「なんとなく使ってた」「え、意外と…」 高層ビルといえるのは〇〇が分かれ目?
例えば『タワーマンション』。最近では超高層ビルに匹敵する高さのマンションがありますよね。
『建築基準法』20条1項一号を参考にしてみると、20階以上の超高層マンションを一般的にタワーマンションと呼ぶことができるようです。
20条では『構造耐力』について規定しており、1項第一号では『60mを超える建物』については、60m以下の建物と明確に区分されて基準が設けられています。
60mは20階建てに相当するので、20階以上のマンションは一般的にタワーマンションと呼ばれるのです。
そのため、60mを超える建物は超高層建築物、つまり『超高層ビル』と呼んでも問題ないでしょう。
まとめてみると、『高層ビル』は31mを超える、おおよそ10階建て以上の建物。『超高層ビル』は60mを超える、おおよそ20階建て以上の建物となります。
違いが分かると、都会のビル群を見上げてみるもの面白いかもしれませんね!
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]