家のすぐ近くが発生源に? 意外と気付かない蚊の住処に「すぐ片付ける」「知らなかった!」
とにかく「水がたまる環境」をなくすことが大切
これらの具体的な発生源に対する基本的な対策は、とにかく「水たまりをなくす」こと。
空き缶や空き瓶などは処分し、すぐに処分できない古タイヤは、切り込みを入れるなどで水が溜まらないように工夫しましょう。この時、ケガには気を付けてください。
また、バケツやジョウロなど、外に置いておく物は逆さまにし、水が溜まらないようにしましょう。植木鉢の受け皿も失くしてしまったほうがいいです。水の汲み置きをしないのがベストですが、必要な場合は1週間以内でこまめに水を入れ替え、容器を洗います。
雨よけシートをかぶせた場所は、排水をよくすること、さらに水の溜まる窪みを作らないようにすることが大切。子供の遊具は屋内、雨のあたらない場所に片付けましょう。
また、側溝や雨どいは水が溜まらないよう、詰まりを清掃します。ただし、梯子を使った雨どいの掃除は転落事故も多く発生しているため、掃除の際は2人以上で行うこと、無理をせず清掃業者に依頼することもおすすめします。これらの対策を実行することで、身近な場所から蚊の発生を抑えることができます。快適な夏を過ごすために、対策を講じてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]