「付き合いやめるべき人」に誘われたときの嫌われない断り方
(2×2=4点)となる。だが、ムダな人付き合いを見える化したとしても、誘いをうまく断ることができなければ、お金の面でも人間関係の面でも損をする。
現代礼法研究所主宰でNPO法人「マナー教育サポート協会」理事長の岩下宣子さんは“嫌われない断り方”についてこう語る。
「何かをお断りするときの心がけとしては、まずは『お誘いありがとうございます』と言ったうえで、『大変申し訳ありませんが……』というクッションになるフレーズを使って誠意を示さなければなりません」
岩下さんが、さまざまなケース別の断り方を教えてくれた。
【1】お酒の誘いの断り方
「あいまいに断ると、職場関係者などからは何度も勧められますので、『ドクターストップで……』など、体調のせいにしてしまえば、相手もあきらめが早いです」
【2】2次会の断り方
「パーティや飲み会には2次会がつきもの。幹事さんに先に2次会の有無を聞き『今日はうかがえないんですよ』と、1対1の段階で先に言ってしまうことが大事です。『主人の実家が……』『義理の母が……』など、“面倒だけど、絶対優先しなければならない理由”を用意しておけば無理強いされることはありません」