くらし情報『金の販売量4割増…荻原博子語る「純金積立」手数料の落とし穴』

2019年3月8日 16:00

金の販売量4割増…荻原博子語る「純金積立」手数料の落とし穴

この金を同じ日に売却したとします。売却価格は1グラム5,028円ですから、100グラムだと50万2,800円です。ですが、ここでも売却手数料1万6,200円が差し引かれ、手にできるのは48万6,600円です。

売買の前後を比べると、4万900円の損失が出ました。金100グラムを約50万円と考えると、損失は約8%です。金を買うなら長期保有を。

また、株には配当、証券には分配金など保有期間にも多少の利益が付きますが、金にはありません。

さらには、金の保管場所は貸金庫などが多いのですが、そうした保管にもコストがかかります。


【2】純金積立

毎月決まった金額を積み立て、少しずつ金を買っていく方法です。金は積立先で保管され、いつでも金地金や金貨などで、または売却して現金で受け取ることができます。なかには現物での受け取りができない純金積立もあります。

積立金は月1,000円からと、手ごろな金額のコツコツ積立といわれますが、実は落とし穴があります。意外と手数料が高いのです。積立手数料は、積立金額の2.5%程度。年会費は必要なものもあり、手数料もコツコツ払うことになります。

【3】金ETF

ETFとは上場投資信託のことで、金の価格と連動したものを金ETFといいます。

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