2023年10月25日 11:00
日本で一番餃子を食べているのは? まさかのダークホースに「えっ!」「そんな努力が」
では、なぜトップに躍り出ることができたのでしょうか。
その要因には、『宮崎のぎょうざを新たな観光資源に!』をコンセプトに2020年に結成された、宮崎市ぎょうざ協議会の存在が挙げられます。
同協議会では、毎月3日を『ぎょうざの日』として、さまざまなPR活動を実施するなど、餃子の消費拡大に取り組んでいるそうです。
同協議会の渡辺愛香会長に聞いたところ、このような回答がありました。
立ち上げ当初は、コロナ禍ということもあり大小合わせて月2回程度のイベントを開催したり、餃子本や、餃子マップを作成したりして、県内外にPR活動を続けました。
翌年には餃子のみえる化事業を県と共同開発で行い、多種多様な餃子のある『宮崎餃子』の魅力発信に努めました。
※写真はイメージ
こうした地道な活動が全国1位につながったといえます。
ちなみに、『宮崎市の餃子の特徴』を渡辺会長に聞いてみると…。
強いていえば、「農畜産大国である宮崎の太陽の恵みを浴びて育った牛、豚、鶏と、新鮮な野菜など素材にこだわって使用している」というところが特徴だと思います。
ただ、現段階では特徴がないのがいいところです。『みんな違ってみんないい』という表現をさせていただいています。