200人以上の感染者が出た永寿総合病院 看護師の手記に涙が止まらない
家族に反対されて退職を希望するスタッフも出てきましたので、様々な事情を抱えながら、永寿が好きで働き続けてくれるこの人たちを何とかして守らなければ、今の業務を続けていくことはできないと強く感じました。
4月4日、「頑張れ、永寿病院 地元有志一同」の横断幕が目に入り、「まだ私たちはここにいてもいいんだ」と思えました。涙を拭きながら非常口を開けたのを覚えています。支えて下さった地元の皆様には、本当に感謝しかありません。
私たちは、今回のウィルス感染症で多くのことを学びました。人の本質は、困難な状況に直面するとより露わになることを実感しました。 困難な状況であるからこそ、思いやりのある行動や、人を優しく包むような言葉を宝物のように感じました。 育児休業中のスタッフが、「メディアで医療従事者が感謝されていますが、私はまだ何もできていない」と話してくれたときは、「その気持ちこそが宝物ですよ」と答えました。
7/1日本記者クラブでの院長会見についてーより引用
横断幕を見て涙を流し、励みになったという看護師。
会見の後、永寿総合病院はTwitterで近隣住民や患者、患者の家族からの励ましの様子を公開しました。