くらし情報『冷凍おかずを保冷剤の代わりに使うと… 食品安全委員会の解説に「もうやらない!」』

冷凍おかずを保冷剤の代わりに使うと… 食品安全委員会の解説に「もうやらない!」

なぜなら、日本の家庭用冷蔵庫の冷凍室の温度は、JIS規格により-18℃以下と決められています。

従って、市販の冷凍食品などすでに凍っているものを保存するのには適しているのですが、食品を凍結する場合には、この温度では緩慢凍結になってしまうからです。

食品安全委員会ーより引用

『緩慢凍結』と『急速凍結』

『緩慢凍結』とは、食品の中心部が-5~-1℃に留まり、30分以上かけてゆっくり凍らせること。食品中の水分が凍る時に氷の結晶が大きくなるため、食品の細胞を壊してしまいます。解凍時に元の状態の戻らず、水っぽくなってしまうのです。

この水分も、痛みの原因となります。

対して市販の冷凍食品は-30℃以下で『急速凍結』されているため、食品の細胞を壊すことなく、食品の品質を保っています。

家庭の冷蔵庫の冷凍室でできるのは緩慢凍結なので、市販の冷凍食品で品質を保つために用いられている『急速凍結』はできません。
市販の冷凍食品とは異なる環境下で作られた自家製のおかずは、市販品と同じような使い方をしないのが無難かつ安全です。

自宅で冷凍したおかずを入れたい時は

では、冷凍したおかずはお弁当に入れないほうがいいのでしょうか。

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