安楽死させられる高齢犬を引き取った女性 その1年後…?「号泣した」

アメリカのノースカロライナ州で動物保護活動をしているクリッシー(chrissyfnf)さんが、用事で地元の動物保護シェルターに立ち寄った時のことです。
彼女はロビーで、飼い主に引きずられるようにして入ってきた犬を見かけました。
その犬は見るからに高齢でうまく歩くことができず、混乱した様子で飼い主の脚にしがみついていたそうです。
犬の顔には腫瘍があり、皮膚は腐ってひどい悪臭を放っていたのだとか。
クリッシーさんは飼い主とシェルターのスタッフから、18歳のその犬が安楽死のために連れて来られたことを聞きます。
かわいそうに思った彼女は飼い主に「この犬を病院に連れて行かせてください」と懇願しましたが、飼い主は笑って「ダメだ」といったそう。
しかし彼女は諦めず、シェルターのスタッフに合図をして、犬をその場から連れて帰ったのです。
ほんの数日間でも楽にさせてあげたい
犬はまともに歩けないため、クリッシーさんは自分のヒールを脱いで、犬を抱えて運びました。
犬がそこらじゅうに吐いた血液や体液で車内は汚れ、悪臭が広がり、彼女は「この犬をどうしたら助けられるのか分からなかった」といいます。