くらし情報『「みやげ」の由来ってなに?「おみやげの歴史」トリビア5』

2018年8月25日 16:00

「みやげ」の由来ってなに?「おみやげの歴史」トリビア5

、お茶など、重くない、かさばらない、日持ちするものが基本。

■庶民も旅を楽しむようになった江戸時代、人気みやげは薬だった!?

江戸時代、旅の道中の宿場町や神社仏閣の周辺で作られる名薬が、故郷の人々に喜ばれたという。特に現存する有名な薬は、伊勢の萬金丹、小田原の外郎薬、奈良の陀羅尼助丸や三光丸など。

■各地域の名物がおみやげ化したのは、明治時代の鉄道網の発達がきっかけ!?

現地でしか食べられなかった「名物」が、鉄道により家まで持ち帰れるように。有名な景勝地が国宝や国立公園に指定され、観光地がブランド化、絵はがきや観光チラシなども作られた。

■高度経済成長期には、新たなみやげが多く生まれた!?

修学旅行や社員旅行、さらに家族旅行などの少数で行く旅行を楽しむ人が急増。旅の思い出として郷土玩具や観光ペナントなどが人気に。現在人気のご当地名菓も次々と販売スタート。


現在ではすっかり見かけなくなった昭和みやげも、実は意外な形で生き残っている。「最近の人気みやげは、マグネットとクリアファイル。実は今、ペナント型や通行手形型のマグネットがたくさん売られているんです。昭和みやげはコンセプトやデザインが新しい人気みやげに引き継がれているんですよ。

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