昔から日本人に馴染み深い『鯖』は、光ものの王者 旨い鯖寿司を頬張る楽しみ
こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言(ひとりごと)』にお付き合いください。
鯖(さば)は、光ものの王者です。
突然ですが、みなさんは魚の鯖はお好きでしょうか?
「血管の健康に大切な栄養が豊富に含まれている」ということで、鯖は今改めて注目されているそうです。
鯖は、日本近海を群れになって回遊する魚として、昔から日本人に馴染み深い魚ですよね。鰤(ぶり)よりも庶民的で値段も安価なので、スーパーの売り場にも『鯖』がでない日は、無いそうです。
鯖は、鰯(いわし)や鯵(あじ)と同じ『光もの』と呼ばれますが、それらの魚の中でも、一際大きく、姿、形も王者の風格がありますよね。
昔から神前や、仏前に供えたり、祭りや祝い事には、鯖寿司はかかせないという地域が、かなりありますね。
その祭り事が終わると、友人宅から、拙宅に竹の皮で包まれた『鯖寿司』が約束のように贈られて参ります。旨いです!実に旨いのです!!
楽しみは、ゴールデンウィーク明けにホントに旨いこの『鯖寿司』が故郷の親友から贈られてくることです。