暑中見舞いはいつからいつまでに出せばいい? 送る時期や書き方は
みなさんは毎年、『暑中見舞い』を送っていますか。
日頃なかなか会えない人や普段お世話になっている人に送る、暑中見舞い。
いざ送ろうと思っても、いつ送ればいいのか、どうやって書けばいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、暑中見舞いを送る時期や書き方などについてご紹介します。
暑中見舞いとは?由来や送る目的
まず、暑中見舞いとは一体どういうものなのでしょうか。
暑中見舞いは、1年で一番暑い猛暑期に、日頃なかなか会えない人や普段お世話になっている人などに、相手の健康を気遣うとともに自分の近況を報告する季節の挨拶状です。
※写真はイメージ
この習慣は江戸時代に生まれたといい、日本郵便株式会社の公式ウェブサイトでは、暑中見舞いの由来をこのように紹介しています。
その由来は、お盆に里帰りする際、直接、品を持参して祖先の霊に捧げていたことによります。
江戸時代になると、お世話になっている人全般への贈答の習慣になっていきました。
遠方で訪問できないお宅には、飛脚便を使って贈り物や書状を届けていました。
それが、明治6年の郵便制度の発達とともに、この贈答の習慣が簡素化されあいさつ状を送る習慣になっていき、大正時代に現在の「暑中見舞い」