10作入りが発表されている本作。韓国の名優ソン・ガンホが出演する『パラサイト 半地下の家族』(1月10日)は、サスペンス、アクション、ユーモア…全ての感情を揺さぶる超一級のエンターテインメントだ。過去に度々事業で失敗している父ギテク(ガンホ)、元アスリートの母チュンスク、浪人生の長男ギウ、美大志望の長女ギジョンのキム一家は全員失業中だ。ある日、仕事が見つからないとボヤいていたギウは、エリート大学に通う友人から “ご令嬢の家庭教師”のピンチヒッターを頼まれる。もともとキム一家が暮らしていたのは携帯の電波もトイレの水圧も弱い “半地下住宅”。今回の就職先であるIT企業の経営者パク・ドンイクの自宅は高台の大豪邸で、受験経験だけは豊富なギウはパク家の妻&娘の信頼を獲得していく。貧しいキム一家と裕福なパク一家。本来なら交わることのない彼らの人生が交差した時、生じるのは亀裂か共生への兆しか? 『殺人の追憶』で世界を震撼させた若き才能ポン・ジュノ監督が、ウィットに富んだ語り口で “二極化”と“不平等”を活写した本作。激しくもつれあう悲喜劇がもたらす衝撃にご注意あれ!岩井ワールド全開の初恋と成長の物語『ラストレター』『ラストレター』(1月17日公開)は、『Love Letter』『スワロウテイル』の岩井俊二監督が、松たか子、広瀬すず、庵野秀明、森七菜、神木隆之介、福山雅治ら超豪華キャストの共演でつむぐ珠玉のラブストーリーだ。亡くなった姉の訃報を知らせるために出かけた同窓会で、姉と勘違いされてしまう妹・裕里(松たか子)。そこでかつての初恋の相手・鏡史郎(福山雅治)と再会した裕里は、姉のふりをして鏡史郎と文通を始める。やがて鏡史郎の手紙は亡き姉の娘・鮎美(広瀬すず)の手に渡り、行き交う手紙を媒介に青春時代の淡い恋の思い出が鮮やかに甦ってくるのだが、その回想シーンの姉妹役を現代パートの姉妹それぞれの娘役である広瀬すずと森七菜が演じることで、ある種の非現実感が生まれ、作品にファンタジックな趣を与えている。「手紙」「初恋」「成長」をテーマとする本作は、同じく「手紙」がキーアイテムとなる中山美穂が2役にふんした1995年公開の名作『Love Letter』をほうふつとさせる。その作品で主要人物を演じた中山さん、豊川悦司も今回意外な役柄で登場。強烈なインパクトを放っているのでこちらもお楽しみに!ワイティティ監督が空想のヒトラーに『ジョジョ・ラビット』第二次世界大戦下のドイツを舞台に、10歳の少年ジョジョの奮闘をコミカルに描く社会派ドラマ『ジョジョ・ラビット』(1月17日公開)。GG賞(作品賞&主演男優賞)2部門にノミネート、近年、アカデミー賞に最も近いと言われているトロント国際映画祭(観客賞)を受賞した注目作だ。空想上の友人“アドルフ”に励まされながら、立派な兵士になることを夢見るジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)。しかし素顔は命令されてもウサギを殺すことができない心優しき少年だ。本作は第二次世界大戦下においてナチス政権が青少年集団「ヒトラーユーゲント」で子どもを教化し、戦場へと送り込んだ史実を、戦争の悲惨さと共にジョジョの視点からシニカルな笑いで描いている。そんなジョジョが、自宅の屋根裏に潜んでいたユダヤ人少女と出会い、ほのかな恋心とともに成長していく姿は爽やかな感動を呼ぶだろう。メガホンをとったのは『マイティ・ソーバトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ。監督のみならず、ジョジョのイマジナリーフレンドであるヒトラーをコミカルかつ過激に演じているのでご注目あれ!田中圭がおしゃれな花屋さんに!『mellow』そして最後は田中圭主演、『愛がなんだ』の今泉力哉監督による恋愛群像エンターテインメント『mellow』(1月17日公開)。街で一番おしゃれな花屋と昔ながらのラーメン店を舞台に、少しだけ不器用な人々の様々な片想いが今泉監督のオリジナルストーリーで描かれる。お客様の“相手を想う心”も込めて花束を作る花屋「mellow」の夏目誠一(田中さん)。その店の常連客は近所に住む中学生や人妻などで、夏目の周辺で繰り広げられる、まっすぐでちょっとヘンテコな恋模様にホッコリとさせられる。田中さんは、独身・彼女ナシ「花が恋人」の夏目を好演。その陽だまりのような穏やかなほほ笑みには、登場人物ならずともキュンキュンさせられる。そして夏目が毎日のように通うラーメン屋の先代&二代目店主・木帆(岡崎紗絵)との思いやりにあふれる関係は観る者の胸に温かい燈を灯すことだろう。タイトルになった“mellow”とは、芳醇な果物や円熟した人柄など、物事がまろやかになっている状態のこと。その言葉通り、愛と優しさに満ちた味わい深い本作が物語る、夏目の想いを見届けよう。今回紹介した作品は、熱き友情、社会風刺、恋愛などテイストは異なれど、それぞれのフィールドでひたむきに生きる人々を活写した作品ばかり。そんな登場人物たちの一生懸命な姿を観れば、2020年を充実した年にするヒントが見つかるかもしれません。《text:足立美由紀》(text:Miyuki Adachi)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会フォードvsフェラーリ 2020年1月10日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporationパラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVEDジョジョ・ラビット 2020年1月17日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainmentmellow 2020年1月17日より新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開©2020「mellow」製作委員会
2020年01月03日開館からちょうど10年を迎えた東京・杉並区の公共劇場「座・高円寺」に、新たなレパートリーが加わる。ハロルド・ピンターらと並ぶ現代イギリス演劇を代表する劇作家のひとり、エドワード・ボンドが1980年代に描いた『男たちの中で~In the Company of Men~』。今回が日本初演だ。金が唯一の価値であると言われた時代。権力や企業を巡る闘いに巻き込まれていく6人の男たちを描きながら、「人間的であるとはどういうことか」という思索を促すこの作品は、30年以上のタイムラグを超え、現代ニッポンに生きる観客にも刺さるはず。演出は同劇場芸術監督で、ボンドの長編「戦争戯曲集三部作」を手がけ続ける佐藤信。開幕が間近に迫った本作の狙いや、ボンド作品の魅力を尋ねた。日本ではこれまで3作の上演に留まっている“反骨の劇詩人”エドワード・ボンド。「(ジョン・)オズボーンや(アーノルド・)ウェスカーといった人たちと第2次世界大戦後のイギリスの新しい流れの中で一緒に出てきた作家です。その中では一番過激で検閲に引っかかりそうになったりもしたので、それに怒って、早い時期にメインストリームでの活動を辞めてしまった。だからイギリス演劇では、ずっと傍流なんですよ。でも演劇界に大きな影響を与えている人で、ヨーロッパでは新作を書くたびに上演されています」と佐藤。「暴力を描く挑発的な作家」と揶揄されることも。「戦争戯曲集」に続きボンド作品2作目となる佐藤は、作家の意図をこう分析する。「彼自身、イギリスの社会でいえば一番最下層の階級出身で、現実の暴力性みたいなものを濃く描いているところはある。ただその本質にあるのは、「人間性とは何か?」という問いかけだと思います。つまり、誰もが暴力性から逃れられていない。「それはなぜだ?そこから解放された人間なんていないじゃないか」と。「戦争戯曲集」をやっているときにすごく感じたんですが、ギリギリのところでの人間性を描いているという意味では、非常に演劇的な作家かなと思います。言語にならない部分を言語に追い詰めるというのか。“劇詩人”と呼ばれるように、論理を超えたセリフの飛躍が魅力でもある。演劇のテキスト特有の面白さが伝わるようにというのをピンポイントな目標にして、最後まで磨いていきたいと思っています」。もうひとつ佐藤が惹かれているのは、ボンド作品の先見性だ。「書かれてから30年以上経っていながらすごく先見的だなと思うと同時に、実は僕らの社会ってそこから動いていないんだよって。80年代後半が舞台だと、ITもスマホも出てこない。せいぜいポケベルの時代ですからね(笑)。そこから比べると今ものすごく変わったとみんな思っているけど、本質的には何も変わっていません。この作品で描かれているのは、それまで社会のルールをなしていたものが国家から企業、カンパニーに取って代わられ、それが社会の支配構造の根幹にあるということ。すごく先見的な着目点だと思いますね。社会を告発するとき、あの時代に企業買収を使うというのもすごく面白い。しかも新興のスーパーマーケットチェーンが買収の対象として狙うのは、長く狩りの銃を売っていた老舗企業。食料品と武器と両方売る巨大産業にしようという魂胆(笑)。それって一種のグローバリゼーションの抽象性っていうか、実は売るモノはなんだっていいんだというふうに企業が変わってくる象徴でもありますよね。さらに進むと、そこで何が売られているかは一切問題にしない、つまり株のマネージメントだけでいいんだという発想にもなる。そうなってくると、“金が唯一の価値”と言いながら、お金というのも実はそんなに重要なのかどうか。社会の欲望がどこを向いているかわからない状況を描いているところはすごく先見的といえるし、“ああ、80年代から同じ社会を生きていてまだ結論が出せていないんだ”という意味でも(笑)、僕はすごく惹かれる作品なんです」。増税に伴いキャッシュレス化が推奨され、“お金”に対しての実感が薄れ始めている現代人と『男たちの中で』の男たちは、確実にどこか地続きでつながっていそうだ。そんなリアルな題材を用いながら“劇詩人”は、「リアリズムではなしに」社会を描き出す。演劇でしか生み出しえない世界に、植本純米、下総源太朗、千葉哲也、真那胡敬二、龍昇ら板の上で長年闘ってきた頼れるベテランたちが挑む。「まだちゃんとした翻訳も上がっていないときにお願いしたら、みんな一発で引き受けてくれました。ベテランというのもありますが、僕的には芝居にちゃんと向き合ってくれる真正直な俳優たちを集めたかった。だから稽古場の運営はものすごく楽です。作品に関して納得できないことはみんな絶対黙っていないからうるさいですけど(笑)、どんどん対話しながら、最終的に目指しているところに向かって信頼感を持ってできている。俳優同士がリスペクトしあっていることもすごく感じますね」そこに唯一の若手として加わるのが、中心人物・レナードを演じる松田慎也。さいたまネクスト・シアターで故・蜷川幸雄に育てられた彼は、キャスト中ただひとりオーディションを経ての参加だ。「松田さんはオーディションしてみて、柔軟さを感じました。蜷川さんのところとは作り方も大きく違うけれども、実際、稽古に入ってもすごく柔軟でしたね。まず、稽古初日までにセリフを全部覚えてきてほしいと言いました。蜷川さんのところも覚えてからやるんですが、僕がお願いしたのは、“電話帳を覚えるみたいに機械的に覚えてほしい”と。蜷川さんの場合はセリフを入れると同時に各俳優が自分なりのプランを持って稽古場に持ち込むというのを重要視されていたから、そこはやり方が全然違うんですよね。僕の場合はまず機械的に覚えてから、稽古場で口に出して読みながら周りとの関係性とともに作っていく。実際、松田さんは初日にちゃんと全部覚えてきました。それを見て、オジサンたちがちょっと慌ててましたね(笑)」巨大企業を経営する血のつながらない父・オールドフィールドに認められたいレナードは、その思いを周囲の人々に利用され……。ボンドが30年以上前、既に指し示していた未来とは?その“未来”に今生きる私たちは、男たちの闘いのあとに何を思うだろう。『男たちの中で~In the Company of Men~』は、座・高円寺1にて10月18日(金)から27日(日)まで。取材・文:武田吏都
2019年10月16日大泉洋主演、松たか子、上川隆也、大谷亮平らも出演する日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」。その第9話が9月8日にオンエア。君嶋の前に現れた“真の敵”…“天敵”だったはずの滝川の本心に視聴者から様々な反応が寄せられている。大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマンで出世レースの先頭に立っていたものの、上司が主導する企業買収に異を唱えたことで左遷、低迷するラグビーチーム「アストロズ」のGMとなった君嶋隼人(大泉さん)は、君嶋の妻・真希(松さん)の叱咤激励を受け、大学時代の同期で「アストロズ」の監督となった柴門琢磨(大谷さん)らと共にプラチナリーグでの優勝を目指す。一方、君嶋を左遷した“天敵”上司・滝川桂一郎(上川さん)はカザマ商事の買収まであと一歩のところに迫っていた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トキワ自動車本社では滝川を中心にカザマ商事買収に関する会議が行われていた。経営戦略室長の脇坂(石川禅)は会議のメンバーではない君嶋をこの会議に臨席させる。君嶋がカザマ商事の不正を暴いたことで滝川は子会社に左遷されることになるが、破竹の勢いで勝ち進むアストロズに滝川を追い出した脇坂が君嶋の新たな“天敵”として立ちはだかる。優勝争いを繰り広げるアストロズでは浜畑(廣瀬俊朗)が再びスタメンに復帰。柴門は七尾(眞栄田郷敦)がニュージーランド時代のトラウマから逃れられずにいる限りサイクロンズ戦には出せないと言う。…というのが今回のストーリー。滝川のカザマ商事買収を阻止するため共に戦ってきた脇坂が、今度はアストロズを潰そうとする…この“裏切り”に「脇坂さん、最低な男だったんだ」「上に上がると人ってかわるよねぇ」「滝川常務があっさりと退場したと思ったら、敵は脇坂だった!」など怒りの声が巻き起こる。一方、七尾に代わり試合に出場した浜畑だが負傷してしまう。それでも勝利のために戦い続ける浜畑の姿に「さすが元日本代表キャプテン廣瀬さん。めちゃカッコいいぜ!」「浜畑さんの男気に泣く」といった感動の声が上がる。「こないだの南アフリカのDFみたいな試合」「こないだの南アフリカみたい」といった感想も。さらに滝川がアストロズの試合を観戦、君嶋に本心を語り、君嶋の真の敵を明かす…この逆転に次ぐ逆転にも「この展開は上川さんカッコよすぎてズルい」「滝川さんが、味方になってほしい」という声が上がっている。(笠緒)
2019年09月08日池井戸潤の書き下ろし新作小説を大泉洋主演でドラマ化した日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」。その第7話が8月25日にオンエア。シーズン開幕直前、アストロズを襲った危機…主力選手の引き抜きに君嶋らはどう対峙したのか?視聴者からの反応は!?大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマンだが、上司の企業買収に異を唱えた結果、本社から府中の工場に左遷され低迷するラグビーチーム「アストロズ」のGMを任された君嶋隼人を大泉さんが演じる。君嶋の妻の真希には松たか子、君嶋を左遷した“天敵上司”であり、いまや社長の座を狙う滝川桂一郎に上川隆也。君嶋の大学時代の学友で「アストロズ」監督となった柴門琢磨に大谷亮平。「アストロズ」の主力選手・浜畑譲にラグビー日本代表の廣瀬俊朗。里村亮太に佳久創。海外でのプレー経験がある若手・七尾圭太に眞栄田郷敦。佐々一に林家たま平。宿敵「サイクロンズ」のGM・鍵原誠に松尾諭。柴門を城南大学ラグビー部の監督から更迭した「サイクロンズ」監督・津田三郎に渡辺裕之といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「アストロズ」の弱体化を狙う「サイクロンズ」の津田は主力である浜畑を引き抜こうとするが、浜畑は誘いを固辞する。しかし津田と鍵原は里村にも移籍を打診しており、日本代表でプレーすることを願う里村はサイクロンズに移籍することを決意、アストロズに激震が走る。移籍承諾書を発行しなければ里村は1年間プレイできない。GMの戦略としては承諾書を出さないべきだが…悩んだ君嶋が出した結論は!?というのが今回のストーリー。「まさか里村が移籍するとは」「他チームの弱体化が目的の移籍につぶされなきゃいいけど」「アマチュアだから移籍金とかないのか、サイクロンズに行く気持ちも分かる」など里村の移籍に衝撃を受ける視聴者が続出。よりよい環境でプレーしたいという里村に、今まで育ててきたチームや会社を裏切るのかと憤る君嶋だが、結果承諾書を発行、チームメイトとともに里村に熱いエールを送る。感動のラストに「最初はチームや人間関係のドロドロバラバラな面見せておいて、着地点はスポーツマンらしい所で良かった」「浜畑が里村の胸を叩いたとき、不覚にもグッときた」などの声が続々。また「最終回は彼らの対戦を見ることになるのか」「里村との関係は、サイクロンズとの決戦でのキーポイントになりそう」と里村が今後の展開に深く関わりそうだという意見も多数投稿されていた。(笠緒)
2019年08月25日池井戸潤書き下ろしの同名新作小説を大泉洋主演、松たか子、上川隆也らの出演でドラマ化する「ノーサイド・ゲーム」。その第4話が8月4日オンエア。今回は控えながらチームのために愚直に努力する佐々に君嶋がかけた言葉に感動の声が集まっている。大泉さんが主人公の君嶋隼人を演じ主演、君嶋の妻・真希に松さん、君嶋の“天敵”滝川桂一郎に上川さん、「アストロズ」のアナリストでもある総務部員・佐倉多英に笹本玲奈、君嶋とは大学時代に同級生だったアストロズ監督・柴門琢磨に大谷亮平、君嶋が勤務するトキワ自動車の社長・島本博に西郷輝彦、海外で挫折し日本でビジネスマンとしてやり直そうとする七尾圭太に眞栄田郷敦といったキャストが出演。大泉さん演じる大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン・君嶋隼人は、上司が主導する企業買収に異を唱えた結果、本社から府中の工場に左遷され、低迷するラグビーチーム「アストロズ」のGMを兼務することになる。ラグビーに嫌な思い出がある君嶋は当初、毎年14億もの予算を使いながら弱小チームであるアストロズを廃部にしようと考えるが、部員達の境遇や自分の左遷が滝川の策略だと知り、アストロズを優勝に導こうと決意。大学時代の因縁の存在でもある柴門に声をかけ監督として招聘。アストロズの認知を上げるため地域活動に力を入れるなど地道な努力を重ねた結果、シーズン開幕には1万4千人もの観客が押し寄せる…というのがこれまでの展開。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。プラチナリーグ勝利と集客を滝川に報告する君嶋だが、滝川からは厳しい言葉を浴びせられる。いまのままではプロモーションに限界があると感じた君嶋はビジネス誌に取材してもらうことに。レギュラー選手たちが写真を撮られている脇で、佐々(林家たま平)たち控え選手は雑用をこなしながら自分も取材されたいと闘志を燃やす。だが、取材の情報を知ったサイクロンズのGM・鍵原誠(松尾諭)は雑誌に出稿、記事内容を差し替えさせてしまう。さらに佐々が「府中グリーンカントリークラブ」の責任者・青野(濱津隆之)の機嫌を損ね、9000万もの取引が破談になってしまう…というのが今回のストーリー。実は取引が破談になったのは佐々のせいではなく、逆に青野は佐々の熱意を見てアストロズの試合を観戦する…というラストだった。エース選手と自分の人気の差を感じ、そこに数々の失態が重なって落胆、ラグビー部を辞めようとする佐々に君嶋が「みんな信頼してる。アストロズには君が必要だ」と声をかけ勇気づける…このシーンに「こんな風にちゃんと見てくれる上司に巡り会えて、幸せだね」「一生懸命な佐々さんが報われてよかった」「こつこつ実直に頑張っていたことを認められる話が堪らなく好き」「不器用な人が報われる話って本当に気持ちが入るわ」など感動の声が続々。佐々を演じているのは9代目林家正蔵を父に持つ落語家の林家たま平。ラグビー経験もあるというたま平さんの筋骨隆々に鍛え上げられた肉体にも「佐々くんてこぶ平さん(正蔵さん)のお子さんなの。驚」など驚きの反応が寄せられている。(笠緒)
2019年08月04日池井戸潤書き下ろし新作小説を大泉洋主演でドラマ化する「ノーサイド・ゲーム」の第3話が7月28日オンエア。チームの強化と同時に収益改善にも取り組む君嶋が直面する新たな難問…そして開幕戦。感動のラストに震える視聴者が続出している。大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマンで、上司の企業買収に異を唱えた結果、本社から府中の工場に左遷され、低迷するラグビーチーム「アストロズ」のGMを兼務することになる君嶋隼人に大泉さん。厳しくも愛を持って君嶋を支える妻の真希に松たか子、君嶋を左遷した“天敵上司”で社長の座を狙う滝川桂一郎に上川隆也、君嶋とは大学時代の同級生で「アストロズ」の監督となった柴門琢磨に大谷亮平。ラグビーに詳しい府中工場の総務部員・佐倉多英に笹本玲奈、君嶋の考えに理解を示す「アストロズ」キャプテンの岸和田徹に高橋光臣、トキワ自動車社長・島本博を西郷輝彦がそれぞれ演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話では君嶋がGMとして「アストロズ」の強化だけでなく黒字化にも取り組もうとする。アストロズは観客動員が低いだけでなく、プラチナリーグに参加している企業チームは日本蹴球協会に高額の参加費を払っているが、それに見合うリターンもない。そのことをGM会議で訴えても相手にされず、観客動員の改善のためボランティアなど地域に密着した活動に力を入れようと提案する。しかしその結果、練習にボランティアと選手たちの負担は増え、とうとうボランティアをボイコットする選手が現れ始める。そんななか心身ともに疲弊した岸和田がケガをしてしまう。岸和田は入院先で以前サインボールを渡した少年と再会、少年たちの姿に勇気をもらう。そしてプラチナリーグが開幕を迎える。自分達の活動が集客に結び付くか疑問を抱いていた選手だが、いざ開幕するとスタジアムには大勢の観客が。選手たちの活動はムダではなかった……というラスト。諦めムードの選手たちを大勢の観客が大歓声で迎える…感動的なサプライズラストに、「ドラマァッ!て感じで最後は気持ちが良いわ」「話熱いからラグビーにこれで興味持つ人多そう」など感動の声が多数。またラグビーの様々な“裏側”も丁寧に描く展開に、ラグビー経験者らしきアカウントからの「自分は選手側も経験してるしスタッフ側も経験してるから色々分かる」といった共感の声や、「ラクビーの現状を訴えかけたり、経営や運営の観点にも踏み込んだ視点があり面白い」といった感動の声も寄せられている。(笠緒)
2019年07月28日大泉洋主演で池井戸潤書き下ろしの同名新作小説をドラマ化する新・日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」が7月7日から放送開始。本作がTBS連ドラ初主演となる大泉さんの熱い演技と、ラグビー部員役で出演している廣瀬俊朗、また眞栄田郷敦らに大きな注目が集まっている。本作は大泉さん演じる大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン・君嶋隼人が主人公。君嶋は上司が主導する企業買収に異を唱えた結果、本社から府中の工場に左遷され、低迷するラグビーチーム「アストロズ」のGMを兼務することになる。君嶋を支える妻・真希に松たか子、君嶋を左遷した“天敵上司”であるトキワ自動車の常務取締役営業本部長・滝川桂一郎に上川隆也、府中工場の総務部員・佐倉多英に笹本玲奈、「アストロズ」キャプテンの岸和田徹に高橋光臣、トキワ自動車の社長・島本博に西郷輝彦といった俳優陣が共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トキワ自動車の経営戦略室で働く君嶋が、ある企業の買収を推し進めようとする滝川に異を唱えたことで府中工場の総務部長兼「アストロズ」のGMとなり、早速予算案をまとめようとするがその低迷ぶりと14億もの巨額赤字、そして君嶋自身の“ラグビー嫌い”から廃部を決意。だが部員達の境遇や自分の左遷が滝川の策略だと知った君嶋が「アストロズ」を優勝に導こうと決意する…というのが1話のストーリー。大泉さん初のTBS連ドラ、それも日曜劇場の主演ということで多くの視聴者が注目した第1話。「大泉さんの良いとこが詰まったドラマや…大泉さんの株が爆上がり」「大泉さんの熱演っぷりが素晴らしかった」などの声が上がる。特に終盤のアストロズの部員たちを前に熱く語りかける長ゼリフには「大泉洋の長台詞に引き込まれた」「長ゼリフは心に来るな。聞いてるこっちまで熱くなる」など感動の声が集まっている。また「アストロズ」の部員・浜畑譲で出演している廣瀬俊朗はラグビー日本代表経験もある本物のラガーマンだが、その演技に「廣瀬さん演技上手いな!」などの反応が多数。さらに1話では数シーンの登場だったが七尾圭太役で出演する眞栄田郷敦にも「兄の新田真剣佑君とはまた違った魅力」「役作りで15kg増量は意気込みを感じる」といった投稿が寄せられている。(笠緒)
2019年07月07日池井戸潤原作ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演する新たなキャストが決定。松たか子、上川隆也、八代目中村芝翫が、大泉洋扮する主人公・君嶋隼人を取り巻くキャラクターを演じる。出世の道を絶たれた君嶋の再起をかけた戦いが描かれる本作。女優で歌手の松さんが演じるのは、君嶋の最大の理解者にして“夫を尻に敷く”妻・真希。池井戸作品初参加となった松さんは「池井戸さんの作品は“日々を生きている人に寄り添う”イメージで、コツコツ生きている人の大きな夢を描いたり、現実と理想を一致させてくれる展開が、見る人・読む人の共感を呼ぶのかなぁと思っています。その世界観になじんでいけるように頑張りたいと思います」と意気込み、「真希の言動で旦那さんが一歩踏み出せたりするような、無意識でも補い合えるチームワークを夫婦間・家族間で作れたらいいなと思っています」とコメントしている。また、君嶋が工場に飛ばされる原因となった企業買収先の「カザマ商事」3代目社長・風間有也役を、歌舞伎俳優の芝翫さん。君嶋を府中工場に飛ばし、ことあるごとに君嶋の前に立ちはだかる天敵、トキワ自動車常務取締役営業本部長・滝川桂一郎役を、現在「執事 西園寺の名推理」で“執事”を好演中の上川さんに決定した。大泉さんについて「“音のいい役者さん”」と表現する芝翫さんは、「今回がっちり組んでお芝居ができることで、わたしの中の新しい部分を引き出していただけると楽しみにしております」と共演に期待。上川さんは「大泉さんと現場でご一緒する機会は、これまで一度しかないのですが、画面を通して彼の姿を数限りなく見ている気がします。朗らかな印象が強いですが、今回の役回りはこれまでと一味違う『才気溢れていながら苦悩を強いられる役回り』で、わたしはその苦悩を強いる男・滝川を演じます。今までにない新鮮味を覚えています」と語り、「滝川を演じるにあたり、小細工せずにいけたらと思います。“企みながら企まない”というようなアプローチで臨みたいと考えています」とコメントしている。「ノーサイド・ゲーム」は7月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年06月08日7月スタートの新・日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」の主演・大泉洋が、先日クランクインを迎え、初日の感想を明かした。本作は、6月13日(木)にダイヤモンド社から刊行される池井戸潤書き下ろしの同名新作小説が原作。左遷された男が低迷するラグビー部と共に、再起を目指す物語を描く。大泉さんが演じるのは、大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン・君嶋隼人。出世レースの先頭に立ち、幹部候補とまで言われていたが、上司が主導する企業買収に異を唱えた結果、本社から府中工場に飛ばされてしまい、しかも低迷するトキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーとの兼務まですることに――。そんな大泉さんが、今回クランクインし最初に撮影したのは、トキワ自動車の本社がある設定の丸の内界隈を歩くシーン。異動が決まった君嶋は、肩を落とす…。撮影が行われたのは、休日の早朝。約300人のエキストラが集まり、休日とは思えない、まるでオフィスタイムのような喧騒を再現。そんな光景に大泉さんも「早朝からとんでもない数のエキストラがいらっしゃってました。演出の福澤さんらしい大変豪華な迫力のある映像と、エキストラの数はやっぱスゴイなと思いました」と驚いた様子。大泉さんとエキストラは、カメラの位置や角度を変えて撮影するため、一定の距離を何度も歩いた。また、大泉さんは「先日の顔合わせのときに福澤さんが『日曜のよる9時にこの「ノーサイド・ゲーム」を見て日本国民に元気になってほしいんだ』と仰っていて、その言葉がすごくしっくりきました。そういう大きな使命をもって私もこのドラマに挑もうと思いましたよ。私たちはこの『ノーサイド・ゲーム』で日本国民を元気にします!(笑)」と改めてこれからの撮影に力を入れた。W杯の日本開催でラグビーにますます注目が集まる中、出世の道を絶たれた男の再起をかけた戦いに期待したい。「ノーサイド・ゲーム」は7月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年06月06日Netflixがハリウッドの歴史的映画館として知られる「エジプシャン・シアター」の買収に向け、交渉に入っているという。「The Hollywood Reporter」などが報じた。「エジプシャン・シアター」は、1922年にハリウッドで初めてプレミア試写会(アラン・ドワン監督の『ロビン・フッド』)が行われた劇場。1998年から現在まで同シアターを所有しているのは、非営利団体の「アメリカン・シネマテーク」で、これまで古く貴重な映画の上映やアーカイブ、イベントを行ってきた。Netflixが買収後も、「アメリカン・シネマテーク」は週末に映画上映やイベンド開催などを続け、Netflixは平日に自社のオリジナル作品の上映を行う、という方向で交渉が進んでいるとのこと。Netflixは劇場運営ビジネスに参入する意図はないという。メリットとみられるのは、自社の作品をオスカーに出品する際に必要な「劇場上映」の場所や期間の確保が簡単になること、財政難だといわれる「アメリカン・シネマテーク」を助けることになり、彼らもより充実したプログラムを組むことができるということか。「エジプシャン・シアター」の長期的な安定経営も予想され、映画業界への貢献にもなる。なお、Netflixは「エジプシャン・シアター」を買収後、ほかの映画館でもNetflix作品の上映を続けるという。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年04月11日大泉洋が、7月期のTBS日曜劇場で池井戸潤作品に初出演。左遷された男が低迷する社会人ラグビー部の再起に挑む「ノーサイド」(仮)で主演を務める。現在公開中の『七つの会議』をはじめ、「半沢直樹」「陸王」「下町ロケット」などの原作で知られる池井戸氏の夏刊行予定の新作を日曜劇場で映像化。主演を務めるのは、映画・舞台・ドラマなど様々な作品での活躍と多才ぶりで知られる大泉洋。TBS連続ドラマは初主演となる。また、これまで大泉さんが所属する演劇ユニット「TEAM NACS」では安田顕や森崎博之が「下町ロケット」に、戸次重幸が同作や「花咲舞が黙ってない」に、音尾琢真が『七つの会議』や「陸王」などに出演してきたが、今回“最後のひとり”大泉さんが満を持して池井戸作品と初タッグを組む。■中堅サラリーマンが左遷先で出会ったのは低迷するラグビーチーム演じるのは、大手メーカー「トキワ発動機」の中堅サラリーマン・君嶋隼人。出世レースの先頭に立ち、幹部候補とまで言われていたが、上司が主導する企業買収に異を唱えたことで左遷。地方の工場に総務部長として赴任、さらにトキワ発動機ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼任するよう命じられる。かつては強豪チームだったが、いまでは成績不振にあえいでいる「アストロズ」。ラグビーの知識も、経験もない君嶋にチーム再建という重荷が課せられる。低迷するラグビーチームと出世の道を絶たれた男の、再起をかけた闘いが始まる!■大泉洋、初の池井戸作品を「全身全霊で演じたい」「今まで放送されてきた、数々の池井戸作品のファンでありましたので、その池井戸さんの新作ドラマで、主演させていただくのはとても嬉しく、光栄であります」と大泉さん。「大きなプレッシャーも感じていますが、『99年の愛~JAPANESE AMERICANS~』『LEADERS ll』でもご一緒させていただき、全幅の信頼を寄せる福澤(克雄)組と一緒にこの君嶋という役を全身全霊で演じたいと思います。そして日本でラグビーのワールドカップが開催されるという年に書きおろされる池井戸さんのラグビーを題材にした新作を読者として、純粋に楽しみにもしています。絶対面白いでしょ!!」と自身でも楽しみにしている様子。また、「『TEAM NACS』というすごい集団といつか仕事をしたい」と思っていたというプロデューサーの伊與田英徳氏は、約5年越しに念願かなって大泉さんと組めることに「ワクワクしております」と語る。「池井戸さんと大泉洋さんの新しい出会いから奏でられるエネルギーが、どんなドラマになるのか、今から楽しみです」と明かしている。日曜劇場「ノーサイド」(仮)は7月より毎週日曜21時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年02月18日FOXを買収するディズニーが、『デッドプール』をはじめとしたマーベル映画ファンにうれしい“約束”を発表した。『デッドプール』、『LOGAN/ローガン』のようなR指定の大人向けマーベル映画を作り続けると明言したという。「Variety」誌などによると、火曜日(現地時間)、ディズニーのCEOボブ・アイガーが投資家を集めた収支報告会で「そういった(R指定の映画の)ビジネスは、続けていきます。その手のタイプの映画は、とても人気がありますから」と発言。ただし、観客を困惑させることのないように、R指定の映画に対するブランド戦略は慎重に行うとも語っており、通常のマーベルまたはディズニーのブランド名で製作しない可能性をにおわせた。また、今年開始予定のディズニー独自のストリーミング配信サービス「Disney+」において、『デッドプール』や『デッドプール2』の配信を行うかについては語られなかった。ディズニーといえばクリーンでファミリー向けというイメージがあるため、FOXが買収された後の『デッドプール』がどうなるかとやきもきしたファンも多かったようだ。これまでの雰囲気や大人向け路線が変わらないことに「一安心」との声が多く上がっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2019年02月06日2019年5月17日公開の映画『コンフィデンスマンJP』のファンミーティングが19日、都内で行われ、小手伸也、織田梨沙、田中亮監督が登壇した。本作は、数々のヒット作を手掛けている脚本家・古沢良太のオリジナル作品をテレビドラマ化し、今年4~6月にフジテレビ系で放送された月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』の劇場版。コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、小心者のボクちゃん(東出昌大)、その2人と行動をともにするリチャード(小日向文世)らがあらゆる手段を使って金をだまし取る物語で、劇場版では香港を舞台に、すべてがスケールアップして描かれる。この日行われたイベントには、腕利きのコンフィデンスマン・五十嵐役を演じて話題を集めた小手伸也と田中亮監督が登壇。五十嵐役に続いて現在放映中のドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)では織田裕二扮する敏腕弁護士のライバル弁護士を熱演している小手は「今年はドラマが4本、CMがWEBを含めると3本、バラエティーが17本と去年からは考えられない動きです」と多忙ぶりで、「その度にSNSで『五十嵐が高校に潜入している』とか『五十嵐が企業買収を解説している』とか、『SUITS/スーツ』でも五十嵐に見えると言われています。『コンフィデンスマンJP』の風評被害ですよ」と笑いを誘いつつ、「いろいろ経験を積ませていただき、その最中の映画の撮影でしたから、だいぶパワーアップしていると思います」と劇場版をアピールした。イベントの途中からは、劇場版では100人の応募者からオーディションでダー子の弟子・モナコ役を射止めた織田梨沙が登壇。主演の長澤や東出、小日向といった芸達者なキャスト陣を前に体当たりの演技を披露した織田は「すごく貴重な経験でした。役としてももちろんですが、人としてもいい方々でしたので、色んなことを学ばせてもらったり刺激をいただきました」と共演者に感謝の言葉。そんな織田について小手は「あっという間に3人に溶け込んで、俺に対してのいじり方も一緒だったんですよ」と不満顔も、「すぐに現場の空気に溶け込み、お芝居をすることをすごく楽しんでやられる方なので、一緒に楽しめたのが大きいですね。本当のシンデレラガールが登場した以上、シンデレラおじさん的には立場が怪しいですよ(笑)」と話していた。映画『コンフィデンスマンJP』は、5月17日より全国公開。
2018年12月20日綾野剛を主演に迎えてドラマ化される「ハゲタカ」。この度、綾野さんの前に最強の敵として立ちはだかるホテルウーマンに沢尻エリカが決定、芸能生活20年という節目の年にこれまでにない役柄に挑戦する。■連続ドラマ「ハゲタカ」とは…真山仁による原作小説は、伝説の“企業買収者”鷲津政彦が、不良債権を抱えた大銀行や経営不振の名門企業へ次々と買収劇を仕掛け、“ハゲタカ”と激しいバッシングを受けながらも鮮やかに勝利していく様を描いたベストセラー作品。対象企業を誰よりも徹底的に調べ上げ、丸裸にし、闘いに挑む――。そんな圧倒的なカリスマ性で突き進んでいく、ダークヒーローともいえる“買収のスペシャリスト”鷲津を演じるのが、6月30日(土)より主演映画『パンク侍、斬られて候』の公開も控える綾野さんだ。■しなやかでタフ、冷静沈着なホテルウーマンに!テレビ朝日系連続ドラマ初出演となる沢尻さんが今作で演じるのは、ホテルウーマン・松平貴子。日光にある名門ホテル「日光みやびホテル」のオーナー一家に生まれながらも、大学卒業後は、東京にある大手外資ホテルでフロントマネージャーを務めていたところに鷲津と出会う。不思議な縁で結ばれた貴子と鷲津は、後日意外な場所で再会。そして物語全編を通じて、買収者・鷲津の最強の敵へと成長していくことに。若いながらも冷静沈着なホテルウーマンとして、タフに鷲津と渡り合うしなやかなで、ぶれない芯を持つ女性・貴子を、沢尻さんがどのように体現するのか。強く美しい女性の活躍を目にすることができそう。■「お芝居に貪欲」3度目の共演・綾野剛との新たな化学反応に期待主演の綾野さんと沢尻さんは、今作が実に3度目の共演。2012年に公開された映画『ヘルタースケルター』では激しいラブシーンもあり、2015年公開の映画『新宿スワン』では歌舞伎町のスカウトマンと彼を「王子さま」と慕う風俗嬢と、いずれも観客に強烈なインパクトを与える役どころだった。今作では一転、企業買収者とホテルウーマンという、まったく違った関係性を演じることになる。沢尻さん自身は、綾野さんについて「すごくお芝居に貪欲な方。作品ごとに現場での雰囲気も全然違うんです。役者としても素晴らしい方なので、尊敬しています」とコメント。「『みんなで作品を作っていこう』という意識がすごく高いので、綾野さんに任せて、それについて行きます!」と断言する。また、「今回はこれまでにないくらい真面目な役どころなので、最初のシーンでは逆に2人で恥ずかしくなってしまったりして…」と、これまでの作品とは一線を画す役どころに戸惑いつつも、新鮮な気持ちで作品に向き合っている様子。「いままで表現したことのないお芝居や掛け合いが多いので、いい緊張感もありつつ、とても新鮮な気持ちでご一緒しています」と語っており、2人が本作が起こす新たな化学反応に期待が高まる。■芸能生活20年!その節目の年に新たな役柄に挑戦する沢尻さんの思いとは…今年、小学生から始めた芸能生活の20年を迎えた沢尻さん。そんな節目となるこの年に、これまでにない役柄に挑むことについて、「これまでは人間味があったり、破天荒だったり、という役柄が多かったので、『ハゲタカ』はわたしにとって珍しいテイストの作品。まさに新たな一歩という気がしています」と大きな期待感を表明、「とてもやりがいを感じている」と言う。「実はいまでも新人の頃のような感覚を持っている部分も…。緊張もしますし、奥深いな、っていつも思っています」と語る沢尻さん。「歳を重ねるにつれて表現の仕方も変わり、演じられる役も変化してきました。今作での貴子という役もいまだからこそ演じられる役だと思います。精一杯この作品に染まっていいドラマを作っていけたら」と意気込む。沢尻さんが女優として向かう新たな大きな一歩に、引き続き注目していて。木曜ドラマ「ハゲタカ」は7月より毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年06月04日綾野剛がテレビ朝日で連続ドラマ初主演を務める「ハゲタカ」が、5月初旬にクランクインを迎えた。貴重な撮影現場にシネマカフェが潜入、綾野さんからみなぎるメッセージをもらった。「ハゲタカ」は累計230万部を超える真山仁による同名原作を、「相棒」シリーズで知られる和泉聖治が演出を務め、綾野さんが腐った組織のトップを叩きのめす“企業買収者”の主人公・鷲津政彦を演じるドラマ。腐敗した企業や日本経済界へ大胆にメスを入れ、次々と革命を起こしていく鷲津の姿は、さながらダークヒーロー的に映るかもしれない。綾野剛が、大勢のエキストラ&報道陣に気配りこの日は、オープニングの一場面を撮るため、スーツ姿の大勢のエキストラが某オフィスビル前に集結。彼らが力なく一方向に歩く中、綾野さん演じる鷲津のみ、逆行して真っすぐに歩いて行く、というシーンだ。綾野さんが実際に歩く前、「スタンドイン」と呼ばれる立ち位置を確認するため、代わりの男性が現場に入る。和泉監督らが「もう少し早く」「こっち側に歩いて」など、エキストラにも細かく指示を出し、全体の構図を整えていく。その様子を、綾野さんは静かに、しかし注意深く見守っていた。いざ出番となると、黒いスーツに黒ネクタイ、眼鏡姿という鷲津の衣装に身を包んだ綾野さんが現場に降り立った。たくさんのエキストラに向かって、「よろしくお願いします!」と大きな声で挨拶を行う姿が頼もしい。本場面に台詞はない。歩くという行為のみで、鷲津の人となりやカリスマ性を表現しなければいけない難しいシーンだが、綾野さんの立ち姿は堂々たるもの。何かに怒っているのか、不信感があるのか、鋭い眼差しが光る。そんな鷲津の表情には、和泉監督も納得の笑みを浮かべたようだった。様々な角度から同じ場面を撮るため、カメラの位置を変えるタイミングで、報道陣の元にひょっこり顔を見せてくれた綾野さん。自身も汗をぬぐいながら、「おはようございます、暑い中ありがとうございます!いっぱい撮ってくださいね。頑張ります」と、鷲津のキリッとした佇まいからは一変、チャーミングな笑顔をのぞかせ、場を和ませることを忘れない気遣いすら見せる。オファーに本音「喜びと不安が入り混じったようなカオスな状態」さらに、この日、囲み取材の予定はなかったが、フォトセッションに応じた後、綾野さんは投げかけた質問に答えてくれるという嬉しいサプライズを。クランクインという特別な日について、綾野さんは「和泉聖治監督が生み出すブルーの空間、和泉ブルーの中に入れた、存在できたのは、すっごくうれしかったです。しびれました」と満面の笑み。「それなりに冷静を装ったつもりだったんですけど、チェックで(モニターを)見るとニヤッとしてしまうので、始めは行かずにしていました」と本音を明かしつつ、「これからいよいよ始まるところで、一切引かずに攻めていかなければいけないんだな、という思いでいっぱいです」と、熱い想いを語った。また、オファーを受けたときの気持ちを聞けば、「素直に喜びと不安が入り混じったようなカオスな状態でした。初めてテレビ朝日さんで主演をやらせていただくので、自分を抜擢してくださったことに対して、きちんと答えたいなと。今までにない鷲津像、僕自身もとんでもない壁に挑まないといけないので、ひとりで作らずに全員で『ハゲタカ』という世界を作っていけたらいいなと思っています」と意気込む。綾野さんが、どういった鷲津を作り上げるのか、期待が募る。木曜ドラマ「ハゲタカ」はテレビ朝日系列にて、7月よりスタート。(cinamacafe.net)
2018年05月16日7月のテレビ朝日系“木曜ドラマ”は、綾野剛主演の「ハゲタカ」を放送することが決定。真山仁による「ハゲタカ」「ハゲタカII」を原作に、綾野さん演じる“最強の企業買収者”と日本を震撼させた男が、腐敗した企業、そして日本経済界へ大胆に、かつ痛快にメスを入れ、次々と革命を起こしていく。■原作は累計230万部を記録した大ヒット小説!ドラマでは2018年の鷲津の姿も2004年に刊行された真山氏の小説「ハゲタカ」は、バブル崩壊後の1997年、“失われた10年”の渦中にあった日本に突如として現れた外資ファンド代表の鷲津政彦が、“ハゲタカ”と激しいバッシングを受けながらも、不良債権を抱えた“大銀行”や経営不振の“名門企業”へ次々と買収劇を仕掛け、鮮やかに勝利していく様を描いた。今回ドラマ化するのは、「相棒」シリーズなどを手掛ける和泉聖治監督。本作では、平成と共に生きた鷲津政彦の軌跡、特にその20年のときを、1クールの中でスピード感を持ってダイナミックに描いていくほか、原作小説で描かれた壮絶な企業買収の物語に加え、鷲津の“現在”を真山氏が今回のドラマ化のために書き下ろした原案をもとにドラマオリジナルとなるエピソードも展開する。■綾野剛、テレビ朝日連ドラ初主演!そんな主人公・鷲津政彦を演じるのは、「コウノドリ」『新宿スワン』『亜人』などに出演し、テレビ朝日連続ドラマ初主演となる綾野さん。「ホライズンジャパン・パートナーズ」を設立し、企業を食い荒らす“ハゲタカ”と日本中からバッシングを浴びながらも、大手銀行や日本のリーディングカンパニーを相手に大胆で圧倒的な買収劇を次々と仕掛け、莫大な利益を上げていく。そこに隠された彼の本当の目的とは…。綾野さんは、「過去最大の難関に立ち向かおうとしています。一筋縄ではいかないハゲタカに挑むのですから」と胸中を明かし、「この作品が皆様にとって、明日への活力、生きる希望へと繋がるよう、チームハゲタカは和泉聖治監督、スタッフ、キャストと共に挑戦し続け『現状維持は後退である』を信念に、最後まで攻めの姿勢で戦い抜きます。難関は越える為にある」とコメントしている。■原作者・真山氏からコメント到着平成の30年が終わろうとしている。拙著「ハゲタカ」は、平成という時代の申し子のように、苦悩の時代を描くことになった。バブル経済崩壊のトリガーとなった89年(平成元年)から、日本社会の崩壊は始まり、今なお立ち直れずにいる。我々はそれを止める術を見つけられず、未曾有の混沌と絶望の渦の中で、耐えるしかなかった。それでも我々は、「自分たちが幸せになるために何が必要なのか」を考え続けた。カネか、愛か、安定か、それとも未来への希望か…。「ハゲタカ」の登場人物たちは、日本人の誇りの復活を叫び、希望を追い求めた。その葛藤の記録が、映像化される。それは、平成時代を締めくくるための必然なのだ。木曜ドラマ「ハゲタカ」は7月より毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2018年05月16日14日(現地時間)、ウォルト・ディズニー・カンパニーが21世紀フォックスの映画・テレビ事業を524億ドル(約6兆円)で買収することを同社の公式サイトで発表した。映画・テレビファンが注目したい点は、これによりディズニーが21世紀フォックスの傘下の20世紀フォックスが手掛けた『X-MEN』、『デッドプール』、『アバター』などの大ヒット映画シリーズの所有権、フォックス・サーチライト・ピクチャーズの『グランド・ブタペスト・ホテル』、フォックス2000・ピクチャーズの『ドリーム』など、錚々たる作品の権利を手にすることだ。テレビに関しては長寿アニメの「ザ・シンプソンズ」、「モダン・ファミリー」、「THIS IS US 36歳、これから」など世界で人気を集める作品がディズニーに仲間入りする。また、ケーブルチャンネルのFXやナショナル・ジオグラフィックも取得。ストリーミング配信サービスのHuluの60%の株式も所有するという大幅な変化が生まれる。一方、21世紀フォックスは、ディズニーが買収の対象としない残ったニュースチャンネルのフォックス・ニュース、スポーツチャンネルのFS1、FS2などの事業をスピンオフし、経営を存続する。(Hiromi Kaku)
2017年12月15日*画像はイメージです:昨今大手企業の不正行為が相次いで発覚しています。いずれも日本を代表する企業であるだけに、その影響は計り知れないものがあります。一連の不正は、会社内で「当たり前」のような状態となっていた模様。それを見かねた一部の勇気ある社員が内部告発をしたことで、不正が明るみに出たようです。 ■意外と知られていない「内部告発」の方法自分の働いている会社の不正を告発することは、自らの首を絞めかねない行為。ほとんどの人が「見て見ぬふり」をしてしまうことでしょう。しかし、正義感などから、やはり「内部告発に踏み切るべきだ」と考える人もいるはず。この場合、周りの社員にバレないよう、密かに行動する必要があることは、皆さんご存知のとおりです。その一方で、「どこに、どうやって」告発をすれば良いのかは、あまり知られていません。仮に企業の不正を内部告発する場合、どのように進めれば良いのでしょうか?星野・長塚・木川法律事務所の木川雅博弁護士に解説していただきました。 ■内部告発はどのように行う?「最近も、性能データ数値、リコール件数、決算資料等の改ざん・ごまかしなどの企業の不正に関する報道が相次いでいます。従業員からの内部告発によって企業の不正や不祥事が明るみに出ることがありますが、原則として内部告発は実名で行うことになっているため、告発による不利益や報復をおそれてしまう方も多いかもしれません。そこで、実際に内部告発をしたいと思った場合にはどうすればよいかについて、制度を含めて簡単にお伝えしたいと思います」(木川弁護士) ■公益通報者保護制度(内部通報者保護制度)の存在「公益通報者保護法上の公益通報は、労働者が、不正目的ではなく、会社や役員・従業員等について生じている(まさに生じようとしている場合も含む)法令違反(コンプライアンス違反)行為を会社や外部に通報することです。公益通報者保護法や裁判例上、通報した人に対して降格・異動・解雇等の不利益行為を行ってはならないとされており、企業内の不祥事を発見した従業員が通報しやすくなっています」(木川弁護士) ■実際に内部告発をするときはどうしたらよいか「とはいえ、実際には不祥事が組織ぐるみで行われている場合などでは通報者に対する退職勧奨や不利益取扱いが行われてきたこともあります。法律は当事者間で紛争になってから守ってくれるものですので、事実上、不利益な扱いを受けない保証はありません。公益通報者保護法違反に対する罰則がないことも問題視されています。そこで、通報を検討している方が取り得る方法は2つあり、1つは匿名で通報をすることです。匿名通報は公益通報者保護法上の保護の対象になりませんが、理由のない不利益取扱いを受けた場合は裁判で争うことが可能できます。上司や会社を信用できない場合に様子見として会社上層部または外部に通報してみるのもいいかもしれません。そして、もう1つはその会社に見切りをつけて堂々と実名で通報を行うことです。昔とは違い、不正は明るみになりやすくなっていますのでその会社でキャリアを積んでも水の泡になる可能性が大いにあります。そのような会社は、残業代が払われないなど既に自分が被害を被っている場合がありますので、タイミングとコストを考慮して通報を行うのがよいでしょう。どこに、どのタイミングで通報するかについて迷われた場合は、第三者委員会や弁護士会の公益通報相談窓口へ相談するとよいです。結局、公益通報を行うこと自体によるメリットがない上、公益通報者保護法違反に罰則もなく、しかも、むしろ不利益取扱いを受けるリスクを背負うだけという点がネックだと思います。法改正もさることながら、どうしても社内での自浄作用が働かない場合には通報も選択肢の1つとして考えるような法令遵守行為が礼賛されるような社会になることを願います」(木川弁護士) 現状内部告発を行う場合は、会社からの不利益取扱いなどを受ける可能性があるようです。自分を守るためにも、告発の前に弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。 *取材協力弁護士:木川雅博 (星野・長塚・木川法律事務所。通信会社法務・安全衛生部門勤務を経て、星野・長塚・木川法律事務所に所属。破産・再生・債務整理を得意とする。趣味は料理、ランニング)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)【画像】イメージです* NOBUHIRO ASADA / Shutterstock
2017年11月13日