くらし情報『女優・財前直見「親はこうして“介護要望”を語ってくれた」』

2019年5月8日 11:00

女優・財前直見「親はこうして“介護要望”を語ってくれた」

「私自身も今は健康。女優の仕事も続けられているので、正直、まだそこまで『死』を意識していませんでした。でも、50歳で『終活ライフケアプランナー』の資格を取ったときに、実際にエンディングノートを書いてみようとして、挫折したことがあったんです。既存のエンディングノートに目を通してみると、死にまつわる項目が中心。とても書きづらさを感じました。結局、ほとんどが空欄のままで……。きっと両親も戸惑うだろう。だったら“もっと書きやすくて家族のためになるものを”と思ったのが、『ありがとうファイル』を作るキッカケになりました」

さっそく、息子に30センチ定規を借りて、ルーズリーフに線を引き、いろいろなテーマのシートを作ることからスタート。
自分にとって必要だと思う項目から書き込んで、少しずつ増やしていった。

100円ショップで買ってきたクリアファイルフォルダーに、1枚1枚そのシートを入れていって、「ありがとうファイル」の原形ができあがった。

書き込みながら、自分の人生を振り返る。そして今後の生活を考える――。オリジナルファイルを作ることは「今後の人生を充実させるための夢のある作業だ」と強く感じるようになったという。

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