【連載】失敗しない部屋の模様替え!狭い部屋が広く見える家具選びのポイント
逆に、ホテルなどの商業施設の壁や天井に茶色や濃い色が多いのは、「収縮=締まって見える」効果を狙い、広い空間がぼやけないようにしているのです。
家具の色を間違えると、部屋が狭く感じる?
このように、壁や天井に使う壁紙の「色」により、部屋を広くも狭くも見せることができますが、同じようにレイアウトする家具の「色」により、部屋のイメージが変わります。
つまり、白やベージュなどの明るく薄い色の家具を使えば部屋は広く見え、逆に黒やグレーなどの暗く濃い色の家具を使えば、部屋は狭く見えます。
濃い色の家具を使ったインテリアは、高級感や重厚感があって格好良いイメージにすることができますが、「収縮色」ですので一般的な住宅で使うと、部屋は狭く見えてしまうのです。
特に広くない部屋の場合、家具の色を黒やグレーなどの暗く濃い色の「収縮色」にしてしまうと、部屋がより狭くなってしまいますので注意が必要です。
それでは、色の違いによる部屋のイメージを3Dパース図で確認してみましょう。
家具の色を「収縮色」にした場合
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(間取りの様子)
こちらの部屋は都心戸建て1LDKのリビングダイニング部分です。