2019年2月15日 06:00
心愛ちゃんを死に追い込んだ「父・勇一郎容疑者の仮面の裏」
1月24日、父親の栗原勇一郎容疑者(41)による虐待で命を奪われた千葉県野田市の小学4年生の心愛ちゃん(10)。発見されたとき、体には複数のアザがあり、胃にほとんど内容物がなかったという。2月4日には、夫の暴行を幇助していた疑いで、母親のなぎさ容疑者(31)も逮捕された。
虐待を繰り返してきた勇一郎容疑者とはどんな人物なのだろうか?千葉県野田市にある勇一郎容疑者の実家近くの住民はこう話す。
「30年以上前、勇一郎君が小学1年生のときに、この住宅地に引っ越してきました。両親と2学年下の妹がいる4人家族。みんなハキハキと明るい一家という印象です」
地元中学を卒業後、現在では進学校として知られる埼玉県内の私立高校の「英語クラス」に進学した。中学・高校の同級生が語る。
「勉強はあまりできませんでしたが、ひょうきんで明るくて、人気のあったヤツだと記憶していました。でも、事件後に同級生の間でメールのやりとりがあり、『気が弱い生徒を率先していじっていた』とか『妹をひどくいじめていた』という話を聞き、そんな一面もあったことを初めて知りました」
さわやかな笑顔の裏に隠されたもうひとつの顔。それは大人になっても変わらなかったようだ。