くらし情報『大相撲春場所は前代未聞の無観客 静寂の中での名勝負』

大相撲春場所は前代未聞の無観客 静寂の中での名勝負

の碧山と 168センチ99キロの小兵の炎鵬が 土俵に上がっただけでその対比に大歓声が響く所ですが、無人の館内は物の音1つ聴こえず、静寂の中でこの勝負は いとも簡単に終わりました。

大入り満員の中でこの取組が行われれば、名勝負になったかも…と思ったことでした。お客様の歓声、応援の声が名勝負を生む、と言われていますから…。

無観客大相撲春場所、幸い力士にコロナウイルスの感染もなく、各力士は集中力を切らさず立派に15日間の土俵を務めたと思っております。侘しさも感じる場所ではありましたが、千秋楽は白鵬、鶴竜の横綱対決で土俵を盛り上げ、白鵬が44回目の優勝を飾りました。

大相撲春場所は前代未聞の無観客 静寂の中での名勝負
そして人気の関脇朝乃山が 大関を射止めた大阪場所でもありました。懸賞金は4割減、視聴率の下がった無観客場所ではありましたが、相撲ファンにとっては 開催できてよかったと思っております。何といっても大相撲は、日本の『国技』なのですから…。


<2020年4月>

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フリーアナウンサー押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。

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