海に行く前に知っておきたい 海上保安庁が教える、正しい知識
海に行く機会が増える、夏。
海での遊泳は楽しいですが、一方で、毎年多くの水難事故が発生していることを忘れてはいけません。
海上保安庁は、ウェブサイト『ウォーターセーフティガイド』で、水難事故を防止するために必要な知識を公開。「非日常を楽しむ、そこに潜む危険を知ってほしい」と呼びかけています。
海上保安庁が『海に潜む危険』を警告
海上保安庁は、事前に知っておくべき『海の知識』として、地形、波や潮の流れの変化をあげています。
海では、急に深くなる場所や、潮の満ち引きによって流れが速くなる場所があります。足が着かなかったり、帰れなくなったりしてあわてることのないように、自分の泳いでいる場所の地形を知っておきましょう。また、波や潮の流れは常に変化しています。
海の状況をよく観察しておきましょう。
ウォーターセーフティガイドーより引用
天候や時間によって、変化し続ける、波と潮の流れ。
また、海水浴場の天候が穏やかだったり、天気予報で危険であると伝えられていなかったりしても、遠地が荒天であった場合、海は荒れる可能性があるのです。
海上保安庁が公開した『海の知識』の中から、危険とされる波と潮の流れを2つ紹介します。