(健康でいてね)を、大声で25秒間言わせた所、発声の『th』の時に、一番多くの『しぶき』が飛んだ事が判ったそうです。日本語ですと『サシスセソ』の『ス』の音でしょうか…。
1分間の大声の会話では、少なくとも1000個のウイルスを含む微粒子が8分間以上、空気中を浮遊していると推定され、「密閉空間では、通常の会話が感染の原因になる」と発表されました。
新型コロナウイルス感染のリスクは、何と『会話』にもあるのです。日頃の会話にもマスクと換気を心がけ、談笑の折には『フ』とか『ス』の吐く息の発音を時には気をつけるようにしたいものです。
(カラオケでは特にですね)
<2020年7月>
フリーアナウンサー押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2020年現在、アナウンサー生活62年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。
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