見慣れた文字なのに意外と正しく読めない漢字をご紹介する漢字クイズ。今回は、「人」を使った漢字を3つセレクト。「美人局」、「防人」、「仙人掌」の読み方に迫ります!【漢字クイズ】vol. 28正しく読めたらスゴイ!「美人画」や「美人薄命」などに使われている、おなじみの漢字「美人」。「局」のほうも、「テレビ局」や「郵便局」などで見慣れた文字です。では、この二つを組み合わせた言葉「美人局」は正しく読めますか?「美人局」は「びじんきょく」ではありません!正解は、「つつもたせ」でした!「美人局」の意味は二つあり、ひとつは「偽物をつかませて詐欺をすること」、もうひとつは「女が情夫などと共謀して他の男と姦通し、その男から金銭などゆすりとること」。今は後者の意味で使われることが多く、ニュースの見出しなどでも「美人局の手口で脅迫」などと載っています。では、なぜ「美人局」を「つつもたせ」と読むのでしょう?百科事典によると、もともと「筒もたせ」と書き、博奕(ばくち)用語だったものが転用された可能性がある、とのこと。「美人局」の文字は、中国の書物に出ていたものを当てたそうです。つい「びじんきょく」と読みたくなってしまう漢字ですが、正しい読み方「つつもたせ」を覚えておきましょう!「防人」の読み方は…?正解は、「さきもり」でした!日本史や古文などが好きなかたなら、サッと読める漢字だったと思います。「防人」の意味は、辺境の地を守る兵士のこと。もとは、中国唐時代の辺境警備兵を指した言葉で、「ぼうじん」という音読みもあります。日本では奈良・平安時代、北九州の海の崎々を守った兵士を指したことから、「崎守(さきもり)」と読むようになったそうです。「防人」でよく知られているのは、万葉集にある「防人の歌」。防人やその家族がつくった歌のことで、家族との別れや生活の辛さなどを詠んだものが多く残されています。ちなみに、「防人」の読み方は、「さきもり、ぼうじん」のほか、「せきもり、さきむり」などでも間違いではありません。「仙人掌」の読み方は…正解は、「サボテン、せんにんしょう」でした!「仙人掌」は、みなさんが知っているサボテン科の植物のこと。最近は室内でインテリアとして手軽に楽しめるミニサボテンも人気で、身近な植物のひとつです。サボテンを漢字で書くことはほとんどないと思いますが、漢字の「仙人掌」は漢名、つまり中国での名称です。ほかに、サボテンの異名として「覇王樹」もあります。ちなみに、「サボテン」の語源は、ポルトガル語の sabão(石鹸)と日本語の「手」を組み合わせたもの、など諸説あり、「シャボテン」と呼ばれることもあります。以上、意外な読み方をする漢字3選でした。次回もお楽しみに!参考資料:『広辞苑』(岩波書店)『日本国語大辞典』(小学館)『日本大百科全書(ニッポニカ)』(小学館)『世界大百科事典』(平凡社)文・田代わこ
2024年03月16日優しい夫のメイソンさんと0歳のベイカーくんとの生活をTikTokで紹介しているイザベル・ローマックス(izlomax)さん。ある日、イザベルさんの家に6人の男性たちがやってきました。そこで彼女は、メイソンさんを含む7人の男性たちにベイカーくんを抱っこしてもらい、父親が誰かを当てるという動画を投稿。すると160万回以上再生されて、本気で父親を当てようとする視聴者からのコメントが殺到したのです。あなたは何番の男性がメイソンさんか、当てられるでしょうか!@izlomax any guesses? #guess #uncles #dad #game #baby #babyboy #babytok #momtok #CapCut ♬ Dance You Outta My Head - Cat Janice順番にベイカーくんを抱っこしていく男性たち。それぞれの抱き方で、赤ちゃんを抱っこしたことがあるかどうかがなんとなく分かりますね。また、ベイカーくんのリアクションも大きなヒントになりそうです。視聴者からは、さまざまな予想が寄せられました。・2番は絶対ないね。怖がっている。・7番は絶対に違う!赤ちゃんが「あんた誰?」って顔しているもの。・4番。赤ちゃんを見る目で分かる。3番も間違いなくパパだけど、この子のパパじゃない。・1番が釣ったばかりの魚のように赤ちゃんを抱いているのに爆笑した。ベイカーくんの本物の父親は…?答えは決まりましたか。では正解を発表しましょう!@izlomax Replying to @Elgin Cruz #4 for the win! #dad #challenge #dada #daddy #winner ♬ hey daddy - usher正解は…4番でした!コメントを見ると3番か4番と答えた人が多く、意外と難しかったよう。自信をもって4番と答えた人は、メイソンさんの慣れた抱き方とベイカーくんがリラックスしていたのが決め手になったみたいですね![文・構成/grape編集部]
2024年03月11日知っている文字なのに意外と読めない漢字をご紹介する漢字クイズ。今回は、「灰汁」、「出汁」、「塩梅」の読み方に迫ります!【漢字クイズ】vol. 27正しく読めたらスゴイ!「灰皿」や「灰かぶり姫」など、誰もが知っている漢字「灰」。「汁」のほうも、「汁物」や「みそ汁」などでおなじみの文字です。では、この二つを組み合わせた言葉「灰汁」は正しく読めますか?「灰汁」は「はいじる」ではありません!正解は、「あく」でした!「灰汁」の意味は、みなさんご存じのとおり、料理で肉などを煮たとき汁の表面にブクブクと浮き出てくる白いもののことを指します。また、野草などの植物に含まれている渋み成分のことも「灰汁」といいます。ただ、もともと「灰汁」とは、文字どおり植物の灰を水に浸して得られる上澄み液のことを指しています。この液体はアルカリ性で洗浄力があり、昔から洗剤や染色などに使用。平安時代には、洗濯するときに灰汁を使っていたそうです。ちなみに、「アクの強い人」などと使うときのアクも漢字にすると「灰汁」。この場合のアクは、人の性質や文章などににじみ出てくる癖や、ちょっと嫌な雰囲気、強すぎる個性のことを表しています。「出汁」の読み方は…?正解は、「だし、だしじる」でした!ふだん料理をするかたなら、それほど難しくない読み方だったと思います。ただ、ときどき「でじる」と読んでいる方もいるので、この機会に覚えておくとよさそうです。国語辞典によると、出汁とは「煮出汁(にだしじる)」の略で、昆布やかつお節などの旨み成分を煮出した汁のこと。書き方は「出汁」のほかに、「だし汁」、「出し汁」、「出し」などもあります。ちなみに「人をダシに使う」のダシは漢字にすると「出し」。意味は、自分の利益のために人や物事を利用することです。「塩梅」の読み方は…正解は、「あんばい」ですが、「えんばい」でもOKです!まず、「あんばい」と読む場合、「塩梅」のほかに「安排、按排、按配」とも書きます。あまり見慣れない漢字ですが、この「安排、按排、按配」の意味は、「ほどよく配置したり、処理したりすること」。また、「塩梅(えんばい)」のもともとの意味は、「塩味と酸味、料理の調味」です。国語辞典によると、「あんばい(安排、按排、按配)」と「えんばい(塩梅)」が混同されて使われるようになり、今では「塩梅」を「あんばい」と読むようになったそうです。このため、「塩梅」の意味も複数存在。おもな意味は次のとおりです。1.塩と梅酢で調味すること、料理の味加減を整えること2.健康具合3.物事のほどあい、ほどよく処理すること料理だけでなく、どんな場面でも「いい塩梅」に整えるのが理想的ですね。以上、意外な読み方をする漢字3選でした。次回もお楽しみに!参考資料:『広辞苑』(岩波書店)『日本国語大辞典』(小学館)『日本大百科全書(ニッポニカ)』(小学館)『世界大百科事典』(平凡社)文・田代わこ
2024年03月10日昭和時代によく使われていたファッション用語「ズボン」。anan読者のアラサー世代はなじみがないかもしれませんが、昭和生まれのかたはまだ使っている人も多いと思います。そんなレトロな雰囲気が漂う言葉「ズボン」の本当の意味をご紹介!【意外と知らない雑学】「ズボン」の由来は…?国語辞典によると、ズボンの由来はフランス語のジュポンjupon。ただjuponの意味は、私たちがイメージするズボンではなく、「女性用ペチコート」です。なぜ、女性用ペチコートがズボンの意味で使われるようになったのかは不明のようですが、明治初期には「ズボン」が「二股に分かれた西洋の衣服」を表す言葉として定着しました。別の由来も…!さらに百科事典を調べてみると、ズボンの由来はフランス語juponのほかに、「擬声語からきた言葉」という説も載っていました。履くときに「ずぼん、すぽん」と足を入れることからズボンと呼ばれるようになった、という説です。どちらにしても、ズボンは日本独自の言葉なので、外国で「ズボン」は通じません。英語でズボンを表現したいときはpants、またはtrousersを使いましょう!「スラックス」の本当の意味は…?では、ズボンと同じく昭和の香りが漂う言葉「スラックス」の本当の意味はご存じですか?国語辞典に載っている「スラックス」の意味は、「替えズボン」。英語のスラックスslacksからきた言葉で、英和辞典に載っている日本語訳は「普段着のズボン」です。さらに語源をたどると、slacksはslack(緩い)から派生した言葉で、もともとは「緩みのある軍事用の作業ズボン」を指し、次第に「カジュアルなときに履くズボン」の意味に変わっていったそうです。ズボンと同じような言葉は、「スラックス」のほかに「パンタロン」などもありましたが、今では「パンツ」という名称が多く使われています。ズボンいろいろ…ズボンの歴史を見てみると、日本では太古の時代からズボン風の袴(はかま)を着用。博物館などに展示されている埴輪も袴姿をしたものがあります。平安期などは男性だけでなく貴族の女性も袴を履いていましたが、鎌倉時代以降になると次第に女性は袴を身につけなくなります。その後、明治時代になると女性の袴が復活。制服として取り入れられ、女学生が袴姿で学校に通うようになりました。日本の女性が洋装のズボンをファッションに取り入れるようになったのは、第二次世界大戦後から。今では、女性のパンツ・スタイルは定番となり、さらに制服でも女子生徒向けにスラックスを取り入れる学校が増えてきました。好きな服が選べる時代になったのはうれしいですね。以上、ちょっと意外なズボン雑学でした!参考資料『広辞苑』(岩波書店)『日本大百科全書(ニッポニカ)』(小学館)『世界大百科事典 第2版』(平凡社)『ランダムハウス英和大辞典』(小学館)文・田代わこ
2024年03月08日見慣れた文字なのに意外と読めない漢字をご紹介する漢字クイズ。今回は、「論う」、「焦らす」、「阿る」の読み方に迫ります!【漢字クイズ】vol. 26正しく読めたらスゴイ!「論文」や「論争」、「反論」など、よく知っている漢字「論」。「ろん」という読み方はみなさんご存じかと思いますが、では「論う」は正しく読めますか?「論う」は「ろんう」ではありません!正解は、「あげつらう」でした!国語辞典によると、「論う」の意味は、「物事のよしあしを議論する、ささいな非などをとりたてて言う」など。例えば、「今後の方針について論う」、「あの記者は有名人の発言をいちいち論う」などと使います。ふつうに議論するというよりは、非難をこめて意見を言うような状況で使用されることが多い言葉です。ちなみに、「あげつらう」の「あげ」は「挙げ」、「つらう(つらふ)」は状態などが長く続くことを表し、もともとはネガティブな意味を含む言葉ではなかったそうです。「焦らす」の読み方は…?正解は、「じらす」でした!「焦」にはいくつか読み方があるので、一瞬どれが正しいのか迷いますよね。サッと読めたかたはスゴイです!「焦らす」の意味は、「相手の望むことを妨げて、相手の気持ちをいらいらさせる」など。使用例は、「焦らしてなかなか教えてくれない」、「エサをあげるふりをして飼い犬を焦らした」などです。思い通りにならずいらいらするときに使う「じれったい」も、漢字で書くと「焦れったい」となります。「焦」には、ほかにもいくつか読み方があるのでご紹介。・「焦らる」……「いらる」意味は「いらいらする」で、「苛る」とも書きます。・「焦る」……「あせる」意味は「気がいらだってあばれる、じりじりする」など。「焦るとミスが増える」、「焦って結婚したら後悔する」などと使います。・「焦がれる」……「こがれる」意味は「焼けて焦(こ)げる、人を恋い慕う」など。後者の意味では、「思い焦がれる、恋い焦がれる」など恋バナで使えます。・「焦」……「しょう」(音読み)使用例は、焦土(しょうど、焼け野原の意味)や焦燥(しょうそう、あせっていらいらするの意味)など。漢和辞典を見ると、「焦」という文字は、「鳥」を意味する「隹」と「火」を組み合わせたもの。鳥を火であぶる、こがすというのがもともとの意味です。「阿る」の読み方は…正解は、「おもねる」でした!意味は、「相手の機嫌をとって気に入られようとする」など。例えば、「上司に阿る」、「世間に阿る記事を書く」などと使います。「阿」という漢字は、人名の「阿部」や地名の「阿波」など「あ」という読み方にはなじみがありますが、「おもねる」の読み方を知っているかたは少ないかもしれません。そもそも、「おもねる」という言葉自体、ふだんの会話ではあまり使わないと思いますが、この機会に覚えておくと、何かの役に立つかもしれません。以上、意外な読み方をする漢字3選でした。次回もお楽しみに!参考資料:『広辞苑』(岩波書店)『日本国語大辞典』(小学館)『新選漢和辞典』(小学館)文・田代わこ
2024年03月02日指先をキュートに飾ってくれるマニキュア。ジェルネイルと並び、おしゃれに欠かせない美容アイテムのひとつです。そんなマニキュアについて、意外と知られていない本当の意味をご紹介!【意外と知らない雑学】「マニキュア」雑学クイズ!日本でマニキュア風のおしゃれをするようになったのは、平安時代。『日本大百科全書』によると、ホウセンカの花弁とホオズキの葉をもみ合わせ、爪を赤く染めていたそうです。でもマニキュアの歴史はもっと古く、古代世界でも使われていました。詳しくご紹介する前に、まずは雑学クイズ!「マニキュア」の本当の意味は…?国語辞典によると、マニキュアのおもな意味は「手の爪の手入れ、化粧」。でも、百科事典には「美手法」と載っており、本来の意味は「手の手当をすること」でした。マニキュア(英語:manicure)の語源は、ラテン語のmanus「手」と、cura「手当て」で、爪の手入れだけでなく、手のマッサージなど手全体の美容を指していたそうです。実際、今のネイルサロンでも、ネイル施術だけでなくマッサージやトリートメントなどハンドケアをしてくれるところもあります。まさにそのような行為が本来の「マニキュア」だったようです。ちなみに、ペディキュア(英語:pedicure)も同じで、足の手当をする、という意味です。マニキュアの歴史は…マニキュアの歴史をさかのぼると、古代エジプトにたどりつきます。植物ヘンナ(ヘナ)の花汁で爪を染めていたミイラがエジプトで発見されています。また、女王クレオパトラも爪を赤くしていたとのこと。階級社会だった当時、ネイルの色も身分によって分けられていたそうです。日本で「爪を染めた」という記録が残っているのは、平安時代。中国から伝わってきたものです。中国におけるマニキュアの歴史も古く、紀元前にはマニキュア液のようなものがつくられていました。唐の楊貴妃も、爪を赤く染めていたことで知られています。現在のようなマニキュアが世界的に使われはじめたのは1920年代から。ニトロセルロースを使ったエナメルペイントがつくられたあと、一般的になりました。マニキュアは「手のケア」でした!マニキュアの本当の意味は「手のケア」でした。美しいネイルやマニキュアで指先を飾っても、指がカサカサしていたり手の甲が荒れていたりしたら、美爪の魅力が半減しますよね。しっかり手をケアしながらマニキュアを楽しみたいですね。以上、ちょっと意外なマニキュア雑学でした!参考資料『日本大百科全書』(小学館)『世界大百科事典』(平凡社)『デジタル大辞泉』(小学館)『広辞苑』(岩波書店)文・田代わこ
2024年02月23日よく知っている文字なのに意外と読めない漢字をご紹介する漢字クイズ。今回は、「具に」、「序に」、「太々しい」の読み方に迫ります!【漢字クイズ】vol. 25正しく読めたらスゴイ!「道具」や「家具」、「具材」など、ふだん使っている漢字「具」。「ぐ」という読み方は誰もが知っていると思いますが、では「具に」は正しく読めますか?「具に」は「ぐに」ではありません!正解は、「つぶさに」でした!国語辞典によると、「具に」の意味は、「すべて備わっているさま、完全に、詳細に」など。別の漢字で「備に、悉に」とも書きます。使用例は、「刑事は室内を具に調べた」、「状況を具に語る」など。「つぶさに」という言葉は聞いたことがあっても、漢字表記となると知らないかたも多いと思います。「具」には、ほかにも読み方があるのでご紹介。・「具える」……「そなえる」意味は「備える」と同じで、「物をそろえておく、準備する、身につける」など。漢和辞典によると、「具」という文字の「目」の部分は貝の略で、貨幣を表しているとのこと。その貨幣を両手で持つ状態を表した漢字が「具」。つまり、「貨幣をそなえる」というのが元の意味でした。「序に」は「じょに」ではありません!正解は、「ついでに」でした!ふだん使い慣れた言葉でも、漢字にすると意外と難しいですね。読めたかたはすごいです!「序に」の意味は、「ちょうどその機会に、そのおりに」など。「買い物の序に郵便局にも行く」「序に言わせていただくと」などと使用。「序でに」とも書きます。「序文」や「順序」など「じょ」の読み方には慣れているので、つい「じょに」と読みたくなりますが、違いました。ほとんど平仮名で使われる言葉ですが、漢字の「序に」も読めるとステキですね。「太々しい」の読み方は…正解は、「ふてぶてしい」でした!おもな意味は、「開き直って図太くかまえている」など。使用例は、「彼は太々しい男だ」、「被告人は太々しい態度をとっている」など。似たような意味で「猛々しい」もあります。こちらの読み方は「たけだけしい」。「盗っ人猛々しい」という言葉は聞いたことがあると思いますが、その意味は、「悪いことをした人が図太く居直る」となります。以上、意外な読み方をする漢字3選でした。次回もお楽しみに!参考資料:『広辞苑』(岩波書店)『日本国語大辞典』(小学館)『新選漢和辞典』(小学館)文・田代わこ
2024年02月18日意外と読めない漢字をご紹介する漢字クイズ。今回は、「強か」、「私か」、「微か」の読み方に迫ります!【漢字クイズ】vol. 24正しく読めたらスゴイ!「強い」や「強める」など、誰もが読める漢字「強」。音読みの「強烈」や「強欲」なども難しくない読み方です。では、「強か」は正しく読めますか?「強か」は「つよか」ではありません!正解は、「したたか」でした!国語辞典によると、「強か」の意味は、「非常に強いさま、しぶといさま、はなはだしいこと」など。別の漢字で「健か」とも書きます。使用例は、「強かなチーム」、「強かな女性」など。「したたか」という言葉は知っていても、漢字にすると意外と読めないこともありますね。ちなみに、「強」にはほかにも読み方があるのでご紹介。・「強ち」……「あながち」意味は、もともとは「強引なさま」ですが、今は打消しの語とともに「必ずしも(~ではない)」という意味で使われることが増えています。使用例は、「強ち間違いではない」など。・「強いる」……「しいる」意味は、強制すること。「無理強いする」などと使います。「私か」は「わたしか」ではありません!正解は、「ひそか」でした!「私」は毎日のように使う言葉なので、つい「わたし・わたくし」と読みたくなりますが、違います。「私か」の意味は、「人に知られないようにするさま」など。「私かに想いを寄せる男性から告白された」などと使います。ちなみに、「密か」、「窃か」、「秘か」も読み方は「ひそか」。人目を忍んで秘密に物事を行うような意味を表す漢字は、バラエティ豊かですね。「微か」の読み方は…正解は、「かすか」でした!「かすか」のおもな意味は、「物事がはっきりと認められないさま、さみしいさま、みすぼらしいさま」など。別の漢字では「幽か」とも書きます。使用例は、「微かな匂いが残っている」、「微かな記憶をたどる」など。「微妙」、「微笑」など「び」と読むことが多い漢字ですが、「かすか」の読み方もぜひ覚えておいてくださいね。なお、「微か」の読み方として「かすか」のほかに「ひそか」を記載している辞典もあります。以上、意外な読み方をする漢字3選でした。次回もお楽しみに!参考資料:『広辞苑』(岩波書店)『日本国語大辞典』(小学館)『デジタル大辞泉』(小学館)『字通』(平凡社)文・田代わこ
2024年01月29日大人のスタイルを美しく見せてくれるハイヒール。クリスチャン ルブタンやセルジオ ロッシなどの名品ヒールは、世界中の女性たちの憧れです。そんな気品漂うハイヒールについて、意外に知られていない驚きの由来をご紹介!【意外と知らない雑学】「ハイヒール」の由来は…『広辞苑』によると、ハイヒールの意味は「かかとの高い婦人靴」。英語由来の言葉で、ふつう英語では複数形でhigh heels、または high-heeled shoesと書きます。今の感覚では、「ハイヒール=レディース用」というイメージがありますが、実は女性たちがメインで履くようになったのは近代になってから。それ以前は、男性の履物だったのです!ハイヒールは兵士が履いていた…!では、ハイヒールの歴史を簡単にご紹介。ハイヒールが登場するのは、10世紀のペルシャ。騎兵隊の兵士が馬の鐙(あぶみ)から足が滑らないよう、ヒール部分で足を固定させて使っていたそうです。(起源については諸説あります)16世紀になると、ハイヒールはペルシャからヨーロッパに伝来。ハイヒールを履くと、背が高く堂々とした姿に見えることから、宮廷の高貴な男性たちの間で広まっていきます。ハイヒールは王様が履いていた…!ハイヒールを履いたもっとも有名な歴史上の人物といえば、フランスの国王ルイ14世。背があまり高くなかった国王は、威厳を見せるためにハイヒールを履いていたといわれています。歴史の教科書にも載っている肖像画、「フランス国王ルイ14世」(イアサント・リゴー作、ルーヴル美術館所蔵)にも、白いタイツに赤いヒールを履き、堂々とした国王の姿が描かれています。さらにハイヒールのブームは続き、国王ルイ15世の時代になると、彼が履いていた優美なハイヒールは「ルイヒール」と名づけられました。当時のヒールは、男性のパワーを象徴するもののひとつであったようです。汚物を踏まないために履いていた…!?ハイヒールは、高貴な男性が履いていたエレガントな履物でしたが、実は対照的なエピソードも存在。なんと、糞尿などの汚物を避けるためにヒールの高い厚底靴やブーツを履いていたというのです!中世から近世にかけて、パリの路上は人や動物の排泄物や食品ゴミなどの汚物があふれていました。そこで、服の裾を汚さないようにするためヒールの高い靴を履いていたそうです。優美なハイヒールとは真逆の、なんとも実用的なヒールの使い方ですね。以上、ちょっと意外な「ハイヒール」雑学でした!参考資料『ランダムハウス英和大辞典』(小学館)『広辞苑』(岩波書店)文・田代わこ
2024年01月26日脳トレーニングに挑戦してみませんか。上の画像は、マッチ棒が「5+5=5」という、誤った計算式に並べられています。式に使用されているマッチ棒の中から、2本を動かして、正しい計算式に直してみてください。次章で正解を発表するため、もう少し考えたい人は、ここでストップしましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。正解は「数字ではない部分」に注目すると見えてくる動かすべきマッチ棒は「+」とイコール後の「5」に使われているものです。「+」の縦のマッチ棒をイコール後の「5」に追加し、もともと5に使われている真ん中の1本を移動させることで、5は「0」に。計算式は「5−5=0」という正しい形になります。[文・構成/grape編集部]
2024年01月22日見慣れた文字なのに、意外と読めない漢字をご紹介する漢字クイズ。今回は、「塗す」、「質す」、「戦く」の読み方に迫ります!【漢字クイズ】vol. 23正しく読めたらスゴイ!「厚塗り」や「塗り絵」など、誰もが読める漢字「塗」。動詞「塗る」は読めると思いますが、では「塗す」は正しく読めますか?「塗す」は「ぬりす」ではありません!正解は、「まぶす」、「まめす」でした!「まぶす」という言葉は知っていても、漢字まで知っている人は少ないと思います。正解できたかたは、スゴイです!では、簡単に意味をご紹介。「まぶす」は、粉などをまみれさせる、一面になすりつける、という意味。使い方は、「粉砂糖をまぶす」、「片栗粉をまぶす」など。「まめす」も「まぶす」と同じで「まみれさせる」の意味。この「まみれさせる」を漢字で書くと、「塗れさせる」となります。「汗塗れ」や「泥塗れ」などはよく使う言葉ですが、意外と漢字は知られていないかもしれません。「質す」は「しつす」ではありません!正解は、「ただす」でした!「品質」や「質問」などで見慣れているので、「しつす」と思ってしまいそうですが、違います。「質す」の意味は、「質問する、問い確かめる」など。「疑問点を質す」、「真意を問い質す」などと使います。ちなみに、「ただす」には別の漢字もあります。「正す」の意味は、「間違いを正すこと」。「誤りを正す」、「行いを正す」、「姿勢を正す」などのように使います。「糺す」の意味は、「罪や真意などを調べる」。「事件の真相を糺す」のように使います。「熟す」、「じゅくす」以外の読み方は…正解は、「こなす」でした!「こなす」のおもな意味は、「1.粉状にする、2.問題をうまく処理する、3.軽蔑する」など。ふだんよく使われるのは、「仕事をてきぱきとこなす」など2番目の意味です。ただ、語源は「粉になす」なので、「形のあるものを粉にする」が本来の意味のようです。「成熟」、「熟女」など、「じゅく」のイメージが強い漢字ですが、「こなす」という読み方もぜひ覚えておいてくださいね。以上、意外な読み方をする漢字3選でした。次回もお楽しみに!参考資料:『広辞苑』(岩波書店)『日本国語大辞典』(小学館)『デジタル大辞泉』(小学館)文・田代わこ
2024年01月21日スポーツするときだけでなく、おしゃれアイテムとしても欠かせないスニーカー。高級ブランドや世界的アーティストとのコラボなど、高価なスニーカーも続々登場しています。そんな人気の「スニーカー」の本当の意味をご紹介!【意外と知らない雑学】「スニーカー」雑学クイズ!『日本国語大辞典』によると、スニーカーの意味は「底にゴムを使った布製または皮革製の運動靴の総称」。でも、もとの英語にはちょっと意外な意味もあります。そこで、雑学クイズ!「スニーカー」の本当の意味は…?正解は、スニーカーは、英語の名詞sneakerからきた言葉。英和辞典によると、sneakerの意味は靴の「スニーカー」のほか、「こそこそする人、卑劣な人」など、あまりよろしくないタイプの人間を指す言葉としても使われています。また、動詞sneakには「こっそり入る、こっそり忍び寄る、卑劣に立ち回る」などの意味があります。スニーカーが誕生する前は、コツコツと音がする革靴が主流だったので、人が近づいてくると足音ですぐにわかりました。でも、ゴム底の靴が開発されると、人がこっそり近づいても気づかないことから、sneakerという名前がつけられたそうです。スニーカーの歴史では、スニーカーの歴史を簡単にご紹介。スニーカーが誕生したのは、1800年代。アメリカの発明家チャールズ・グッドイヤーがゴムの加硫法を発明し、その技術を応用して靴底にもゴムが使われるようになりました。1900年代になると、スニーカーの需要が増加。1908年に、マーキス・M・コンバースがアメリカで会社を設立し、ラバーシューズの製造をはじめます。1917年、コンバースはバスケットボール専用のシューズ「キャンバス オールスター」を開発。当時のバスケットボール界のスター選手がこの商品を広めていきました。スニーカーが世界に広まったのは、1936年のベルリン・オリンピックです。ドイツの「ダスラー兄弟商会」が製作した靴を履いてオリンピックに参加したアメリカの陸上選手、ジェシー・オーエンスが4つの金メダルを獲得。これを機に、ダスラー兄弟のシューズは世界的に広まりました。ちなみに、その後兄弟はそれぞれ別の会社を設立。弟のアドルフは「アディダス」、兄のルドルフは「プーマ」の創業者となりました。第二次世界大戦後、スニーカーはファッションとして着用されはじめます。アメリカのハリウッドスターやミュージシャンなどが、ジーンズとスニーカーを組み合わせたスタイルで着こなし、定番になっていきます。1980年代になると、バスケットボール界のスター選手、マイケル・ジョーダンとナイキがコラボし、「ナイキ・エアジョーダン」が誕生。このシリーズやコンバースの「キャンバス オールスター」は、長年人気を保ち続けているベストセラースニーカーです。今では、普段着だけでなく、スーツにスニーカーを組み合わせるスタイルも一般的になりました。健康のため「スニーカー通勤」を推進する行政や企業も増加。ファッションだけでなく、健康アイテムとしてもスニーカーは欠かせない存在になっています。以上、ちょっと意外な「スニーカー」雑学でした!参考資料『日本国語大辞典』(小学館)『ランダムハウス英和大辞典』(小学館)文・田代わこ
2024年01月14日見慣れた文字なのに意外と読めない漢字や難読漢字をご紹介する漢字クイズ。今回は、正月にご縁のある「御御籤」、「独楽」、「骨牌」の読み方に迫ります!【漢字クイズ】vol. 22正しく読めたらスゴイ!お正月になると、一度は引いてみたくなる「御御籤」。「御」は見慣れた漢字ですが、「籤」は画数も多く難しいですね。「ぎょぎょせん」とも読めそうですが、違います。「御御籤」の読み方は…正解は、「おみくじ」でした!ほかに「御神籤」とも書きます。「籤(くじ)」は見る機会が少ない漢字ですが、「くじ引き」や「くじで1等が当たった」など平仮名にするとおなじみの言葉です。『日本国語大辞典』によると、「御御籤」とは神仏によって吉凶を占うくじのこと。「おみ」は接頭語です。昔は命名するときや家督をつぐ人を選ぶときなどに「御御籤」が使われていましたが、現在では個人の吉凶を占うのがほとんどです。特に、初詣のとき神社や寺に出かけたら、試してみるかたも多いと思います。お正月の風物詩のひとつです。「独楽」の読み方は…正解は、「こま」でした!「独」も「楽」も難しい漢字ではありませんが、なかなか「こま」と読むのは難しいですよね。正解できたかたは、すばらしいです!独楽は玩具のひとつ。歴史は古く、奈良時代から儀式で使われはじめ、平安時代には貴族の遊びとして取り入れられるようになりました。庶民の遊びとなったのは、江戸時代になってから。やがて、子どもの玩具として定着しました。こまは自立して回るので、「お金が回る」「いろいろなことが円滑に回る」など縁起が良いと考えられ、正月の遊びとして浸透したといわれています。とはいえ、現在こま回しをする子どもの姿を見ることはほとんどないですよね。お正月のこま遊び、復活してほしい風物詩です。「骨牌」の読み方は…正解は、「かるた」でした!ほかに、「歌留多」とも書きます。『世界大百科事典』によると、かるたの語源はポルトガル語で「カード」などを意味するcarta。16世紀にポルトガルから日本に持ち込まれたcartaをマネして国産のかるたがつくられ、上流階級で遊ばれるようになったそうです。やがて庶民にも広まりますが、賭博に用いられることが多く、江戸時代には禁止令も出されました。いっぽう、小倉百人一首など教育系のかるたもあり、正月遊びの「いろはかるた」もこちらの仲間。一説によると、小倉百人一首を覚えるために行われていた行事が、江戸時代に正月遊びとして定着し、今のかるた遊びにつながっているとのこと。子どもから大人まで楽しめるかるた、お正月にぜひ遊んでみてください。以上、お正月にご縁のある漢字3選でした。次回もお楽しみに!参考資料:『日本国語大辞典』(小学館)『世界大百科事典』(平凡社)『日本のたしなみ帖しきたり』(自由国民社)文・田代わこ
2024年01月06日意外と読めない漢字をご紹介する漢字クイズ。今回は、新年に欠かせない「金団」、「鯑」、「紅白膾」の読み方に迫ります!【漢字クイズ】vol. 21正しく読めたらスゴイ!おせち料理に必ず入っている「金団」。「金」も「団」も見慣れた漢字ですが、「きんだん」でも「かねだん」でもありません。みなさんは、正しく読めますか?「金団」の読み方は…正解は、「きんとん」でした! 「金」は読めると思いますが、「団」が間違いやすいですよね。でも、実はふだんから使っている言葉のひとつ。例えば、「ふとん(布団)」や「すいとん(水団)」なども「とん」と読みます。では、「きんとん」の由来について簡単にご紹介。「きんとん」は、色が黄金色だったことから名づけられたそうで、室町時代の文献には和菓子のひとつとして登場。アワの粉などで団子をつくり、中に砂糖を入れたようなお菓子だったそうです。江戸時代初期の文献に出てくる「きんとん」は、くず粉をこねて味噌汁に入れたもの。今の金団とは、ずいぶんイメージが違いますね。お正月にいただく料理の金団は、甘く煮たクリやインゲンなどにサツマイモなどの餡(あん)をからめたもの。ただ、意外なことにこの正月料理の「きんとん」は、江戸時代の文献に出ておらず、明治以降に考案された新しい料理だそうです。おせち料理の「金団」にこめられた意味は、金を黄金や金銀財宝と見立てて金運を願ったもの。ぜひ金運アップを祈りながら、甘くておいしい金団をいただきましょう。「鯑」の読み方は…正解は、「かずのこ」でした!これは難しいですね。正解できたかたは、すばらしいです!「かずのこ」とは、ニシンの卵や加工品のこと。ニシンは「かど」と呼ばれることもあり、そこから「かどのこかずのこ」に変化しました。ふつう漢字では「数の子」と書きますが、漢和辞典には「鯑」も載っています。子孫繁栄の縁起物として今ではお正月料理に使われていますが、この意味合いは室町後期から出ていたそうです。例えば、大名などが太閤秀吉をもてなすためのお膳にも「かずのこ」は使われていたとのこと。天下人も食べていた縁起物、コリコリとした歯ごたえもおいしく、お正月には欠かせない料理ですね。「紅白膾」の読み方は…正解は、「こうはくなます」でした!「膾」の読み方が難しいですね。そもそも「なます」って何?と思われている人もいるかもしれません。「なます」とは、細かく切った魚や貝、獣などの生肉を酢で調理したもの。かなり古い調理法のひとつで、『日本書紀』にも登場しています。今の刺身も、古くは「なます」と呼ばれていたそうです。室町時代には「なます」から「刺身」とも呼ばれるようになり、しだいに生肉に限らず、細かく切った野菜などを酢であえたものも「なます」と呼ぶようになりました。今では、ダイコンやニンジンを細かく切って酢で調理した「紅白膾」が「なます」の貴重な生き残り。古代から続く調理法なので、せめてお正月ぐらいは「なます」をいただきたいですね。ちなみに、紅白膾は紅白の水引を表したもので、平安と平和を願う料理です。野菜と酢の組み合わせは体にもいいので、ぜひおせちの一品として加えてみてください。以上、意外な読み方をする漢字3選でした。おせち料理を食べながら、これらの漢字を思い出してくださいね!参考資料:『日本国語大辞典』(小学館)『新選漢和辞典 Web版』(小学館)『日本大百科全書』(小学館)『世界大百科事典』(平凡社)文・田代わこ
2024年01月03日多くの人がお分かりのように「5+5=5」という計算式は間違っています。上記の画像は、誤った計算式の形に並べられた19本のマッチ棒です。そのうち2本を移動させることで、正しい計算式に正せます。どのマッチ棒をどこに移動させれば正しい計算式になるのでしょうか。次章で正解を発表していくので、一緒に答え合わせしていきましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。正解は…正解は、+に使用されているマッチを1本、イコール後に移動。そしてイコール後の「5」の横棒を立てることで、計算式は「5−5=0」となります。本記事で紹介したマッチ棒クイズを含め、脳の体操ができる簡単なクイズのことを「脳トレーニング」と呼びます。脳トレーニングは、意識的に脳のさまざまな領域を使うことで、その働きを活性化させるレクリエーションです。クイズ形式の短い課題を解決することで、達成感を得られるだけでなく、認知症予防にもつながるものとして注目されています。脳トレーニングを通して、日頃から脳を鍛える習慣を身につけておきましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月03日博学多才(はくがくたさい)とは、豊かな知識を有しており、さまざまな分野の才能に恵まれた人を表した四字熟語です。「博学」とは多方面への学問に明るいという意味であり、「多才」は多くの才能があるといった意味をもつ言葉です。博学多才には「博」「学」「多」「才」といった、4つの漢字が使われています。それぞれの漢字を、ある特定の1文字と組み合わせることで、4つの熟語が完成します。次章で正解となる、共通の1文字を紹介するので、答え合わせしてください。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。正解は小学5年生で習う漢字!正解は「識」です。博学多才と組み合わせると「博識(はくしき)」「学識(がくしき)」「多識(たしき)」「才識(さいしき)」の4つ。「博識」とは、広範囲の分野に関する知識があることや、物事を広く知っているさまを表現した熟語です。「学識」は、学問や見識のこと。学問上の知識を意味することもあります。「多識」とは、多くの物事を知っているといった意味をもつ熟語です。最後の「才識」とは、才知・識見を意味しています。漢字テストは、ただ問題を解くだけでなく、関連した熟語をまとめて覚えることで、語彙力向上に大きく役立ちます。博学多才はもちろんのこと、紹介した4つの熟語の意味も覚えておきましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月02日足し算と引き算、掛け算、割り算が混在した計算式を「四則演算」といいます。単調な計算ではなく、4つの計算式に対して、臨機応変に対応しなければなりません。本記事で紹介する四則演算は、計算の答えを考えるのではなく、計算記号として何が適切なのかを考えるという問題です。「6□7□8=5」の□に入る計算記号が何なのか、考えてみましょう。次章で正解を発表するため、答えが分からないという人は、次で答え合わせしてください。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解とは…正解は「+」と「−」です。計算式に当てはめると6+7は「13」、13−8は「5」となります。出題した四則演算のような脳トレーニングは、脳の活性化に最適です。もっとも重要なことは、とにかく楽しむこと。「少し頭の体操をしようかな」くらいの気軽さで、トライしてみましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月01日マッチ棒クイズを出題します。上の画像のとおりマッチ棒が「9+9=9」という、間違った式の形に並んでいます。しかし式に使用されているマッチ棒のうち、1本だけを移動させることで、計算式はたちまち正しいものに生まれ変わるのです。それでは計算式に使われている、どのマッチ棒を動かせばいいのでしょうか。次章で正解を解説していきます。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。注目すべきは、あそこのマッチ棒!正解は、イコール前の9に注目してください。2つある9のどちらかに使用されているマッチ棒のうち、真ん中の1本を立てるというもの。すると計算式は「9+0=9」もしくは「0+9=9」となるため、正しい式になります。前2つの9であれば、どちらを0にしても構いません(画像は9+0=9を採用)。脳トレーニングに取り組むことで、1つのことに集中できる時間が増えます。何かに熱中する時間を作ることは、集中力の訓練になります。マッチ棒を使った脳トレーニングには、他にもさまざまな形式のクイズがあります。ぜひほかのパターンの問題にも挑戦してみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年12月31日上の画像は、マッチ棒が「0+0=9」という誤った計算式の形に並べられています。しかしこの式に使用されているマッチ棒のうち、たった1本だけ移動させることで、計算式は正しい形へと生まれ変わるのです。22本使われているマッチ棒の中で、いずれのマッチ棒をどこへ移動させれば、計算式を正せるのでしょうか。次章で一緒に答え合わせをしていきましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。移動させるべきマッチ棒は…正解は、2つ目の0に使用されているマッチ棒のうち、左下の1本です。このマッチ棒をそのまま横向きにすると、0が「9」になります。すると「0+9=9」といった正しい計算式になるのです。脳トレーニングは1日だけ長時間取り組んでも、大きな効果は得られません。短時間でも毎日継続することが重要なので、ぜひ続けてみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年12月30日「8+8=8」という計算式が、誤りであることは、多くの人がお分かりでしょう。ではこの誤った計算式に使われているマッチ棒のうち、いずれか3本を消すことで、計算式が正しくなる場合、あなたならどのマッチ棒を消しますか。正しい計算式にするために邪魔なマッチ棒を考えてみましょう。次章では正解となる3本を発表していくので、分かった人は答え合わせしてください。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。取り除くべき3本のマッチ棒とは…正解は、イコール前にある2つの8に用いられているマッチ棒です。具体的には、以下3本のマッチ棒を取り除きます。1つ目の8:右上の1本2つ目の8:左上2つ目の8:右下上記3本のマッチ棒を取り除くと、計算式は「6+2=8」となります。マッチ棒クイズは、脳トレーニングの一種です。脳を活性化させ、認知機能を向上させることで、集中力や記憶力アップが期待できるといわれています。空いた時間で気軽にチャレンジしてみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年12月29日脳を活性化させるマッチ棒クイズに挑戦してみませんか。本記事で出題するのは「6+6=0」という、誤った計算式に使用されているマッチ棒のうち、2本を移動させることで式を正しく直すというもの。何に使われている、どのマッチ棒を移動すれば、正しい式になるのでしょうか。次章で正解を発表していきます。「まだ考え中」という人は、ここでいったんストップしてください。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解は…正解は、2つの「6」に使用されているマッチ棒から、左下のマッチを1本ずつ移動させるというもの。2本のマッチ棒をイコール後の「0」に追加すると「10」になり、5+5=10という正しい計算式が完成します。本記事で出題したマッチ棒クイズなどをまとめて「脳トレーニング(脳トレ)」といいます。脳トレーニングは、脳の認知機能を高めることを目的としたクイズです。脳を活性化させ、認知機能を向上することで、集中力や記憶力アップが期待できます。脳内で認知機能をつかさどる部分は「前頭前野」です。この部分は、脳全体の司令塔の役割も担っているため、前頭前野を鍛えることは脳そのものを鍛えることにもつながります。加齢とともに記憶力が低下してきた、1つの物事に長時間取り組むのが辛くなってきたという人こそ、脳の認知機能を高めるトレーニングが必要です。[文・構成/grape編集部]
2023年12月28日一子相伝(いっしそうでん)とは、学問や芸のコツや具体的なやり方を、秘伝として自分の子供だけに伝える慣わしのことです。基本的には、子供1人だけに伝えるため、外部に方法が漏れることはありません。例えば、代々受け継がれているうなぎ屋で、独自に作られたタレを次代に受け継ぐ際は「一子相伝のタレ」「秘伝のタレ」などと表現します。「一子相伝」には、「一」「子」「相」「伝」といった4文字が使われており、共通の漢字と組み合わせることで、新たに4つの熟語を生み出します。この「共通の漢字」こそが、本記事で出題する漢字テストの答え。分からない人は、次章で正解をチェックしましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。答えは小学1年生でも知っている漢字!正解は「手」です。小学校1年生で習う漢字として知られています。一子相伝と組み合わせることで「一手(いって)」「手子(てこ)」「手相(てそう)」「伝手(つて)」という4つの単語が完成。「一手」とは、基本的に囲碁や将棋に関連して使われる言葉です。囲碁では、石を一つ打つ行為であり、将棋においては駒を一つ動かすことを、一手といいます。ほかにも、1つの方法だけを押し通すことや、自分だけでおこなうこと(独占すること)も一手と表現します。「手子」とは、支点のまわりを回転する棒のこと。力を効率的に利用することで、小さい力が大きなものを動かすパワーになります。ほかにも、大きな目的を達成するために有力となる手段を手子と表現します。「手相」とは統計学を用いた占いのこと。ある特徴をもった手相の人は、このような運に恵まれているケースが多いなど、膨大なデータを元に判断しています。「伝手」とは、なんらかの物事を進めるにあたって、頼りになる人のこと。伝手を頼るなどといった使い方をします。[文・構成/grape編集部]
2023年12月27日白黒分明(はっこくぶんめい)とは、いいこと(善)と悪いこと(悪)がはっきり区分されている様子を表した四字熟語です。「白黒」とはすなわち善悪のことであり、「分明」は明確に分かれていることを意味する熟語。白黒分明には「白」「黒」「分」「明」という、4つの漢字が使われています。それぞれの漢字は、特定の1文字と組み合わせることで、それぞれ独立した熟語が誕生します。次章では、正解となる「特定の1文字」を発表していくので、答え合わせしてください。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。正解は小学2年生で習う漢字!正解は小学2年生で習う「点」という漢字です。白黒分明と組み合わせることで「白点(はくてん)」「黒点(こくてん)」「分点(ぶんてん)」「明点(めいてん)」といった熟語が生まれます。「白点」とは、文字通り白い点のことです。そして反対に「黒点」は、黒い点を表しています。しかし黒点の場合は、太陽の表面に見られる斑点を指すこともあります。太陽の表面において、部分的に温度が下がっているところに黒点が見られることは、多くの人がご存じでしょう。「分点」とは、道や線が分岐するポイントのことです。ほかにも天球上で、黄道と赤道が交わるポイントのことも、分点と表します。単にコンマという意味で用いられることもあるため、覚えておきましょう。「明点」とは、電気化学用語の1つです。画素欠点の1種であり、異物によってカラーフィルターが破れてしまい、1点のみ白く光る現象のことを明点といいます。ただし明点は専門用語であるため、分かる人は極めて少ないでしょう。やや難易度の高い問題であったかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年12月26日「文化遺産(ぶんかいさん)」とは、過去から受け継がれた物の中において、この先(将来)も守っていくべき「財産」とされる文化のことです。文化遺産には「有形文化遺産」と「無形文化遺産」の2つがあります。前者はなんらかの建造物や遺跡、記念館など形あるもの、後者は習慣や伝統技術・食文化・知識など形のないものを指します。文化遺産という熟語は「文」「化」「遺」「産」といった、4文字から成る四字熟語です。すべての漢字は、ある共通の1文字と組み合わせることで、それぞれ独立した熟語が完成します。共通の1文字(クイズの答え)や誕生する熟語の意味について、次章で解説していきます。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。正解は、小学3年生で習う漢字!正解は、小学3年生で習う「物」という漢字です。文化遺産に使用されている各漢字と組み合わせることで「文物(ぶんぶつ)」「化物(ばけもの)」「遺物(いぶつ)」「産物(さんぶつ)」といった熟語が誕生します。「文物」とは、文化の産物のことです。主に芸術や学問、宗教、法律などに関連したものが該当します。「化物」とは本来の姿とは異なる、奇怪な姿に変化したもののこと。オカルト的な言葉として用いられるケースが多いですが、インチキな人を表す場合もあります。かつての日本では、医者の姿に変装して遊郭などで遊ぶ僧侶のことも「化物」といったそうです。「遺物」とは、亡くなった人が残したもの(遺品)です。誰かの忘れ物(落とし物)や、昔から現在まで残るものを、遺物と表現することもあります。ただしこの場合は、文化遺産のように価値のあるといった意味ではなく「時代遅れなもの」といったニュアンスで使われるため、注意してください。「産物」とは、特定の土地で生産されたもののこと。またなんらかの背景があって生み出されたものを「〇〇の産物」と表現することもあります。[文・構成/grape編集部]
2023年12月25日足し算と引き算、掛け算、割り算を合わせて「四則」と呼びます。そして四則が混在している計算式は四則演算と呼ばれており、通常の計算式よりも少しひねった問題が出題されるため、大人でもクイズ感覚で取り組めるでしょう。本記事では「3□4□5=2」の□に、足し算と引き算、掛け算、割り算といったいずれの四則が入るのかを答えるクイズを出題します。分かった人は、次章で答え合わせしてください。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。正解は…正解は「+」と「−」です。3+4は「7」であり、7−5は「2」となります。本記事で出題したような四則演算は、単なる暇つぶしではなく、脳を活性化させるトレーニングとしても効果的です。答えを知ってしまえば、足し算・引き算といった単純な計算式でしょう。しかしただ計算するのではなく、計算記号が何になるのかを考えることで、認知機能の向上がはかれます。日常的に脳を鍛え、認知機能の衰えを予防しておくことで、年齢を重ねても日常生活において、自分でできることが増えるでしょう。脳トレーニングを通してコミュニケーションをはかることで、QOL向上にもつながります。すぐに解けるシンプルなクイズは、達成感も得やすく、意欲的に取り組める点も脳トレーニングをおすすめする理由です。[文・構成/grape編集部]
2023年12月24日簡単な計算をスピーディーにこなす行為は、脳のトレーニングにつながります。しかし単純な足し算と引き算を繰り返すだけでは、少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。そこでおすすめしたいのが、本記事で出題するような四則演算クイズです。ただしこのクイズは、四則が混在しているだけでなく、計算記号そのものを考えるという四則演算を出題します。「2□3□4=10」の□に入る計算記号が何なのか、考えてみましょう。早速、次章で正解を発表していきます。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解は…正解は「×」と「+」です。計算式に当てはめると「2×3+4=10」となります。2×3は「6」であり、6+4は「10」です。上記の問題のような四則演算は、通常の計算式とは異なる考え方をしなければなりません。四則計算によって脳を鍛える場合、重要なのは自分のレベルにあった問題に取り組むこと。無理に難易度の高い問題に、時間をかけて取り組むのでは、期待通りの効果は得られません。逆に、大人が子供向けの問題を解くなど、簡単すぎる場合も退屈になってしまいます。少し悩む程度の問題に挑戦しましょう。また挑戦者が互いに「解けたよ」「スムーズに進んでいるね」など、声掛けをしながら挑戦することも、脳の活性化につながります。[文・構成/grape編集部]
2023年12月23日「7□7□7」の□の中に、演算記号の「+」「-」「×」「÷」のいずれかを当てはめて、式の答えを7にしましょう。それぞれの記号を使えるのは、一度のみ。記号を1つずつ入れながら、答えを当ててみてください。※この記事で紹介した正解はあくまで一例です。□に入るのは…□に入るのは「÷」と「×」の記号です。実際に計算をしてみましょう。まず「7÷7」で1になります。ここから「1×7」をすれば、答えは「7」です。「あれ、私が解いた答えと違う」と思った人はいませんか。実は、この問題にはもう1つ答えがあります。それは「7-7+7」と、□に「-」と「+」を入れる方法です。まず「7-7」で0になり、ここから「0+7」をすれば、これも答えが7になります。どちらの答えがひらめきましたか。答えは1つではなく、いろいろな答えがあるところも算数の面白いところかもしれません。四則演算とは「算数の計算で基本的な4つの計算方法の、足し算・引き算・掛け算・割り算を使った計算」のことです。4つの記号と数字を組み合わせて計算することで、何通りもの答えが導き出されます。まさに、単純なようで奥深い算数の世界といえるでしょう。時間がある時に、ほかの問題もぜひ解いてみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年12月21日四則とは足し算と引き算、掛け算、割り算の総称です。そして四則演算とは、これら4つが混在している計算式のことを指しています。本記事では「6□4□2=12」という式内の□に当てはまる計算記号を考えるというものです。四則のうち、いずれの計算式が当てはまるのか、考えてみましょう。次章で正解を発表していくので、まだ考えたい人はここでストップしてください。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる正解は…正解は「×」と「÷」です。計算式に当てはめると「6×4÷2=14」です。6×4は「24」であり、24÷2は「12」となります。本記事で出題したように、簡単な計算式は、前頭前野の活性化につながります。脳において、計算機能をつかさどる前頭前野。この部分は計算をおこなう以外にも、以下のような働きを担っています。・何かを考える・感情をコントロールする・コミュニケーションをとる・行動をコントロールする上記だけでなく、前頭前野には脳における「司令塔」の役割もあります。つまり脳において、非常に重要な部分なのです。そのため前頭前野が衰えてしまうことで、脳機能のあらゆる箇所に影響が及ぶのは、いうまでもありません。脳トレーニングを通して前頭前野を鍛えることは、脳そのものの老化を予防することといっても、過言ではないでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年12月21日天理人欲とは、一言でいえば天地自然の条理と人の欲望とをあらわす四字熟語です。中国哲学において倫理思想をあらわす概念の1つで、「天理」とは人間の心のなかに存在している自然のままの本性(天の道理)、「人欲」とは外部からの刺激によって影響を受け生じる人の感情や欲望を意味しています。天理は人為的なものではない、自然に存在している万物の正しい道理を指し、一方で人欲は人の本性を覆い隠してしまうものとされ、宋学においては人欲よりも天理に従うべきとされていました。この四字熟語を1文字ずつに分解し、共通する1つの漢字と組み合わせることで4つの熟語が完成します。「天◯」「人◯」「◯欲」「◯理」の4つの熟語に共通する漢字を当ててみましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。正解は小学3年生レベルのあの漢字!正解は、小学3年生で習う「物」という漢字です。完成する熟語は、「天物」「人物」「物欲」「物理」となります。「天物」とは、天から授かった物や天然にできた物、自然界にある物を指します。「人物」は、人と物、人事と万物を表す名詞です。また純粋に人を指すほか、人柄や人となり、特にすぐれた人・有能である人を指す言葉としても使われます。「物欲」は、物や金銭などを自分のものにしたいと思う欲望を指します。ものや財産への執着心を意味する言葉です。「物理」は物の道理を指す言葉です。特に明治時代以降は、理学的な意味での道理を指すようになりました。また、物理学を略した言葉としても使われます。どの熟語も漢字も難しいものではないので、答えを見ればすぐに理解できるものばかりだったのではないでしょうか。共通する漢字の組み合わせで、さまざまな熟語が生まれます。脳の体操をしながら知識も増える漢字クイズ、楽しんでいただけたでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年12月21日脳の働きを活性化させ、発想力や思考力を鍛える「脳トレーニング」、通称・脳トレ。さまざまな種類のものがありますが、なかでもマッチ棒で計算式をつくるパズルタイプのクイズは思考力と同時に計算力も鍛えることができ、小さなお子様から年配の人まで幅広い人が楽しみながら脳をトレーニングできるものです。本記事で紹介するマッチ棒クイズは、2本のマッチ棒を移動させて正しく成立する計算式を完成させるというもの。動かせるマッチ棒は2本だけという点に注意して挑戦してみましょう!※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。正解は「4+4=8」マッチ棒で形づくられた、「4+9=5」という計算式。このままでは当然ながら、正しく成立していない間違った数式です。この計算式をつくるマッチ棒のうち、2本を動かして正しい数式に直してみましょう。動かすマッチ棒は、「9」をつくるマッチ棒のうち上下2本。平行に置かれた2本のマッチ棒を外すと、「9」が「4」へと変化します。そして9から外した2本のマッチ棒は、今度は縦にして「5」の右上と左下に配置してみましょう。すると「5」が「8」へと変化。計算式は「4+4=8」となり、解まで正しく成立する式が完成しました!本記事で紹介したマッチ棒クイズは、動かすマッチ棒の本数は2本と、比較的易しい問題でした。ですがマッチ棒クイズに慣れるまでは、なかなか解けなかった人もいらっしゃるかもしれません。脳トレーニングは続けることで次第に効果を実感できるようになります。毎日クイズに挑戦し、楽しく脳を鍛えていきましょう![文・構成/grape編集部]
2023年12月21日