「ごめん笑った」「切なすぎる!」動物たちの『絶滅理由』をまとめた図鑑が面白い
天然のアスファルトから化石がよく見つかるのは、警戒心があまりなく、沼にはまった獲物に夢中で飛びかかり、一緒に沈んでしまったからなのだとか。
右の歯だけ伸ばしすぎて絶滅『オドノケトプス』
今泉忠明 監修/丸山貴史 著『も~っと わけあって絶滅しました。』ダイヤモンド社 刊
右側の前歯が体の後ろに長く伸びていたハクジラの仲間とされる『オドノケトプス』。この牙はオスだけにあるもので、メスにモテるためのものといわれています。
左右のバランスが悪く泳ぎにくいように見えるものの、海底の二枚貝の身をすくい出して食べていたため、早く泳ぐ必要がなかったようです。
ところが、大型動物に襲われると、泳ぎの遅さがあだとなって絶滅してしまった可能性があるとか。
今泉忠明 監修/丸山貴史 著『も~っと わけあって絶滅しました。』ダイヤモンド社 刊
子供の自由研究にもぴったりなこちらの1冊。いつも眺めていたかわいい動物に対しても、「シビアな環境を生き抜いてきてすごい!」と尊敬の目に変わるかもしれませんよ。
夏休みに家族と行く動物園のお供として、いかがでしょうか。
ダイヤモンド社『も~っと わけあって絶滅しました。』
[文・構成/grape編集部]
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