くらし情報『予備校講師が開発、家族に言うこと聞かせる「IKPOLET」説得法』

2018年8月29日 16:00

予備校講師が開発、家族に言うこと聞かせる「IKPOLET」説得法

「あらかじめ叔父さまと打ち合わせしておき『叔父さんが、お父さんと会って話したがっている』とほのめかし、まずは興味を引きます(ステップI)。次になぜ実際に会う必要があるのか、目的を示します(ステップP)。『電話で済ませたくない大切な話がある』と打ち明けてみましょう」

たとえば、田舎の実家やお墓の管理など、自分にも関わりのある話だとそれとなくにおわせてみる。

「仕上げに、『どうしてもお父さんに相談しないと決められないんだって』と、つながりを強調(ステップL)。自分と関係があることには、人は自然と関心を示すもの。本人との因果関係を伝えながら、詳しい内容は言わないのがポイントです。こうなると、お父さまは話が気になり、叔父さまと会う段取りをつけるはず。実際に会ってしまえば、兄弟の仲ですから小さな話でも構わないでしょう」

IKPOLET法を日常生活に応用する場合は、最初にどう興味を引くかが肝心だ。
夫に家事を手伝ってもらいたい場合も、それとなくご褒美で気を引いて、家事を手伝うことがトクだと思わせるのがポイント。

「人間は感情で動く生き物。正論をぶつける前に、相手の感情に訴えて話を聞いてもらう準備を整えましょう」

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