2018年8月10日 11:00
浮気、遺産がきっかけに…経験者語る「へそくり」の貯め方
タンスの奥のほうにしまわれていたり、書棚のハードカバーの本に挟まれていたりする、主婦の“へそくり”。今やそのヒミツのお金は従来のイメージの枠を超え、女性たちが“老後にもしものことがあっても困らないため”に築く一大資産に!
そんな、貯めることにいそしむようになった女性の“へそくり奮闘記”を紹介。題して、「実録・私が“こっそり&ガッツリ”貯めたワケ」。
【夫の浮気を機に、“備え”を開始】A子さん・62歳・へそくり額=1,000万円
「うちは子どもがいないので、夫(68)とはペットを通しての会話くらいしかなくて。この先、ペットがいなくなってしまったらどうしよう……」と、ため息をつくA子さん。
夫と結婚して35年がたつが、趣味が合わずすれ違う日々。A子さんは60歳まで働いていたので、給料や退職金を自分名義の口座に入れ、コツコツ貯めたへそくりはじつに1,000万円!それとはべつに夫婦共有のお金が3,000〜5,000万円はある。自宅の所有権はA子さんのものだ。
「夫は金銭感覚がズレていて、とんでもないものを突然買ってくる。この間も数十万円もする車のホイールが通販で届いたばかり」と、怒り心頭。