2018年8月23日 11:00
異常気象で野菜値上げ…「買うならドンキかイオン」と専門家
猛暑の影響でやはり、出荷時期などの誤差が生じてしまいます」
値上げするのは野菜だけではない。外食産業もこの天候不順の影響を受けている。
「沖縄では鶏卵が8月時点ですでに12%ほども値上がりしていますので、一部商品を値上げするレストランなどが今後現れてもおかしくはありませんね」
相次ぐ値上げラッシュに、私たちが打つ手はあるのだろうか。加谷さんは、「食材を買う場所がポイント」だと語る。
「ズバリ、『イオン』や『ドン・キホーテ』などのスーパーや量販店に並ぶ生鮮食品が狙い目です。これらの店舗は、全国的に消費者の購買力が落ちているため、あえて値上げをせず、店の入口に陳列する食品などを安くしています。これで客を呼び込み、ほかの商品も買ってもらうという戦略なんです。最近では、ドラッグストアなどでも同様の売り方がされていることが多いです」
量販店で買い物をするときは、ついつい店内を歩き回って、買うつもりのなかったものまで買ってしまわないよう注意したい。
「彼らに対抗して、大手コンビニも日用品の値下げ販売を実施しています。また、日用品などは、ニーズの移り変わりがとても早いため、半年たてば安くなっている商品もあると思います。