カレーのとろみ不足には『すりおろしたアレ』が効く ハウス食品の発想に「意外でした」
とろみの具合を見ながら、量を調整しましょう。
とろみがなくなる理由
カレーのとろみ不足の原因は、普段何気なくやっている「調理の動作」にあります。
1.味見に使ったおたまを鍋に戻している
味見をしたおたまやスプーンを直接鍋に戻すと、唾液によってとろみが付きにくくなります。
これは、唾液に含まれる『アミラーゼ』が原因です。『アミラーゼ』はとろみのもととなる『でんぷん』を分解してしまうので、味見をする時は小皿を使うようにしましょう。
2.ふたをしたまま煮込んでいる
鍋にふたをしてカレーを煮込むと、水分の蒸発量が少なくなりとろみが出にくくなります。
基本的に、カレーを作る時にふたをする必要はありません。しかし、ふたをすることで熱を逃さず短時間で仕上がるメリットもあるので、ふたをして煮込む場合は水の量を少なめにしましょう。
すり下ろしたジャガイモを使用しましたが、小麦粉や片栗粉でもカレーのとろみを取り戻せます。少し時間はかかりますが、それだけに美味しさも格別です。
作りたての味わいを翌日も楽しめる、満足感のあるカレーをぜひ試してみてください。
[文・構成/grape編集部]
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