テフロン加工フライパン、どう手入れする? 『長持ちのコツ』を老舗料理道具店に聞いた
しかし、現在ではほかのフッ素樹脂も出ており、フライパンに使われています。
※写真はイメージ
フッ素樹脂は、耐熱性、非粘着性、耐薬品性、絶縁性、耐候性といった優れた特徴を持つ安定した物質で、これがフライパンで使うのにぴったりでした。
『テフロン』の名称があまりにも有名になったため、一般的に『テフロン』というと、フッ素樹脂加工されたといった意味でも通用するようになっています。
鉄や合金の上にフッ素樹脂をコーティングしたものがフッ素樹脂加工のフライパンで、その中でも『テフロン』を用いたものが、テフロン加工のフライパンというわけです。
フッ素樹脂加工されたフライパンのメリットをまとめると、以下のようになります。
【フッ素樹脂加工のフライパンのメリット】
・食材がくっ付きにくい。
・食材が焦げにくい。・油の量が少なくても調理できる。
・汚れが落ちやすい。
フッ素樹脂の特性が生かされて、食材がフライパンの表面にくっ付きにくくなります。
また、食材が焦げにくくもなるので、使用した後のお手入れも楽に。また、油が少量でも調理できるというのもメリットです。
一方、デメリットは以下のような点が挙げられます。