くらし情報『年金100年安心とは何だったのか?報告書で嘘露呈に怒りの声』

年金100年安心とは何だったのか?報告書で嘘露呈に怒りの声

そのためTwitterでは《くらせる公的年金を保障するのは国の責任。その信頼関係があるから、高い保険料を国民は払っている。それを年金だけではくらせないから自分で投資して資産をつくれ、と言い出す。ふざけるな!という思い》という怒りの声や、麻生氏の態度について《他人事のような国会議員の、罪悪感ゼロコメント》《「自分たちで老後に備えろ」って年金を運用している政府の人間が口にしてはいけないセリフだと思う》と批判の声が上がっている。

経済ジャーナリストの萩原博子氏(65)も6月4日、今回の報告書について「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日系)でこう語っていた。

「『年金では足りないから自分の資産は自分でどうにかしましょう』というのは国が責任放棄している。株は今やおそらく半分以上の人が損しているだろう。なぜ国が『投資しないと安全じゃない』というのか、わからない」

近年、本誌でもたびたび年金制度を批判してきた萩原氏。
17年5月には、納付期間を短縮する「10年短縮年金」に政府の思惑が隠れていると語っていた。「10年短縮年金」とは、年金の納付期間を25年以上必要だったところから10年に短縮するというもの。

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