2024年3月15日 17:14
桜餅ってそうだったの? 種類の違いに「知らずに生きてきた」
『桜餅』は、小麦粉やもち米から作られた生地で小豆餡を包み、さらに塩漬けにした桜の葉を巻いて作られた和菓子です。春に食べられる和菓子として思い浮かべる人が多いでしょう。
そんな桜餅には2つの種類があることを知っていますか。関東風と関西風に分けられていて、地域ごとに親しまれています。
本記事では『京都製菓製パン技術専門学校』の公式サイトで紹介されている、2種類の桜餅について詳しく見ていきましょう。
桜餅の種類
桜餅の種類は大きく分けて以下の2つで、材料も見た目も異なります。
関東風桜餅(長命寺桜餅)
関西風桜餅(道明寺桜餅)
関東風桜餅(長命寺桜餅)
※写真はイメージ
『長命寺桜餅』とも呼ばれている関東風の桜餅は、東日本を中心に食べられています。小麦粉・白玉粉・砂糖で作った生地を薄く焼き、その生地でこしあんを2つ折りに包んでいるのが特徴です。
お墓参りで長明寺を訪れる人への『おもてなし』として出されていたものが、桜の木が植えられたことによって、お花見の名物として知られるようになったといわれています。
関西風桜餅(道明寺桜餅)
※写真はイメージ
『道明寺桜餅』ともいわれている関西風の桜餅は、もち米を使った道明寺粉に小豆餡がすっぽりと包まれて、丸い形をしてい流のが特徴です。