2022年7月10日 10:01
人生の学びのきっかけは、自分のすぐ近くにあるかもしれない
せつないですが、それも愛なのでしょう。
そしてユニークでほがらかなおばさまの人に喜んでもらいたいという思いは、引っ越した後にも残りました。前に地植えしたカモミールが思いがけず増えていったのでしょう。
おばさまの思いが、また道ゆく人に可憐な花畑で楽しませたのです。
自分は何を手元に残し、そして自分が去った後何が残るのか。手放すものは手放し、自分らしく生きる。
人生の学びのきっかけは、自分のすぐ近くにあるかもしれません。ロンロンの鎖のリードと空き地の花畑に、そんなことを考えさせられました。
※記事中の写真はすべてイメージ
作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー
[文・構成/吉元由美]
吉元由美
作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。
⇒ 吉元由美オフィシャルサイト
⇒ 吉元由美Facebookページ
⇒ 単行本「大人の結婚」
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