2018年10月3日 16:20
アカデミー女優のエマ・ストーン、7歳から不安障害と闘っていた
そのたびに母親を呼び出しては、連れ帰ってもらっていたという。
その後、セラピーへ通うようになったが、セラピストは不安障害とパニック発作という診断をあえて彼女本人には伝えなかった。将来の夢の妨げとなる可能性が高かったからだ。
「障害を黙っていてくれてとても感謝しているわ。私はその頃から俳優になりかったけど、パニック発作を抱えていると話すような俳優は多くなかったでしょ」
やがて演技の仕事を始めると、心は徐々に落ち着きを取り戻していった。「きっと演技や即興演技がセラピーの役割を担ってくれていたと思う」と彼女は振り返る。
そして、不安は時に「すごい力」になり得る、と語った。
「不安や抑うつを抱えている人はとても繊細で、とても賢いと思う。
だって、この世界はすごくハードで恐怖に満ちていて、いろんなことが起こっているでしょ?そこに本当に自分を順応させようとしたら、きっと本来だったら心がメチャクチャになってると思う。でも自分を抑えて、ポジティブで生産的な活動ができてる。これってものすごい力だと思わない?」
コプルウィクス医師によると、米国では子どもの5人に1人が何らかの精神疾患を抱えており、中でも不安障害は最も多い症例だという。
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