お弁当の食中毒対策 意外と知らない3大原則に「徹底します」「見落としてた」
ていねいさを心掛けるとともに、状況に応じて使い捨てアイテムも活用してみてください。
食材もきちんと洗うのが基本ではあるものの、肉だけは洗わないようにしましょう。流水で洗い流すことで、食中毒菌を周囲に広げてしまう恐れがあります。
調理中は菌を『やっつける』
またお弁当調理中は、菌をしっかりと『やっつける』ことが大切です。
・肉や魚、卵は中心部までしっかりと火を通す
・カマボコやハムなど、生のまま食べられる食材もなるべく加熱する
・作り置きしておいた食品を使う場合も、再加熱して詰める
ノロウイルスは85~90℃で90秒以上、腸管出血性大腸菌やカンピロバクター、サルモネラ属菌は、75℃以上で60秒以上加熱するとやっつけられます。
お弁当を詰める時は菌を『増やさない』
最後に、お弁当を詰める時には菌を『増やさない』ことが大切です。おかずの汁気はしっかりと切り、完全に冷ましてからお弁当箱に入れるようにしましょう。サラダや水気が多いものは、別の器を使うのもおすすめです。
お弁当の保管から食べる時の注意ポイントとは
食中毒を防ぐためには、お弁当の保管状況や食べる時の心構えも重要なポイントになります。