くらし情報『荻原博子さんが指摘「住宅ローン減税は消費増税不況に効果なし」』

2018年10月12日 11:00

荻原博子さんが指摘「住宅ローン減税は消費増税不況に効果なし」

と呼ばれる新税が追加されることになりました。燃費などの環境性能によって、0~3%が課税されます。電気自動車などを買えば税率0ですみますが、そうでない車を買うと、税負担が増えます。

今後、エコカー減税の拡充なども議論されるようですが、行方を見守りましょう。

【住宅ローン減税・すまい給付金の拡充】

住宅ローン減税は、住宅ローン残高の1%が10年間、所得税などから控除されるものです。現在は一般住宅の場合、10年間で最大400万円の控除が受けられます。

また、すまい給付金とは、一定以下の収入の方が、住宅を取得する際に支給される補助金です。今は最大30万円ですが、消費税が10%になると最大50万円に引き上げられることが決まっています。


これら2つの制度は、’21年12月まで行われますが、これを延期、拡充しようという動きがあります。

これまでも、政府は不況のたびに住宅関連の減税を行い、庶民に住宅を買わせて消費を促し、景気を好転させる手段としてきました。

しかし、これからは空き家が増え、家が余る時代です。しかも東京五輪が終われば、日本の住宅価値も下がると予測されています。私は、たとえ住宅ローン減税が拡充されても、今は買い時ではないと思っています。

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