
「天地神明」は「てんちしんめい」と読む四字熟語です。
「明」は神、「神明」は神々という意味で「天と地のすべての神々」を表す言葉です。あらゆるところに存在する神々全体のことを指し、「神様は全ての場所に存在する」という意味が込められています。
この四字熟語を「天」「地」「神」「明」と1文字ずつ分解して、ある漢字1文字をそれぞれに組み合わせると、違った意味の熟語が4つできあがります。どんな漢字が当てはまるか考えてみましょう。
正解は...

「天」「地」「神」「明」に共通して組み合わせできる漢字は「水」で、「天水」「地水」「水神」「水明」という4つ熟語になります。
「天水」は「あまつみず」と読み、「天上の水、天にある神聖な水、天から降る水」という意味から、「雨水」という意味で使われています。
また、「てんすい」と読むこともあり、この場合も「天から降った水、雨水」という意味になります。
「地水」は「じみず」と読み、「水中の水、地下水」という意味があります。また、異名として「石油」を意味することも。
「水神」は「すいじん、みずがみ」と読み、「水に関する神の総称」という意味があります。