2019年4月15日 11:00
鉄拳×本多修「絵を描いているほうがお笑いより楽しい」
手塚治虫先生や、昔のアニメーターさんがやってたことを僕もやってるだけなんです。パラデル漫画は当分の間は誰もマネできないんじゃないかな。出てくるキャラもいい味出してるよね」
本多「感動的なストーリーは描けないので、パラデル漫画を愛してもらうのは難しいって考えたんです。そこでキャラクターがいるといいんじゃないかと思って、ぱらおとぱらみを作りました。僕の家に住んでる設定でツイッターでコメントさせたりしてます」
鉄拳「ツイッターでつぶやく話を考えて何時間もたっちゃう僕と大違い(笑)」
■漫画家として――苦労と楽しみ
鉄拳「描き直しはやっぱりつらいです。ほぼ描き終わったところで服を替えてくれと言われて、100枚くらい描き直したこともあります」
本多「つらすぎますね。僕はアイデアが浮かぶまでサウナに入るとか、自分との闘いがけっこうあります。描き直しじゃないですけど、後半10秒だけ12パターン違うのを作ってって言われたときは!死にそうでした」
鉄拳「『10秒くらいの一つお願い』とか軽く言ってくるからね!」
本多「鉄拳さんのは10秒増やすだけで60枚増える!」
鉄拳「60枚で2~3日はかかる(笑)」