センスのいい家族が暮らす家【vol.5 古きよき住まい・美作天地さん、翔子さん邸】 | HugMug
息子くんのお気に入りチェア。
翔子さんの母の実家である山口県の萩に行った際、材木屋さんで開かれていたフリーマーケットで見つけたぬいぐるみ。「息子が掴んでずっと離さなかった犬。子どものもの選びはおもしろいですよね」(天地さん)
DINING
古材に包まれて、
古民家の豊かさを体感
家の顔とも言える、天井高5.2mのダイニングスペース。「外構は30年前に修繕しているので特別古くはない印象なのに、中に入るとこの景色がどーんと飛び込んでくる。このギャップがおもしろいなと気に入っています」。新しく入れた床や柱などはワトコオイルのチェリー色で塗装。飴色に経年変化した古い木材ともすんなり馴染む。「屋根は味わい深い野地板を生かすために、あえて断熱材は入れませんでした。わが家は窓も多いので冬は寒いですが、夏は意外と涼しく過ごせます」
〈天童木工〉のダイニングセットは、〈D&DEPARTMENT〉で購入。「テーブルは長大作さんによるデザインで、なかなか手に入らないヴィンテージ品。
曲げ加工が施された足が美しいですよね」
天井を高くしたことで生まれたロフト。今は大容量の収納スペースとして活用。