2021年7月18日 12:41
心、感受性をオープンに、楽しい!素敵!と素直に感動することの大切さ
吉元由美の『ひと・もの・こと』
作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。
たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。
永遠の17歳を心に
「私は14歳の自分を飼っている」
2年前、松任谷由実さんがインタビューで語っていた言葉です。この感じ、とてもよくわかる。私の中には、永遠の17歳と永遠の28歳がいます。
こう話すと多くの人が眉をひそめるのですが、決して若者ぶっているわけではありません。17歳のときに価値観を変えるような光景に出会ったこと、その頃の感受性を今も大切にしていること。
28歳の私はとても冴えていて、生き生きとしていた。そのエネルギーを今持つことは難しいですが、28歳の自分は私を励まします。
松任谷由実さんの「14歳を飼っている」というのも、何かインパクトのある忘れられない年だったのではないかと推測します。
私は大学の授業でも、また講座の中でも、心、感受性をオープンにして、素直に感動することの大切さと伝えています。