2018年8月29日 16:00
予備校講師が開発、家族に言うこと聞かせる「IKPOLET」説得法
□Outline(大枠を見せる)
□Link(つなげる)
□Evidence(証拠を示す)
□Transfer(転移)
「いわば“理解の階段”。こちらが階段を作ってあげれば、相手は上ってくることができる。つまり、どんな話でもわかってもらうことができるのです」
今月4年、このノウハウを紹介した書籍『東大院生が開発!頭のいい説明は型で決まる』(PHP研究所)を出版すると、瞬く間に広い層から支持を集め、ベストセラーとなった。
一見、難しそうに見えるが、このステップの一部を利用すれば、冒頭に紹介したような日常生活の悩みも解決に導けるという。犬塚さんの読者から寄せられた悩みを例に、実践方法を学んでみよう!
【 ケース(1)】
「年をとるほど頑固になる父に困っています。『遠方に住んでいる弟に会いに行きたい』と自分で言っておきながら『じゃあいつにする?』と聞くと、途端に『あいつは忙しいから今はやめたほうがいい』など会わない理由を並べて、結局何もせず。高齢なので、まだ元気なうちに旅行がてら叔父のところに遊びに行ってほしいんです」(40歳・女性・会社員)
動かない人には、今すぐ動かなければいけない理由を提示しよう。