くらし情報『失ってはならない日本の精神 日頃の何気ない言葉や行動の中に精神、心が現れる』

2021年7月4日 10:25

失ってはならない日本の精神 日頃の何気ない言葉や行動の中に精神、心が現れる

失ってはならない日本の精神 日頃の何気ない言葉や行動の中に精神、心が現れる

日本らしさ、日本人らしさとは?日本のいいところは?こんな質問を時々受けます。食べ物がおいしいとか、インフラが整っている、電車の時間が正確、女性が夜にひとり歩きしても比較的安全、落とし物は返ってくる……とよく言われます。

でもそれだけでは表現しきれない何か……それは、『精神』『心』なのだと思います。目に見えない何ものかに対する敬意、それが私たちの中に無意識のうちにあるのだと思います。

友人がゴルフ場の化粧室で石川遼選手と一緒になったときのこと。石川選手は手を洗った後、洗面台をペーパータオルで丁寧に拭いて出たそうです。これは、なかなかできることではないですね。

次に使う人への心遣いが、自然にこのような行動になるのです。
教えられなくても、強制されなくても、自然に行う、そこに美しさがあります。

失ってはならない日本の精神 日頃の何気ない言葉や行動の中に精神、心が現れる
目に見えないものを大切にする。日本語にある敬語、謙譲語、丁寧語は、相手に対する敬意の表れです。

相手を大切に思うからこそ、自然に出る言葉です。過剰な敬語や謙譲語は聞き苦しいですが、日常の会話の中に自然と溶け込んでいると素敵です。言葉だけでなく、その心が身についている、ということですから。

例えば、「誰々さんが来た」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.