インテリアスタイリスト・大谷優依さんが伝授! リビングにつくる、キッズスペース
#02
インテリアに馴染む おこもりスペース
目の届くところで遊んで欲しいけれど、オモチャや絵本のにぎやかさは抑えたい。そんなときには、布の力を借りて。インテリアの目隠しになるうえに、空間をゆるやかに仕切ることで子どもは秘密基地のような世界にワクワク! 天井から吊るせるキャノピー(天蓋)なら、テントのように使えて手軽におこもりエリアづくりが叶います。ここでは『Numero74』のグレーのキャノピーを主役に。シックな色合いとコットンの素朴な風合いで、子どもと過ごすインテリアも上質な雰囲気になります。
STYLING POINT
ゆるやかに区切るキャノピー
棚やつい立てに薄い布をかけたり、ティピーテントを置いたり……キッズエリアを仕切る方法はいろいろありますが、ここではキャノピーをセレクト。部屋に対して布の主張する面積が広いので、ラグやクッションと色をコーディネートしたり、シックなカラーを選ぶと悪目立ちせずしっくりとまとまります。
リビングの家具と
色や素材をリンク
小ぶりなキッズ家具は、それ自体の可愛さでつい選びたくなりますが、既存の家具との色や素材のバランスを見て。木製なら、樹種や塗装の色を揃えると、買い足すたびに部屋がちぐはぐになるのを防げます。