間違ったライフハックでグリルが発火 注意喚起に「けっこうやっている人、多いよね?」
ガスコンロの下部にあるグリルは、肉や魚などを焼く時に重宝します。
網で余分な脂が落ちて、パリッと焼けるのが魅力的ですが、汚れた受け皿を洗うのは大変。網の焦げ付きも落としづらく、後の処理が手間ですよね。
そのため、アルミホイルを敷いて汚れを防ぐライフハックが世間に広がっています。
グリルでアルミホイルを使う時の注意点
グリルが汚れなければ掃除の時短になりますが、焼く物によっては、アルミホイルを敷くと危険なことも。
製品評価技術基盤機構(通称:NITE)は、アルミホイルの上にたまった脂が発火することがあるとして、事故の再現映像を公開しました。
動画の中で、男性がグリルを使い、鶏皮をパリパリに焼こうとしますが…。
焼いている途中、グリル内で鶏皮に含まれる脂が飛び散り、やがて燃え上がりました。
NITEによると、グリルの消し忘れを防ぐ消火機能や、過熱防止センサーなどの安全機能が働く前に発火する場合もあるので、注意が必要とのこと。
脂の多い食材の場合、網の上や下にアルミホイルを敷かずに焼くようにしましょう。
また、グリル庫内に入れるものは、必ず取扱説明書で条件を確認し、機器指定以外のものは入れないように、NITEは呼びかけています。