2016年7月8日 12:00
「一番のゆとり世代って1995年生まれらしいな」の真相を調べた結果ww
といわれる要因となっているようだ。
■「ゆとり浪人生」悲痛の叫び
この世代が大学受験を迎えた年は、「今年の高校3年生は最後のゆとり世代。一つ下は脱ゆとりだから、浪人ができない」と話題になっていたが、実情はどうなのだったのだろうか。
大手予備校の自習室で勉強に励んでいたという、1995年生まれの「ゆとり浪人」経験者に話を聞いてみた。
【プロフィール】
・中高一貫の私立高校出身。文系。女性(21)
・現役生時、最初は国立志望だったが数学の前に心が折られ、私立志望へ。
・しかし第一志望に3点、第二志望に2点、第三志望に7点届かず、浪人を決意。
・「せっかく浪人するなら」と、結局最初に志望していた国立大学をめざして日々勉強中。
――浪人生活はどうでしたか。
「本気でつらかったです。結局現役の時に逃げたツケが回ってきた感じ」
――ゆとり教育の影響を受けている、と感じていましたか。
「ありましたね。言い訳ですが、私たちの下から教科書とか変わったじゃないですか。だから、現役生の伸びが例年より早くて、レベルが違う感じ。高3の8月はC(判定)だったのに、浪人生の8月はD(判定)と下がっていました。