2018年11月6日 17:00
ゲイの息子に悩む母へ「母子の対話を!」(JINSEIのスパイス!第5回)
【今週の悩めるマダム】
東京で一人暮らしをしている27歳の息子がゲイかもしれません。新宿二丁目のゲイバーで働いているようです。以前男友達を紹介されたので、その子が彼氏なのだと思います。私は彼の生き方を応援したいのですが、LGBTには詳しくなく、母親としてどのように対応してあげればいいかわかりません。(大阪府在住・50代女性)
お母さんのご心配はよくわかりますが、その前にちょっと苦言を呈したいことがございます。
まず、「息子がゲイかもしれません」「LGBTに詳しくなく」と続き最後に「どう対応していいのかわかりません」で締めくくられています。この文脈から思うのは、息子さんではなくお母さんご自身の問題です。お母さんがお腹を痛めて産んだ我が子なのですから、もう少し対話があってもいいんじゃないですか?聞きにくいというのはよ〜くわかっています。
でも、「かもしれない」ばかりじゃ、お答えしようがない。
もし彼がそのことを“いつ打ちあけようか”とずっと悩んでいるのであれば、なおさら大切なことです。「あなた、二丁目のゲイバーで働いてるの?」「え?ああ、働いてるよ」「え〜、あなたもしかしてLGBTなの?」