水道水は常温でどのくらい持つ? 警視庁の情報がSNSで話題
災害時でライフラインが止まった時の必需品となる、水。人間に必要な水の量は、飲み水と生活用水を合わせて、1人1日約3ℓといわれています。
東京都水道局のウェブサイトによると、この量を目安に、3日ぶんの程度の水をくみ置きをしておくといいそうです。
水道水をくみ置きする場合は、保存した日付をメモし、保存期間を過ぎたら、トイレなどの生活用水に使うことをおすすめしていました。
ネット上では、警視庁の情報を見返した人たちから「水道水は意外といけるんだな」「スーパーマーケットで、すごい勢いで水が売れていたけど、いったん落ち着こう」「水を買う前に、取りあえず水道水を保存しておこう」などの声が寄せられていました。
ちなみに、浄水器の水や沸かした水の場合、塩素の効果が薄れるため、保存期間はもっと短くなります。
また、くみ置きした水は雑菌などが混入しないよう、飲む時には直接口を付けず、コップなどにそそぐことも重要です。いざという時に慌てないよう、日頃からポリタンクなどの容器に水道水を保存したり、お風呂に水をはっておいたりなどの備えをしておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]
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