「殻を剥きやすい卵は…」 プロに聞いたら「盲点だった!」
「これまでの実験結果では、卵白から炭酸ガスが抜けて卵白のPHが9以上になると、殻が剥けやすくなることが分かっています」と信岡さんは話していました。
プロが教える卵の剥き方
賞味期限が6/28と7/5の卵を2つ使い、プロから聞いたアドバイスをもとにゆで卵を作ってみました。
※撮影日は6/21
以下は、信岡さん自身が「もっとも剥きやすい」と感じる方法だそうです。
まず卵の丸みがあるほう、『鈍端』に小さな穴を開けます。100均で売られている穴開け器がおすすめです。この作業で卵の中の炭酸ガスを外に逃がします。
鍋に卵全体が浸かるくらいの水を入れ、中火で水からゆでましょう。沸騰したら弱火にし、箸で時々卵を回しながら11分間ゆでます。固めに仕上げたければ15分、半熟なら8分ゆでてください。
規定の時間ゆでたら卵を氷水の中へ入れ、流水に当てながら冷やします。
卵が冷えたら殻を軽くコンコンと叩いて、殻の中程に1周ぶんヒビを入れてください。このヒビの入れ方であれば、ポロポロと殻がこぼれず掃除が楽です。
ヒビが入ったら、卵に流水をかけながらヒビを優しくこすります。殻と白身の間に水が入り、卵に付いている薄い皮『卵殻膜(らんかくまく)