プラ製品のPEとPP、どんな違いが? マークの意味に「初めて知った」「そういうことか」
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プラスチックの識別マークを見ると、横に「PE」や「PP」と書いてあることに気付きます。このアルファベットがあらわす意味をご存じですか。プラスチック製品を選ぶ時に意識したいポイントです。
「PE」「PP」は材質の種類だった
プラスチックボトルを使った製品には、必ずプラスチックの識別マークが付いています。消費者が「これはプラスチック製品だな」と知るために大切なマークです。
その横には「PE」「PP」または「PE、PP」などと表記されているのですが、このアルファベットは何の意味があるのでしょうか。花王が公式サイトで詳しく解説してくれました。
それによると、「PE」や「PP」などの文字は、使われているプラスチック材質の樹脂記号なのだそう。
ちなみに2つ以上の材質を使用している場合は、分量が多いほうを先に表示するようになっているのだとか。
合成樹脂の「PE」「PP」
「PE」や「PP」は合成樹脂の一種です。「PE」はポリエチレン、「PP」はポリプロピレンという種類になります。どちらも聞いたことがあるのではないでしょうか。プラスチック製品に使われる成分として有名かもしれません。
この2つはどちらも水素と炭素からできており、私たちの身の回りでは食品トレーやレジ袋のように身近なものの材料として使われています。