
夏の飲み物といえば麦茶が欠かせません。この季節になると大量に作るご家庭も多いでしょう。ところが入れ方によって香りや味に違いが出ることをご存じですか。麦茶のプロが入れ方ごとの違いや保存方法を公開します。
3種類の方法で作れる麦茶
麦茶の作り方は、水出し、お湯出し、煮出しがポピュラーです。みなさんはどの方法で作っていますか。どの方法でもおいしくできますが、宇治抹茶スイーツの人気店であり、老舗茶屋の千紀園によると、それぞれの作り方でできる麦茶は特徴が違うそうです。
1.煮出し
水を沸騰させ、火を点けたまま麦茶のパックや粒を入れて煮出す方法です。手間がかかるものの、麦茶ならではのコクや香りを楽しむならこの入れ方がおすすめなのだそう。火を止めたらヤカンごと冷やします。
2.お湯出し
お湯出しは煮出しと似ていますが、水を沸騰させたら火を止めるところが違っています。火を止めてから麦茶のパックを入れ、10~30分ほど置いてから煮出しと同様に冷やせばできあがりです。雑味が少ない麦茶が楽しめます。
注意点は長時間ティーバッグを入れ続けないことです。長く入れていると、苦みやえぐみが出てしまうそう。
3.水出し
容器に入れた水にティーバッグを直接投入し、2時間ほど待てばできあがるお手軽な方法です。