くらし情報『舞台『近松心中物語』田中哲司・松田龍平らが出演、男女二組の恋物語を長塚圭史の演出で』

舞台『近松心中物語』田中哲司・松田龍平らが出演、男女二組の恋物語を長塚圭史の演出で

また、石倉三郎や朝海ひかるといったベテラン俳優も参戦。『近松心中物語』は、これまで50人規模のキャストで上演されてきた戯曲だが、今回は19人の出演者が複数の役を演じ分けて上演する。

演出はKAAT神奈川芸術劇場芸術監督の長塚圭史
演出は、2021年にKAAT神奈川芸術劇場芸術監督に就任した長塚圭史が担当。音楽は、2020年にデビュー30周年を迎えたラップグループ・スチャダラパーが手掛ける。ラップと現代演劇の金字塔『近松心中物語』という異色の組み合わせにも高い期待が募る。

『近松心中物語』<あらすじ>
元禄時代、大阪・新町(遊郭街)。
真面目な飛脚宿亀屋の養子・忠兵衛は、新町の遊女・梅川に出会い、互いに一目で恋に落ちる。
梅川に、さるお大尽からの身請け話が持ち上がる。

金に困った忠兵衛は、幼馴染みの古道具商傘屋の婿養子・与兵衛に金を借りにいく。与兵衛が快く貸してくれた50両で、梅川の身請けの手付金を払い安堵する忠兵衛と梅川の元に、大尽からの身請けの後金300両が届いてしまう。一方お人よしで心優しい与兵衛は、与兵衛に恋い焦がれる女房のお亀、舅姑とともに、大店の婿養子として身の置き所のない想いを抱いて暮らしていたのだった。

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