くらし情報『田村正和 休業中に語った引き際の美学【平成ベストスクープ】』

2019年5月29日 16:00

田村正和 休業中に語った引き際の美学【平成ベストスクープ】

それもすべては召し上がらず、食も細くなっているようでした」(前出・テレビ局関係者)

3歳年上の和枝夫人(76)に支えられながら、俳優業を続けてきた田村。だが、芸能関係者はこう語る。

「最近は仕事を選んでいて、昨年3月のドラマ出演の際は取材陣に『辞め時を模索中』と語っていました。もちろんオファーは今でも引く手あまた。にもかかわらず“引き際”を考えているのは、二枚目俳優であり続けてきた田村さんなりのダンディズムなのでしょう」

その美学は私生活にも表れていた。

これまでプライベートをほとんど明かしてこなかった田村。実は彼がすでに墓を用意しているということも、あまり知られていない。横浜市郊外にある公園墓地。
仏塔が立つひときわ広いスペースの一角に、墓はあった。

『田村家先祖各霊菩提』と書かれた墓石には『昭和六十三年吉月吉祥日建之田村正和』という文字が。「正和」だけが朱字で記されており、生前墓であることを示していた。

「墓は特に広いスペースに置かれて、管理費なども入れるとこれまでに1,500万円はかかっていると言われています。田村家はもともと京都・嵯峨野の二尊院に累代の墓を持っています。

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