くらし情報『心愛ちゃんを死に追い込んだ「父・勇一郎容疑者の仮面の裏」』

2019年2月15日 06:00

心愛ちゃんを死に追い込んだ「父・勇一郎容疑者の仮面の裏」

心愛ちゃんが亡くなったマンションの住民はその印象を次のように語る。

「父親は、廊下などですれ違うとき、柔和そうな笑顔を見せて挨拶してきて、虐待をするような人間には見えませんでした。昨年12月には『このマンションの冬は寒いですよね』と笑いながら挨拶してきたんです。そんな彼が、冷たい風呂場で心愛ちゃんに水をかけていたかと思うと……」

一方、なぎさ容疑者は夫の虐待に加担。体のアザから虐待が発覚することを恐れた夫の命令で、事件の1カ月前から、監視するなどして、心愛ちゃんを家の外に出さなくなった。虐待心理研究所の岡田ユキさんがこう分析する。

「日常的な夫からの暴力によって、妻が支配されることは珍しいケースではありません。力や恐怖で押さえつける夫婦関係であれば、夫に従うことが当たり前になり、疑問を感じなくなります。
しかも、最初に妻が暴力を受けて、ほこ先が子どもに向けられた場合、少なくとも子どもが殴られているときは“自分は安心”と考えてしまうこともあるのです」
栗原夫妻について、前出のマンションの住人が語る。

「父親は身長180センチほどですが威圧感があるというタイプではありません。母親は150センチぐらいと小柄で、いつも赤ちゃんを抱っこしていました。

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