とはいえ、焦げてしまったパンをすべて捨ててしまうのはもったいないですよね。
農林水産省は「焦げた部分を取り除いて食べるといいでしょう」とアドバイスしているので、焦げていない部分が残っていたら、焦げた部分を切り取ったり、削ったりして食べるといいですね。
※写真はイメージ
ちなみに、アクリルアミドを発生させないためには、そもそも焦がさないようにすることが大事です。
どのような調理をした時にアクリルアミドができるのか、農林水産省はこのように回答しています。
(答)
アクリルアミドは、特に、穀類、いも、野菜などの農産物を「揚げる」、「焼く」、「炒める」などにより120℃以上で加熱したときに生成します。特に、加熱調理により食材に含まれている水分が少なくなってから多く生成します。
「煮る」、「蒸す」、「ゆでる」など水を利用した調理では、食材の温度が120℃以上にならず、アクリルアミドはほとんど生成しないことが分かっています。農林水産省ーより引用
パンを焼く際、温度調節が可能であればトースターなどの加熱温度を低くするのもいいでしょう。
また、メーカー推奨の温度設定にして、加熱時間を守るのも大事なポイントです。